君は公会堂を覚えているか?海門寺温泉・別府その2
昔、チェット・ベイカーをあそこで聴いたよな~。
新潟市公会堂のことね。
ちょっと、あの懐かしい公会堂を思い出させるような建物の温泉をご紹介。
海門寺温泉
●ナトリウム-炭酸水素塩泉
●100円 タオルなし、石鹸類もなし
●6時半~22時半 無休
●別府市北浜2丁目2-5 ℡.0977-22-3625
駅から歩いてもすぐ。
駅前通りから「みらい銀行」とパチンコ店の角を入る。海門寺公園横にひっそり建っている、かなり歴史を感じさせる公衆浴場だ。
前述のとおり、市公会堂を思わせるようなたたずまい。
2階では空手?なのか何なのかマーシャルアーツ系の講習会をやっていたので、公民館的に使われているのかもしれない。
中に入るとすぐ受付があって料金を払うと、奥へ。
別府でよく見る、半地下の浴室だ。
廊下の奥に狭い脱衣場があり、そこから数段の階段をおりると浴槽がある。
天井が高い造りなので、湯気がこもっている感じはない。だから、脱衣場・浴室が一体化していても抵抗感はない。
浴槽は、レトロな楕円形。
そこに無色透明の湯が掛け流されている。ほんのり石膏臭がする。
やわらかく、なめらかな肌触りの、いいお湯。
洗い場といってもシャワーなどはなし。
一応、洗い桶はあるので、浴槽からお湯を汲んで、体を洗う。
かなりジモティ色の濃いところなので、きちんとしたローカルルールに則り、施設は古いけどきれいに使われている印象だ。
隣の公園ではよく縁日が開かれるらしい。
別府の中心地にあるが、ふとタイムスリップしたような昔懐かしい気分になれる、渋めの温泉だ。ちなみに、街のニャンコたちの集いの場でもあるらしい。
2013年に再訪したら、改築されて新しくなっていた。
温泉名:別府温泉 入湯日:2005.7.25/2006.7.24
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント