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2006年4月14日 (金曜日)

千葉富津:エスプレッソ温泉~青堀温泉 静養園

アウェイでジェフ千葉戦なら、市原に敬意を払って『江戸遊』かな、とも思ったのだが、時間もたっぷりあるのでマニア心を優先。
 
蘇我から内房線で40分とちょっとの青堀温泉に珍しいお湯があると聞き、行ってきた。
 
 
青堀温泉 静養園
 
●ヨード・ブローム含有食塩泉
●600円(タオル各自持参)
●12~22時 無休
●千葉県富津市大堀1528 ℡.0439-87-1221

内房線青堀駅は駅員さんのいる小ぢんまりとした駅舎。
ICOCAもSUICAも使えない(泣)
降り立つ人はほとんどいないけど、ロータリーにはタクシーが5~6台。
釣り客が多いのかな。
 
ロータリーを出て、右手に曲がり、まっすぐ10分も歩くと、静養園に着く。
途中の、駅前商店街?のようなのどかな道を歩いてると、温泉の“お”の字もないので心配になるが、道路が心持ちクネッとしたあたりまで行くと建物が見える。
 
バスだと、日東バス木更津~富津公園線で「青堀鉱泉前」バス停。
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(クリックすると大きくなります。多分)
 
昭和40年代にタイムスリップしたような鉄筋3階建てのホテル。その左手には、旧館?とおぼしき、時代を経た木造家屋も建っている。
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『大正2年から地下700mより自噴』とあるから、歴史ある温泉旅館なんだろなー。
ホテル入り口に泉源があった。
 
↑写真のトタン板の上の白い物体は、これ↓
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メタンガスのせいで出来た泡。しっかりムース状になった泡が、ブクッブクッと唸りをあげてうごめいている。自然のパワーだね。
 
フロントで料金を払うと、割引ポイントカードという紙切れをもらう。
10回入ると11回めはタダになるのだ。
「遠くからいらしたんですか?」と聞かれたので、「新潟から」と答えると、「新潟といえば月岡温泉ですね」と、ご主人。
月岡は湧出温度が高いらしいけど(確か50℃程度だったはず)、うちは28℃の冷鉱泉で、適温に湧かしてるんですよー、とのこと。
 
 
平日の昼下がり、浴室は貸し切り状態だ。
女風呂は、温泉サイトで見た男風呂よりやや狭い。
 
脱衣場はドライヤーや棚があるだけの簡素なもので、鍵付きロッカーはない。
 
さて、入湯。
4、5人でいっぱい程度の浴槽を見て、驚いた。
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泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡・泡…。
 

湯面がびっしりと泡で覆われている。ドびっくり!
そして、泡の下には、透明度10cm程度のかなり濃い~黒湯が湛えられている。
 
湯に入ると、泡は湯に乗ってザザーッと惜しげもなく流れていく。
が、体についた泡は湯の中でも消えず残っていて、プチプチした感触。炭酸泉に入った感覚ともちょっと違う、不思議な泡なのだ。
まさに、炭酸水の泡じゃなくて、エスプレッソとか泡立てミルクの雰囲気。
黒湯が威勢良く掛け流れたタイルは、成分が染みついて黒く変色している。
 
立ち上る湯の香はないが、湯をすくって嗅いでみると、甘めのヨード臭。
黒湯はもともと植物の化石由来の湯らしいが、ここはホントに“海苔の化石から出来ました~”、という風情で、ミネラル分たっぷりありそう。
 
食塩泉で、なめてみるとけっこうしょっぱい。メタケイ酸のせいかトロッとした肌触り。
42℃くらいの適温で、ゆったり浸かっていると気持ちよくてトロロ昆布になった気分
 
一応、露天もついてるので入ってみたが、ぬぁんと、女湯の露天浴槽は、家庭用のジェットバスタブ(4人用程度?)そのまんま使っている!
 
掛け流しと、濾過した湯と併用の半掛け流し?ということだが、湯はかなり新鮮。
どうせだから、夏期間は露天の方を加温なしにしてくれないかな~。
 
上がって、髪を乾かしている頃、地元の方2人が入りにきた。
ポイントカード、貯めてんの?
 
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浴室から出ると、大正時代のものらしい古色蒼然とした成分表が。
苦土ってマグネシウムのこと? 
これって、現代の泉質名にすると何になるんだろう。普通に、ナトリウム食塩泉か?
 

静養園では、敷地内から湧出するこの不思議なアワアワ黒湯を「琥珀の湯」として商標登録したそうだ。
宿泊しても23時までしか入浴できないが、毎晩湯を落として清掃しているとのこと。
素晴らしいお湯を、これからも守っていってください。
 
温泉名:青堀温泉 『琥珀の湯』TM http://www.hotel-seiyouen.com/PC_head.html
入湯日:2006.4.12
 
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コメント

内房でもヨウ素が沸くとは知りませんでした。
ちなみに、外房の茂原周辺は世界でも有数のヨウ素の産地だそうです。
同時に天然ガス(メタンガス)も回収しているようです。
天然ガスといえば新潟ですが、ヨウ素って聞かないですね。
東京の赤羽では温泉掘ったらガス田にぶつかって火事になったけか。

投稿: ゆーき@与野市民 | 2006年4月14日 (金曜日) 19時39分

>ゆーきさん
 
新潟だと、聖籠の「ざぶーん」、紫雲寺の「紫雲の郷」、新発田の「天神の湯」にヨウ素がかなりたくさん含まれてます。
ただ、臭素も一緒だから、匂いの点で負けてるのかな~。
たしか、松之山にも含まれてたような…。
 
青堀のメタンの泡見たり、硫化水素の事故なんか思い出すと、温泉って危険と背中合わせだな、と時々思います。
もっと勉強しないとなぁ。

投稿: アイアン | 2006年4月14日 (金曜日) 22時20分

アワアワ温泉ですか…。
入ったらそりゃもう○○になったワタシ、みたいな感じなんでしょうね(???)

遅ればせながらムコウにもコメントさせていただきました。

新潟お留守番組だったワタシは、昨日深夜の録画放送を心置きなく楽しむため、試合結果を見ないようにありとあらゆるアルビ情報断ちをしておりました。
なので、せっかくのご指名にお返事遅くなってゴメンナサイ。

結果自体はアレでしたが、キレキレの岡山センパイが拝めただけでも幸せでした。90分もつとは思(ry

投稿: greengrass | 2006年4月14日 (金曜日) 23時14分

>greengrassさん
 
まさか、
 
まさか、
 
 
…お魚になった私、なんて
 
 
言いませんよね(笑)
 
しかし情報断ちなんて、よく出来ましたね。
一喜一憂、おつでした。

投稿: アイアン | 2006年4月15日 (土曜日) 09時10分

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