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2006年10月 5日 (木曜日)

湯元に往け・1 ~大湯温泉・湯元庄屋和泉屋

8/30のガンバ大阪戦から始まって、磐田、名古屋、そして先日のFC東京と、怒濤のアウェイ月が終わった。ふぅ~。
我ながら、よくもノコノコ行き続けたもんだ。
なにげに、家庭内の立場、かなりギリギリなライン。
 
さて、敵地スタジアムの駐車場で、なぜか温泉旅館のバスを見かけたことはないだろうか。
あ、セイゴロー駐車場にもいるかもしんない。
 
それが、ここ↓
 
湯元庄屋・和泉屋旅館
 
●単純温泉
●新潟県魚沼市大湯温泉298  ℡.025-795-2031
  http://izumiya.niiblo.jp/
 

タイトルの「湯元に往け」とは…。

たとえば、どこかの温泉地に行くとして、どんな旅館を選ぶのか。
外観で決めたり、プランで決めたり、温泉マニアのサイトで評判良かった所にしたり、安さで決めたり、komachiに掲載されてる写真が良さげだったから決めたり…。
 
人それぞれ、温泉に求めるモノが違うので、ここにしなさい!ってのはない。けど。
 
とにかくお湯がいいことを第一条件にするならば。
 
さしあたり、旅館名に「ゆもと」とついてたり、「○○温泉湯元」という冠がついてたりする宿なら、かなりの確率で満足を得られるぞ、というシリーズ、第1弾。
 
Izumi
関越道・小出ICからR352で15分ほど。
大湯温泉は湯ノ谷温泉郷の1つ。佐梨川に面してギュギュッと何軒もの温泉旅館が建ち並んで、新潟県の温泉街の中でも一番ってくらい“温泉街っぽい”風情が味わえる。
射的場なんかもあったりする~!
 
伊香保や草津を思わせる細い道路を入ったところに、湯元庄屋・和泉屋旅館ある。
 
上の写真は女性浴室。
2つに仕切られた浴槽どちらにも源泉がそのままザーザーと掛け流しされていて、小さい方の浴槽はその分、お湯が熱い。
加水・加温なしの源泉なので、夏はキリッと熱く、冬はマターリ温めで長湯を楽しめそう。
 
お湯は単純泉で、無色透明の柔らかい湯。泉質は硫酸塩泉に似てる。
お湯をすくって、嗅いでみると、ほのかな石膏臭がする。くぅ~っ、好きなんだ、こういうの。
湯田川温泉のエントリで、“極うまお茶漬け”と書いたが、ここもそんな、サラッと美味しい締めのお茶漬け的温泉。体にも心にもやさしい。
 
今は、「源泉掛け流し100%」という言葉が独り歩きしていて、掛け流しじゃなきゃ意味ないみたいな風潮があるけど、掛け流しという定義もはなはだ曖昧。加温しても、塩素消毒剤入れても、掛け流し。延々と貯め湯してから流しても掛け流し
 
泉質や湧出量によっては循環してたって構わないと思うし、湧出温度によっては加温加水も仕方ないと思う。掛け流し原理主義はイヤ~。
 
でも、淡く甘い石膏臭のする繊細な単純泉を循環したり消毒剤入れたりしたら、成分はともかく、楽しみは半減、いや、それ以下(’A`)
だから源泉掛け流しプリーズ!
 
……しかし、そこには改正された「温泉法」というよくわかんなぁーい法律が立ちはだかり、イケズする~っ。
 
そこで、法を遵守したうえで、ホントに気持ちいい状態の掛け流し湯を提供するため、和泉屋さんでは午前中にお湯を落とし、浴槽をガッチリ掃除してから、湯を入れ直す。
 
そういうわけで、ここはお手軽な立ち寄り入浴というシステムがないのだ。
残念だけど、世の中には、お気楽な温泉マニアには計り知れない事情があるのだなぁ。
 
 
ちなみに、その湯守り作業をしてるのが、魚沼アルビサポ御用達『ヒゲバス』オーナー兼運転手wのひげさんである。
車体に、源泉100%掛け流し 湯元庄屋 和泉屋旅館 と毛筆体でかかれたバスを見かけたら、手を振ってみよ~。こっそり言うけど、ktmrたちがかの有名な水戸・漢祭りに参戦した折りの陰の功労者でもあるらすぃよ。

