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2006年10月31日 (火曜日)

人情温泉って…? いいでのゆ@会津

今のTVが壊れるまで、地デジはお預け。
U-19は見れないけど、仕方ないさ。アトムとカワが大きなケガなく、実力を発揮してくれればそれでOK。

さて、山都の蕎麦エントリをのせたついでに、ここも紹介。
そういえば、まだ別府シリーズも完結してないし、今週中にドッと温泉ネタを出していこうっと。
 
 
いいでのゆ
 
●ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
●500円(タオル有料)
●9~21時(冬期は20時) 第2月休
●福島県喜多方市山都町一ノ木字越戸乙3876-4  ℡.0241-39-2360
 

キャッチフレーズの「人情温泉」って何だろう(笑)
ここは、「ふるさと創成事業」で出来た町営の温泉施設だ。平成3年に自噴したそうだが、建物はまだ結構新しい。
 
っていうか、今は山都町って喜多方市になってたのか。福島県のHPではまだ山都町営になってるけど…(がむばれ福島県…)
 
新潟からだと磐越道の西会津で降りて、20分くらいだったろうか。近い。あっという間。
駐車場に停まってる車は3分の1くらいが新潟ナンバーだった。
 
山あいの斜面を利用して建っている建物は和モダンふう。宿泊施設も併設され、7000円から10000円(一泊2食)の間で泊まれるらしい。
 
鍵無しの下駄箱に靴を置くと、フロントで料金を払う。
有料で時間貸しの休憩室はあるが、無料の座敷はかなり狭め。
 
脱衣場に入ると、いきなりマッサージチェア。そして、乾燥機付き洗濯機が。
ロッカーは今まで見たことないくらい細い! いや、大阪のあびこで見たロッカーが一番細かったかな。その涙ぐましい形状、ぜひ一度見に行って欲しい。
 
ロッカーなんか要らないという人用に、脱衣カゴの棚もあるのだ。
 
そこから浴室に行く途中に、三畳間ほどの畳スペースと掘りごたつ式テーブルがある。
ばあちゃんたちがハダカでまったりしてる。
 
浴室に入るとまず、洗い場。
なんと! カランが6つしかない!
あんな激細ロッカーを使用して30人以上も収容できるはずなのに、6基とは…。土日はカラン行列必至かも。
 
内湯は2つの浴槽があり、広いほうは、ほぼさら湯に近い湯で、かなりの面積がジェットバスになっている。
岩で仕切られた小さめの(それでも、7~8人は楽々)浴槽には、源泉が注がれている。
 
緑濁色の湯には赤茶色の湯花がたっぷり舞っている。
薄塩・だし味で、鉄臭たっぷり。縁岩は赤く変色している。
「源泉風呂」といっても、湧出温度約60℃に加水し、循環・消毒。しかしカルキ臭は感じなかった。42℃程度に管理された、とても暖まる濃い~湯だった。

阿賀野川近辺でいうと、「ホテル角神」の別館の内湯に似てるかな。
少し入っていると、汗がぼろぼろ出てくる。
そこそこ混濁しているのだが、よく見ると、炭酸水素の気泡がたっぷりで、体がこまかく泡々になる。こりゃ、気持ちいい。ホントに循環?
よーーく嗅いでみると、少し硫黄臭もする。
 
露天風呂もあり、山の外気は気持ちよいのだが、除鉄してあり無色透明。
わずかに塩味が残ってる程度だ。
 
 
小さな山の町のこぢんまりした入浴施設で、お湯もとても素晴らしいのだが、典型的な公営施設のヘンテコ設計があちこちに見られる。
多すぎ、かつ、激細なロッカーとカラン数の関係だけでなく、脱衣場・浴室内の意味不明な空きスペースなどなど。
ほとんどさら湯のジェットバスなんて狭めて、洗い場を広げればいいだろうに、出来ちゃったものは仕方ないって感じ? 広めの浴槽なのにあまり人は入ってなくて、たいていの人は源泉浴槽に来ちゃうのだ。
 
でも、やや施設的に??でも、近在の人には車とばして入りに来るだけのことはある、気持ちのいい湯だった。
民営なら、多少手間をかけても、絶対に“掛け流し”を全面に謳って勝負かけるだろうに、なんとなく勿体ないなぁ。
 
温泉名:山都町一ノ木温泉  入湯日:2006.10.30
 
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