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2006年12月 5日 (火曜日)

バモス神戸! 私を鍬渓温泉に連れてって

私は温泉好きだが、マニアック温泉を探訪するためだけの旅はあまりしない。アルビを応援するため全国津々浦々Jのある場所へ出かけ、そこでお湯に出会うのを楽しみにしてる。
 
時には、時刻表やバス路線図を駆使して見知らぬ土地まで足を伸ばし、ギリギリの時間にアウェイスタジアム到着なんてこともある。
 
サッカーがなければ、特に温泉地ではない一地方のマイナーな温泉施設を訪れることはないだろう。例えば、ここ、とかね。温泉マニア内では有名だけど、それだけのためにわざわざ和歌山まで行くことはなかっただろう。セレッソさんのお蔭で行けたようなもんです(さめざめ涙…)。
 
そして、神戸
 
神戸はその街自体が素晴らしい温泉郷なのだが(新潟県以外の温泉LISTを見ていただければ、ズラ~ッとね)、神戸からもうちょっと足を伸ばして、こんなステキな温泉にも出会えた。
 
鍬渓(くわたに)温泉
 
●含鉄‐ナトリウム‐塩化物泉
●500円 タオル無し
●8~17時 夏期は18時まで  月水金休(祝日の場合は営業)
●兵庫県小野市下来住町山寄65  ℡0794-63-3379
 

 
三宮から神戸線50分くらいで加古川。そこから加古川線に乗り換えて20分くらい乗ると、JR小野町駅。ひなびた住宅地の中のとっても小さな駅だ。
駅舎前に降り立つと、右手に進む。すると踏切が見える。
そこを渡って、住宅の間を進むと、小さな川に架かる橋を渡る。眼前はもう田んぼと里山だけという素朴な光景が広がる。
 
橋を渡ってから、道路を左折して少し行くと、山裾に青いトタン屋根が見えてくる。
それが、鍬渓温泉だ。小野町駅から徒歩8分くらい。
 
Images
この写真の遠景は、電車に乗っていると駅到着手前で見られるので、車窓左手注意。
 
道路から砂利道に入ると、到着。
ホントにここが温泉?というようなプレハブの建物に恐る恐る入ると、小さな机の前に鎮座するおじいちゃんがいて、料金を受け取る。
ここは、地域の老人会の方々が運営している共同浴場なのだ。
机の上には大学ノートがあって、おじいちゃまが何やら客データ?記入。どこから来たのか聞かれたので、新潟から来たんですよ、と言うと、周りのおじちゃんたち大受け。
 
プレハブ内は二十畳ほどの広さの休息所兼食堂になっていて、十数人のお兄さん、おじちゃん、じいちゃん達がビール飲んだり料理を食べたりしてた。雰囲気はもろに、村の寄り合い所鍬渓定食300円だって~!
 
浴室はその奥にある。
男湯のノレンを指さして、「こっちに入ってもええんやで~」とお約束のツッコミ、ありがとう。
 
以前は、このメインのプレハブwがお休み処で、浴室は隣の建物にあったそうだが、05年2月にやや改装。浴室をお休み処に隣接させたのだそうだ。
 
そのせいか、浴室部分はミョ~に新しくてピカピカ。
といっても、脱衣場には鍵付きロッカーなどなく、最低限の脱衣棚、鏡、洗面台がある程度。
 
浴室はキレイで快適。カランもスパ銭ふうなのが2~3基備わっている。シャンプーやボディソープも完備。
先客は2人いた。
体を洗ってから、先客さんに挨拶をして湯船に入る。
 
あ~、いいお湯~! もろ好み~。鉄臭苦しょっぱい味。色は褐色というのか、いわゆる泥水色(殴) 赤茶色の湯花がたっぷり漂っている。
4人はゆったり入れる湯船で、ほええ~っと天井を仰いで、ビックリした。
なんたって、屋根が半透明に近い塩ビか何かの波板なのだーー!
ここって雪は積もらない地域なんだろうな。じゃなきゃ、ありえないよ。
生憎の雨模様だったので、波板の屋根には雨粒が当たって、バッタンバッタンとやかましい。
 