さぁ、とりあえず、シーズン終了後のサポ忘新年会、および、家族サービスは、ここで決まり、かな。
 
 
この和泉屋さんのすぐ前には、大湯温泉総湯、いわゆる共同浴場がある。今年出来たばかりの新しい施設なのだが、ここは地元の人と各旅館宿泊者のみ(´・ω・`)が入れるそうだ。
 
 
大湯温泉HP http://www.uonuma.ne.jp/ooyu/
 
                                湯元に往け・和泉屋宿泊篇
                                  同上 2・三川温泉湯元館
                                     3・岩室温泉シンユ館
                                     4・折立温泉大鼻旅館
                                    5・観音寺温泉長生館
                                      6・長岡温泉湯元館
                                     7・大沢山温泉幽谷荘
                                   番外編・三川ニュー湯元

                      この他の「新潟の温泉」を見る

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コメント

10月はホッと一息つけますが、11月はまた軽くアウェイ続き
になりますね~。
ウインナー・モツ煮・牡蠣。どこも外せません。
おまけにモツ煮と牡蠣の間は2日だけ。
いっそのこと、一旦戻らず直接行った方が穏便にすみそう(汗
頭が痛い… 今月は精一杯家族孝行しなきゃ。

投稿: があが | 2006年10月 6日 (金曜日) 09時17分

> ktmrたちがかの有名な水戸・漢祭りに参戦した折りの陰の功労者でもあるらすぃよ。

といっても仕事でドタキャンして本人行けなかっただけだけどね。

いくらひげが出張という名の聖籠詣でに行ってても、いくら送迎と言う名のアウエーツアーに行ってても、いくら私に呼び出されてラーメン食いに行ってても、裏でお母さんとお姉さんが、毎日お湯を落として風呂のお手入れしてますので、どうかご安心を(笑)

投稿: | 2006年10月 6日 (金曜日) 09時35分

うちごときにこのような素晴らしい紹介をして頂いて恐縮です(^_^;)
10月から11月前半は、秋のシーズンでスタジアムに行けそうにないです。
アイアンさん、またいつでも温泉入りに来て下さいね!
お待ちしております。

投稿: ひげ | 2006年10月 6日 (金曜日) 21時20分

>があがさん
 
ほらほら、アウェイグルメのこと事前に書くと、去年の鹿●のような悲劇(もちろん、試合内容ではなく、○○煮が売り切れたことである)を引き起こすので、近くなったらなるべく知らんぷり。
これ、大事。よろしく~。
 
 
>名無しの魚沼サポ元締めの人
 
漢祭り、オラも行きたかっただ~。・゜・(つД`)・゜・。
 
…でも行かなかったんだよ私、えらいでしょ?と、ムリヤリな理屈でうちの人相手に恩売ってますが、何か
 
 
>ひげさん
 
良いお湯を守ってくれる方は、温泉マニアにとってネ申です。ありがとうございます。
そろそろ紅葉シーズンですか?
では、ちょっと前のアルビのビデオ、また↑の人に託しちゃおっかな~。

投稿: アイアン | 2006年10月 6日 (金曜日) 23時34分

今日は不本意ながらNHKで観戦。
現地組の皆様、3連勝おめでとうございます。

>アイアンさん
はい!↑の親分にお願いします(^_^;)
お宝ビデオ見たいっす~!

投稿: ひげ | 2006年10月 7日 (土曜日) 17時57分

>ひげさん
 
いろいろ見繕っておきますので、お楽しみに~。
お湯守り、ご苦労さまです!

投稿: アイアン | 2006年10月 9日 (月曜日) 23時34分

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