埼玉“それはそれ これはこれ”温泉ツアー!その1・清河寺温泉
偉大なる先人たちが残した名言
それはそれ これはこれ
超内輪ネタをタイトルに冠してお届けします、埼玉の素晴らしいお湯の数々。
(内輪ネタ詳細に関してはktmr先生までお問い合わせプリーズ)
さいたま清河寺温泉
●ナトリウム‐塩化物泉 (湧出温度38℃)
●平日700円 土日祝800円
●10~25時 土日祝9~25時
●さいたま市西区大字清河寺683-4 ℡.048-625-7373
http://seiganji-onsen.com/
大宮駅西口バス乗り場8番。
東武バス「平方」「リハビリセンター」「上尾車庫」行きで「清河寺(せいがんじ)」下車。バス停の目の前にあるのが、話題のアワアワ温泉、清河寺である。
駅からだいたい20~25分程度。280円。(1時間に4本程度出てる)
トトロがいそうな雑木林があちこちに残る、埼玉らしい田園風景の中にある新しい温泉施設だ。
ちなみに、清河寺地区のちっさな商店街?にはアルディージャのフラッグが掲げられ(かなりお疲れモードだが)、温泉の建物の中にも入るとすぐにポスターが貼られていた。
入場券を自販機で買い、フロントに出す。靴箱のキーは自分持ちだ。
タオルは100円で買い取り。他に脱衣場内にもいろいろなアメニティグッズの自販機があり。
今ふうにバリアフリー、和風モダンで作られた建物は、お休み処もあちこちに設けられていて、なかなか居心地が良さそう。完全分煙。
マッサージ処や、アカスリ・エステもあり。床屋さんも併設だ。
脱衣場の鍵付きロッカーは100円玉リターン式で自分で好きな所を選ぶタイプ。
平日午前中とあって、客は10数人程度。夏休み中とあって子供がいっぱいいるとうるさくてヤダなと思ったが、中高年中心の客層だった。
浴室に入るとまず掛け湯処。その手前に、浴室の床を湯が這うようになっていて、ヒヤッとした感じがなくていい。
右手にサウナと水風呂、飲料水。
真ん中はカランがズラッと並んでいる。シャンプー・リンス・ボディソープがそれぞれ髪洗いとか髪仕上げとか和風表記されてるのが微苦笑。シャワーの高さがちょうどよくて使いやすかった。
浴室左には15人程度の桧風呂があり、循環加熱消毒された温泉が湛えられている。その浴槽の片側が腰掛け湯になっていて、あふれ出たお湯がざーざー流れる仕組みになっている。湯温は42℃くらい。
さら湯の浴槽やジェットバス群もあるが、全体的にこぢんまり作られている。ここはやっぱり温泉槽がメインなのだ。
ここの売りは、源泉掛け流し・非消毒の露天風呂群。
外に出るとまず左手に10人くらいが入れる「生源泉風呂」がある。
湧出温度38℃の湯をそのまんま掛け流す浴槽は、入るとすぐに体中に泡々がまとわりついて、とても気持ちいい。真夏だと38℃といってもそんなにぬるーーい感じはしないなぁ。
屋根は半分かかっているけど、日差しも強くて暑い。
お湯は透明で緑褐色。鉄臭というか鉱物系の匂いが強く、舐めると甘塩味。
えーー、結論からいって、とってもいいお湯!
露天エリアの中心部には、一段高くなった「源泉あつ湯」という加熱槽があり、それが溢れ出た下の浴槽が程良く冷めて「源泉岩風呂」となっている。
「あつ湯」は44℃くらいか。屋根が全くないこともあり、マダムたちには不人気。ゆえに思いっきり独り占めできた。
生源泉の泡つきも凄いけど、加熱するとそれはそれで一層プチプチと炭酸パワーがバクハツするようで。湯面を見ただけで、コーラみたいにプツプツ泡が弾けてる。
体を浸すと、瞬く間にカズノコ人間になった。
日差しはやや暑いけど、熱い湯もこたえられねぇぇ~(;´Д`) 気持ちいい~。
あつ湯と岩風呂の裏手には、「寝湯」と更に浅い「寝っ転がり湯」がある。
いまやスパ銭系お約束の壺湯も2基あって、一人のんびりと源泉を楽しめる。もっとも壺湯の湯はちょっとへたれた感じだったけど。
寝湯や壺湯は、気温によっては加熱湯が入るそうだが、さすがに真夏は非加熱源泉が投入されてる。
なにより、露天エリアの外に広がる、うっそうとした竹林が野趣をそそって、すごくいい感じ。
見た目はあっさりしてそうだけど、入ってみるとなかなかどっしりしたお湯で、入浴後はかなりグダグダな感じになった。
それだけに、寝っ転がれる場所が2、3ヶ所あるってのは嬉しかった。
食事処はセルフ方式。席数は多く、お値段はごく普通。おろしぶっかけソバを食べたが、550円也。タレがしょっぱすぎず、そこそこ美味しかった。
駅からほんの20数分で、旅情さえ感じられる田舎風景といいお湯。
ここはなにげに大宮の誇りなのではないかしらん?
温泉名:いずみの湯 入湯日:2006.8.23/2012.10.20
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