名古屋ぬるま湯温泉~アーバンクアキャッスル&名古屋クラウンホテル
名古屋に行くのはこれで3度目だが、街歩きしたのは初めて。
新潟に比べりゃ大都会なはずなんだが、ミョ~にゆるくておっとりした感覚、こりゃ居心地よさそう。そんな街で、ホッコリぬるま湯にのんびり浸かってきた。
アーバンクアキャッスル
●単純温泉
●平日600円/土日祝700円(タオルなし/手ぶらセット300円)
●10~24時 土日は6時~ 無休
●名古屋市中区富士見町16-17 tel.052-324-0261
地下鉄名城線東別院駅の1番出口から徒歩5分程度。直進して女性会館を過ぎたら左折すると、写真のパチンコ屋が見えてくる。
そう、パチンコ屋さんの3階にある温泉施設なのだ。むろん温泉はパチ屋さんの地下から湧いてるわけだ。
エスカレータで上がって、自販機で入館券を買って、フロントでロッカーキーを渡してもらう。
男湯・女湯はフロアで分かれている。パチンコ店のフロア分なのだから、脱衣場も浴室もとてもゆったりと広い。
とにかく広い浴槽に、うっすら緑濁した湯(循環)が注がれている。部分的にジェットがあったり寝湯があったりする。日曜の午前とあって入浴客は4、5人だったので余計に広く感じた。
その大浴槽の隣に、源泉槽がある。これも7~8人は入れる大きさだ。
新鮮な源泉の温度は31℃。入るとヒヤッとするのだが、不思議に体が冷えてくる感覚はなく、ゆっくり浸かっていると汗も出てくる。
単純温泉というのは温泉成分がどれも一定の基準値より少ない湯のことを言うのであって、さまざまな成分は有している。突出した濃い成分がないので体に優しく、長時間入ったり何回も入ったりできる。試合前に消耗せず入浴できるというわけだ。
湯がやや緑濁しているのは金属成分のせいだろうか。炭酸水素が比較的多めなので肌にごく細かい泡がびっしりまとわりつく。ひっじょ~~に満足!
階段を登っていくと、屋上露天風呂がある。青空を見ながらの風呂もいい。湯は循環だが、打たせ湯の近くの底面から注湯されていて、そこは鮮度が良さげ。
大規模入浴施設の悲しい宿命で、浴室に入ると塩素が匂うのは仕方ないが、源泉槽はセーフ、のようだ(激混みになると分からないけど)
再訪する価値のある温泉だと思う。
温泉名:富士見温泉 http://www.p-castle.co.jp/urban_quar/ur_index.html
入湯日:2005.11.27
名古屋クラウンホテル
●単純温泉
●1700円(タオルセット・1000円分食事券付き)
●11~17時 無休
●名古屋市中区栄1-8-33 tel.052-211-6633
地下鉄東山線伏見駅の7番出口から直進、ヒルトンホテルで左折。徒歩で5分程度だ。劇団四季の劇場の真正面。
名古屋駅からも近いビジネス街の中の温泉。料金はややお高めだがタオルセットがついてきて、湯上がりに食事券を使ったらかなりもとがとれてしまう。
地下の「壱の湯」と別館の「弐の湯」があって、女湯は弐の湯だった。新しく作られた浴室で、木の香漂う広々した空間。浴槽は内湯・露天共に一つずつ。
洗い場にはリンスインでなくシャンプーとリンスが別に置かれているのがポイント高し。
細長く広い浴槽は加熱循環されたもの。湯口から遠い方は加熱が強くてやや熱めなのだが、湯口からは上記のキャッスルと似た泉質の30℃くらいの源泉が注がれていて、ぬるく、やや新鮮。
ここの湯も少し緑濁しているのだが、ほんの少し鉄分もあり、湯口の近くの底面はザラザラしている。
露天は、しっかり目隠しされて空も少ししか見えないが、ステンドグラス風の曇りガラスからの光がなかなかステキ。ここも湯口からはちょろちょろと冷たい源泉が注がれていて、浴槽が4~5人用と小さいため、内湯よりぬるい。時間をかけて体中に炭酸水素の泡をまとわりつかせて湯を満喫。これで湯上がりはつるつるの美肌~!
脱衣場はややせせこましいが、その2階には休憩処もあってくつろげる設計。
洗面所には化粧水やヘアブラシなどアメニティ完備。
温泉名:三蔵温泉 http://www.nagoyacrown.co.jp/
入湯日:2005.11.27
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