JAPANブルー 大分ブルー・神和苑・別府その16
途中で息切れしてた別府レポだけど、先日NHKでオンエアされた
にっぽん再発見「湯けむりの中のニッポン~外国人たちの見た別府」というドキュメンタリーを見て気持ちが高揚したので、もうひと頑張り。
にしても、トリニータユニで三味線を弾くアメリカ人青年には思わず微苦笑。おぬしの晴れ着はそれかい。
神和苑
●塩化物泉?
●800円 タオル・バスタオル付き
●10~14時半 無休
●別府市御幸6組 ℡.0977-66-2111
番組内でも紹介されていた、世にも珍しい青紫色の温泉。
鉄輪の地獄めぐり途上の「かまど地獄」と「山地獄」の中間あたりにある、別府でも超高級旅館である。そのうち、サッカー抜きで泊まりに行くわん。
道路から風情のある小径を歩くと、右側に湯小屋があるのだが、まずはスルーし、由緒ありありの母屋を訪ねる。そこで料金を払うのだ。
湯小屋といっても、中に入ると脱衣場には冷房も効いている。
自由に使えるタオルとバスタオルが備え付け。
ワクワクしながらまず内湯に入ると、浴槽が2個並んでいて、片方はほぼ無色透明。もう片方は目の覚めるような透明な青紫色の湯が!
湧出温度70℃ということで、浴槽に注がれた湯も45℃くらいはあった。
クールバスクリンを紫がからせたような色は、自然が作り出したもの。地中から湧きたての湯は無色透明なのだが、成分のシリカが光線を受けてなんとかかんとか……っつーことで、だんだんと色を変えていくのだそうだ。
その不思議に美しい湯に、熱いのをガマンして入ると、しっとりというかヌタッとした肌触り。
鉄輪らしく、ややしょっぱい。
さぁ、内湯を堪能してから、いよいよ、ガイドブックなどでも頻繁に紹介されている、あの露天へ。 この写真だと乳白色みたいだな…(´・ω・`)
露天に出ると、その色に改めて驚嘆!
乳青色というのか・・トルコ石のような美しい青色の湯に、一瞬息を飲んだ。
(どんな色かは神和苑の公式HPをご覧あれ)
ホントにこんなキレイな湯に入っていいのだろうか、とたじろぐような神秘的な乳青色は、内湯で見た透明な青紫色の湯が時間の経過と共に変化したもの。
放っておくとそのうち、乳白色になるらしい。
青白濁してるってことは、湯が劣化してるってことなのだが、この際そんなこと関係ない!(笑) 美しいものは美しいのだ。
何十人も入れそうな広い露天(男湯の露天はけっこう狭そうだったが)に、ただ一人。
んんー、なんて贅沢なんだ。
別府八湯の中には、ここの他、「いちのいで会館」の湯も乳青色に変化していくらしいのだが、神和苑は浴槽3つで色の変化を見せていくという工夫が嬉しい。
温泉名:鉄輪温泉 入湯日:2005.7.25 http://www16.ocn.ne.jp/~kannawae/
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