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2006年2月20日 (月曜日)

ウィスキー

ウルグアイだよ、おっ母さん。ウルグアイといえば“プリンチペ”フランチェスコリしか知らないよ。南米のどの辺にあるかも知らないよ。

そんな地味な国ウルグアイの、地味で滋味のある映画「ウィスキー」

日本公開時、なぜか、何故にか新潟だけはスルーされてたこの映画。
やっと上映された、その出だしからとってもビミョ~な気分になった。

いや、映画はいいのよ。作品そのものは好きだ。

だけど、心の片隅でこう思ってた。

「ねぇ、監督のレベージャくん、君、ホントはアキちゃんなんだろ? ねぇ、本当はアキちゃんが中に入ってんだろっ!(泣)」と。
レベージャくんの背中のファスナーずるずるおろしたら、ぜったいアキ・カウリスマキが出てくるわ、と断言できるほど作風が作風で……。
寒々しい風景、無表情な人物、そこはかとない笑い、少しズレたキッチュな音楽といった様式も、ざっくりした編集の仕方も、あまりにもカウリスマキ。

そのショックからなかなか抜けきれないまま、物語は進む。



でも。それでも。
この映画はとても魅力的だ。
何十年ぶりかで会う弟の手前、自分の事務員をニセ妻にしたてる兄。
この3人が何日かを共に過ごすことで何かが変わっていく。

…と来りゃ、もう、「ニセのつもりがいつしかホントに」というお約束パターンだ。
そのカタルシスとでも言える瞬間が何時来るか何時来るか、そのスリルったらない。
もともと希薄な役者たちのリアクションや少ないセリフから、その時をドキドキしながら待つのだ。

whisky

そのスリリングな時間にさらされているうちに、「アキちゃんやんけっ!」という思いがどーでもよくなっていった事も、また事実。
レベージャくんの術中にハマってしまったということですかいの?

とりあえず、友だちに「これは見とけ」と言える映画だった。
ただし、映画を見終わった後に美味いウィスキーを飲みたくなったりは、絶対しません。

今日はこの他に「天上草原」も鑑賞。
主役がクボタツに、その弟がジョーショージに似てた。
フツーに、良くできた佳作。


>190どの
エントリがバックナンバーになってしまったので、ここで返信。
画伯は5月か6月に再渡米するよ。
NBAに挑戦するらしい(うそ)

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