草津の旅・5 ~地蔵の湯~
おそらく1年のうちで最も「私がアルビレックスに興味がもてなくなる9日間」の3日目が過ぎようとしている。
(エッ、前橋デ試合トカアッタンデスカ? 映画祭廻リデモウ忙シクッテ~)
さて、草津での第1夜は爆睡のうちに過ぎて(なんたって、夜11時前に寝た)、2日目の朝が来た。
この日は、「おじさんは万座にスキーに、おばさんは共同湯巡りに」の日。
前日のうららかな晴天がウソみたいに、曇ってチラチラと雪が降っている。
地蔵の湯
●酸性・含硫黄‐アルミニウム‐硫酸塩・塩化物泉 (地蔵湯源泉)
●無料
●8~22時
ここ、場所はけっこう判りにくい。草津って地図には表せないアップダウンがあるので、ちょっと道を間違えるとけっこう大変。朝っぱらから高地トレーニング状態になってしまった。
見ての通り、改築してまだ新しい共同浴場。
建物の周りは足湯などがまだ造成中なので、工事用のコーンがいっぱい。
到着したら、ちょうど胸に揃いのバッチをつけた男女あわせて十数人が出てきたところだった。ツアー客かな。すれ違いでよかった~。
ゆったりと作られているので外見は大きいのだが、中にはいるとそれほどでもない。
浴室は脱衣場と一体型。壁際の脱衣棚の前に細長いスペースがあるだけで、すぐ浴室エリア。
なので、さっきの団体さんとかち合わなくて、本当によかった。
浴槽に浸かってる人に見られながら服を脱ぐなんて、別府以来。
浴槽は8人程度の大きさ。草津の共同湯としては大きなほうかな。
湯口が浴槽の水位スレスレくらいのちょっと低いところにある。
団体さんがゴッソリと入浴して湯揉みしてくれたせいか(泣)、けっこう温い。
でも、湯口のすぐ近くに行ってみたけど、投入される源泉自体もそんなにアチチチではなかった。真冬だとこんなものなのかなぁ。
ほんのりと硫黄の匂いのする酸っぱ湯は肌にまとわりつくようで、体に沁みてくる。
白い湯花が少し舞っているが、湯は白濁はしてなかった。気持ち、ささ濁りって感じ?
吹雪の中を歩いた後なので、ガツンと熱い湯に浸かりたかったけど、血圧が乱高下してもマズいしね。
ゆったりのんびり暖まってから、脱衣場エリアで服を着ていると、新たに観光客ふうの人がやってきた。棚の前ですれ違うのが大変な狭さ。彼女の着てたダウンのコートが素肌に当たって、冷たくて飛び上がってしまったよ。
ここはトイレや時間湯用の浴室も併設されている。
外に出ると、泉源の前にお地蔵様。
そして、地蔵の湯の隣には、ひっそりと、知る人ぞ知るコアな湯治宿が建っていた。観光客の投宿お断り。本当に悪いところがあって真剣に治したい人たちだけが泊まって、地蔵湯の霊験に預かっているのだった。
(←草津の旅・4 その6→)
温泉名:草津温泉 地蔵の湯源泉・県有 入湯日:2007.2.11
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コメント
あれ?アイアンさんって熱い湯苦手じゃなかったですっけ?
勘違いかな?
私、熱めの(母や家族には かなり熱い と言われる)お湯が
好きです。自分が冷たいからか、温いとさらにどんどんお湯も
自分も冷たくなってっちゃうんですよね。
熱いお風呂好きって、おじさんっぽいし、健康上も
美容上にも良くないみたいですけどね(泣)
投稿: すばる | 2007年2月20日 (火曜日) 02時38分
>すばるさん
ぬるい湯に入ってダラ~ッと長湯するのは好きだけど、草津の湯は泉質からいって長湯タイプじゃないでしょ。だから、カリッと熱いほうがいいなぁ。熱いのガマンしながら3分くらいでパッとあがる気持ちよさ!
草津に来て水でうめて半身浴ダイエットなんてさぁ、肌が荒れても知らんぞお嬢ちゃん~って感じ。
でも、この寒い時期、栃尾又や貝掛の低温浴ってのも堪えられないよ~寒気持ちよくて(^_-)
投稿: アイアン | 2007年2月20日 (火曜日) 12時38分