やさしい温泉@川崎・千年温泉
やさしさと、ぬるさは、同義語じゃない。
何ごとにもへこたれない芯の強さがあって、はじめて、やさしいサポと言えるのねん。
なんとか、やさしいサポになれるよう、日々、頑張ってみるか。
それにつけても、温泉は、いつも優しく沁みてくる…。
千年温泉
●ナトリウム-炭酸水素塩泉(冷鉱泉)
●400円 タオル、ソープ類有料
●13時半~24時半 金休
●川崎市高津区千年新町20-4 ℡.044-766-6240
武蔵小杉からは二つめ、武蔵中原からだと隣の駅、武蔵新城下車。徒歩7~8分。
駅前の三菱UFJ銀行脇の道を歩いて、三菱石油の角から、右斜めに続く道を歩いてすぐ。
「千年(ちとせ、と読む)」というバス停のすぐ前だ。
銭湯の前には自転車がずらり。隣接してコインランドリー。2階には休憩所兼カラオケサロンがあって、気持ちよさげな歌声が界隈に鳴り響いている。
未曾有の大敗によるショックを引きずって辿りついたが、千年温泉のあまりのジモ専っぷりに、もう気分はすっかり温泉魔人だ。
下駄箱の前で、かなり恐そうな風体のお兄さんが親切にも、いい場所を譲ってくれたり、癒されるったらありゃ~しない。
脱衣場には美容院のお釜型のドライヤー椅子があった。おばちゃんが1人、その中に頭をつっこんで、カラカラとパーマヘアを乾かしていた。もちろん有料。
浴室に入ると目をひくのが、銭湯壁面の絵。
今まで行った温泉銭湯では見たことなかったなー。富士山ではなく、どこかの山の風景画だ。(千年温泉公式サイト参照w)
タイル絵の前に細長い浴槽。半分が温泉で、もう半分がさら湯のジェット浴槽やら何やら。
黒湯といってもいろいろな濃さ薄さがあるが、ここ千年の黒湯はとにかく黒い! スプーン山盛り3杯で作ったネスカフェくらい黒い。
そのせいなのか何なのか、他の黒湯よりなめらかな肌ざわりがする。
こりゃあ、お肌がスベスベになりますよん。
内湯はやや熱め。43℃くらいかな?
でも、肩まで浸かると、冷えた体を湯が包み込むようで、あぁ…至福の時。
内湯で充分暖まってから、露天風呂へ。
銭湯料金で露天があると、相当得した気分だ。
その代わり、ここには加熱無しの冷たい源泉槽がないのだけど、40℃くらいの露天にしてはぬるめの湯は気持ちよかった。
露天といっても、頭上に四角く区切られた夜空が見えるだけ。外気が入ってくるという程度のものだが、なぜかカラオケの音もせず、ちゃぽちゃぽと水音だけが聞こえる。
火照ってきたら体を冷ますためのベンチもある。
一緒になったご近所のおばちゃまと「いい湯だね」とか少し話しながら、シルビさんのステキなパスワークや、俺の中野のルーキーにしては落ち着いた守備、思った以上に楽しかった前半などを思い返して、「これからだよ、これから。辛抱すればその分、いい思いができるさ」と独りごちるのであった。
露天のおばちゃんがタオルをどこかに置き忘れたというので、浴室を一緒に探し回ってから、あがる。
着替え終えて脱衣場から出ると、受付横にはソファーで休める小部屋がある。
そこで仁王立ちして瓶牛乳を飲み終わったおっさん曰く、
「あ゛あ゛~、フロ上がりに飲む牛乳はなんでこんなに旨いんだ!」
あまりにもタイミング良く、それしかない!ほどの決まり文句を淀みなく言い放ったおっさん、GJ!
すっかり気分良くなって、千年温泉をあとに出来た。
心も体も癒してくれる。温泉って、ほんっとにいいものですね~(こらっ)
温泉名:千年温泉 http://www.geocities.jp/chitosenoyu/
入湯日:2006.3.5
p.s.こっそり書いておいた「外国の温泉」(藁、 温泉リストに載せました。
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