やがて1人が上がり、浴室には私より少し姉さんな方と差し向かい。
いい湯ですね~から始まり、新潟からサッカー応援のついでに来たことなんか話す。
姉さんは、ホントはその日、1日TVの前でそわそわしてる予定だったそうだ。
というのも、ここを訪れたのは05年10月。阪神vsロッテの日本シリーズが終わった直後だ。
「あっという間に阪神が負けたから、今日はせっかく休みを取ってじっくり観戦するつもりだったのに、もうヒマでヒマで」、そんなわけで、ここに入浴に来たのだそうだ。
 
姉さんはもともと神戸の人で、今は小野市に住んでいる。バリバリの虎ファンだが、神戸にサッカーのチームがあったとは知らんなぁ、とのこと(泣)。
阪神のこと、アルビのことなんかいろいろ話してたら止まらなくなって、お互いのぼせる寸前。
鉄泉だから、とてもよく暖まるのだ、これが。
さすがに長風呂は体に良くなさげだったので、上がってから、脱衣場でおしゃべり。後からやって来た顔見知りの人も加わって、もう、手がつけられん状態(笑)
 
 
ところで、ここの湯上がりスベスベ感ったらたまらない。もうウットリ。
湧出量は多くないが、小さな浴槽で源泉掛け流しで大事に運営してるそうだ。
湧出温度は15℃くらいの冷鉱泉で、加熱。でも、浴槽には冷たい源泉をそのまま注げる蛇口もあるのだ。
「有馬温泉にも負けない」というのが謳い文句らしいが、ホントにいい湯で、通える人は幸せかも。
里山の大切な宝物のような温泉に入れていただいて、とっても感謝だ。
 
 
脱衣場からお休み処に出ると、やはり男性陣はうだうだとビール飲んだり寝ころんだり。
飲んでいきなよ、と言われたけど、この後すぐに神戸ウイングに行かなきゃならない。後ろ髪ひかれる思いで、プレハブ小屋を後にした。
 
11月も目前の晩秋の雨。でも、体はポッポと火照っている。
砂利道から舗装道路に出ると、大きな声がした。
さっきの姉さんや、その連れやお友だちがわざわざ傘さして外に出てきて、「ニイガタ、アルビ、頑張ってや~!」と声援を送ってくれてるのだ(´;ω;`)ブワッ
(ちなみに、その時の試合は、アルビが1-0で勝ってJ1残留を決め、神戸J2降格決定…となるはずが、ロスタイムにクリ爺に同点弾キメられたね(´・ω・`)
 
泉質以上に素晴らしいものをいただいた、鍬渓温泉
また行きたいよ。今度は定食たべて、ビールも飲みたいよ。
 
そのためにも、ヴィッセル神戸さん、入れ替え戦頑張ってください。J1に戻ってきてください。
そして、再び鍬渓温泉を訪れた時には皆さんにヴィッセルの宣伝もしとくから!
 
 
小野町駅は小さな無人駅だけど、駅舎が食堂になっていて、蕎麦が美味しいらしい。
電車を待つ間、ここでコーヒーを飲み、素朴な観光チラシを眺めて過ごした。
 
神戸から、時間はたっぷりかかるけど、行くだけのことはある温泉。心にも沁みた。
 
 
温泉名:鍬渓温泉  入湯日:2005.10.29

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コメント

いよっしゃああああ~~~!
おめでとう神戸。温泉の神様も味方したんだね。

待ってろ有馬、待ってろ灘温泉♪

投稿: アイアン | 2006年12月 9日 (土曜日) 18時02分

おめでとうございますw
しかし、小野まで行ってたとわ
恐るべし温泉魂。

投稿: suveryman | 2006年12月 9日 (土曜日) 22時40分

>スベリ
 
むふ。貴殿もそのパワーをますます磨いてくださいますよう。
来年も期待してるわねん(って、いぢめか?)

投稿: アイアン | 2006年12月10日 (日曜日) 23時26分

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