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2007年2月27日 (火曜日)

草津の旅・12 ~睦の湯~

瑠璃の湯から白嶺の湯巽の湯ときて、ここ睦の湯まで、全部湯畑源泉の湯なのだ。
だから、どこの湯がどう違うという事もさほどない。地元の人にしてみれば、せっせと歩いて→脱いで→浸かって→拭いて→また着て→また歩いて、なんていう湯巡りは、さぞ、バカスwって感覚なんだろうな。


 
 
睦の湯(むつみのゆ)

 
●酸性・含硫黄‐アルミニウム‐硫酸塩・塩化物泉 (湯畑源泉)
●無料
●24時間 (清掃9~11時半/住民専用タイム15~21時)
 

Mutumi3巽の湯から再び国道を六合村方面に歩いて4~5分。
草津の格安お宿として有名な美津木という旅館を過ぎて、超高級旅館として知られるつつじ亭がある交差点を右折。というか、右斜めへ伸びる細い道に入ると、すぐに睦の湯はある。
周りはホント静か~な住宅地。まるで時間が止まったかのような深閑とした雰囲気だ。

落ち着いた木造の、比較的大きな共同浴場だ。

 
Mutumi2 中に入ると、誰もいない。
脱衣場の木の床を踏みしめるギシギシいう音や、自分が服を脱ぐ衣擦れの音しかしない。
午後を過ぎて雪もやんできて、差し始めた薄日が建物の中に差し込んで、古くて簡素だがキレイに管理された内部をぼんやりと照らしている。
 
まったく未知の国を彷徨ってでもいるかのような物寂しさと期待感がないまぜになった旅情が、不意にグッとこみ上げてきて、ひと時フリーズしてしまった(マッパのままでかよっ)。
 
お湯はどこも同じ共同浴場だけど、その日その時のシチュエーションで全く印象って異なるもんだ。
私にとって、睦の湯の印象は、静寂のひと言。

 
Mutumi外から見ても立派な建物に見えたが、浴室に入ってみると、とても天井が高い。
コンクリ造りのあっさりした浴槽(7~8人は余裕で入れそう)に浸かりながら、撮ってみた→
 
ちょっと、東北の秘湯の一軒宿の湯小屋にいるみたいな気分…。
すんごく幸せ。

 
匂いも酸っぱさもほどほどの、普段使いのお湯に浸かって、鼻歌うたってきますた。
 
に・い~・がた、レッツゴー♪


 

                                (←草津の旅11  その13→)

 
温泉名:草津温泉 湯畑源泉   入湯日:2007.2.11



 
 
 
                      
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