産湯が温泉ってすごくない?・永石温泉・別府その11
ちまちまと狭い路地を少し歩いただけですぐに出現する共同浴場。
だって、その地下から温泉が湧いてくるんだもんね。
別府は街自体がでかい浴室のようだ。
紙屋温泉と、ほとんど背中合わせのような位置にあるのが、ここ。
永石(なげし)温泉
●ナトリウム・マグネシウム‐炭酸水素塩・塩化物泉
●100円
●6時半~22時半 無休
●別府市南町2‐2 ℡.0977-26-5789
「プチ竹瓦」と呼ばれている外観。なかなかのものでしょ。でも、ジモ専なのだ。
内部もいい感じに古びた、レトロな雰囲気。
ここは、脱衣場から階段を5~6段降りるタイプの一体型浴室なのだが、少し変わってるのは、階段がすごーく幅広なのだ。
なんつーか、宝塚の大階段? ひな壇?のような感じ。
脱衣棚で華麗に衣服を脱いで、メインステージの浴槽に向かってしずしずと階段を降りていく、という形が、ちょっと気恥ずかしい(笑)
といっても、迎えてくれるのは地元のおばあちゃまばかりなり。
路地裏温泉だけど、チャキチャキした感じではなく、たる~~っとユルいムードだ。
別府に着いて、既に4軒目となった永石温泉。けっこう熱め。だが、肌がもう熱湯に慣れきってしまってる。いくらでも入ってられそうな気になってくる。
肌も、炭酸水素塩泉で、ツルスベ、しっとり。
しかし、新潟人にとって暑すぎる外気温と有り得ない湿度のことを考えると、そろそろヤバいかな~、とも思い始める。
ここで湯あたりなんかしてられないし。
もっともっと熱い湯を楽しみたかったけど、5分ほどであがって、後は扇風機の前でひたすら体を乾かした。
吹き出してくる汗をタオルで拭き拭き、外に出ると、一瞬は爽やか~な空気の流れを感じられる。
玄関の自販機でスポーツドリンクを買って、建物前のベンチでゴクゴク飲んでいると、すこしだけ意識が飛んでいく気がした。
温泉名:別府温泉 入湯日:2006.7.22
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