草津の旅・7 ~山本館~
三連休の中日とあって、草津湯畑周辺はかなりの人出。
宿の泉水館で早朝風呂→地蔵→煮川ときて、少しグッタリしながらカフェを求めてやって来たのだが、どこも満員だ。
空のペットボトルにまたまた千代の湯湧水をいただいて、チビチビ飲みながら、方針変更。
こういう時はゴージャス系の旅館立ち寄り入浴でひと息つくのだ。
山本館(立ち寄り入浴)
●酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉 (白旗源泉)
●1000円 (タオルなし)
●11~15時
●草津町草津404 ℡.0279-88-3244
湯畑から西の河原通りにはいってすぐ。
わさわさと観光客が歩いてる通りにあって、そこだけ空気感が違うような風格ある老舗旅館。
入浴料金は、グエェェッ、野口英世博士お1人分。
しかし、共同浴場は全てタダで入れさせてもらってるのだから、納得ずくってことにしよう。
格調高い雰囲気のフロントでお金を払うと、廊下を右へ。
少し階段を降りて、半地下くらいの高さに風呂場はある。
高級感溢れるお休み処。ここで冷水などを飲んでまずひと休み。
老舗旅館といっても建物は割と新しめ? レトロモダンを基調としているが古色はあまり感じない。抑えた照明が落ち着くっちゃあ落ち着くな。
温泉の神様、お風呂ちょうだいします。
オール木造りの脱衣場はゆったりしていて気持ちいい。
私の他にも立ち寄り客が2、3人。快適だ。
旅館とあって、浴室にはシャワー付きカランが完備。
念入りに髪を洗ったりしたい時は、こういう所が最高だなぁ。共同湯でシャンプーするのはハードル高いし。てか、酸性硫黄泉で髪を洗うって、ちょっと……(’A`)
檜浴槽が1つだけというシンプルな浴室だが、12、3人は楽に入れそう。
大正モダニズムふうな木枠の窓から外の光が差し込んで、雰囲気はとてもいい。
湯は42℃あるかないかくらいの温め。
普通だと42℃は適温だけど、草津だと温めって表現になっちゃうね。
やわらかな硫黄の匂いと、マターリ肌にまとわる感じの白旗源泉。フワッとした白い湯花が舞って、微白濁。
2ヶ所の湯口から湯がほとばしる音だけが響いて、すぐ外の通りの喧噪がウソみたい。
ついうっかり長湯しそうになったが、半身浴でとどめといて、脱衣場へ。
木の腰掛けで、Tシャツ姿のまましばし半睡。これが思いのほか効いて、すぐに元気回復。
懲りもせずに次の共同浴場に向かうのであった。
(←草津の旅6 その8→)
温泉名:草津温泉 白旗源泉 入湯日:2007.2.11
http://yamamotokan.com/
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