草津の旅・14 ~草津ホテル~
細い路地をあっち行ったりこっち行ったり、坂を登ったり下ったり、「落雪注意」の貼り紙に軽くビビったり(草津の雪は新潟のと違って、すごく痛そう)、いろいろしながら湯畑付近まで戻ってきた。
午前中、満員で入れなかったカフェ「茶房ぐーてらいぜ」にてコーヒーを一服。
古き良き珈琲喫茶の名残をぷんぷんと漂わせるマスターが淹れるコーヒーは、とっても美味しかった。和みまくりんぐ。
カフェイン補給して、またしても元気充電してしまった私、さらに歩く歩く。
草津ホテル
●酸性・含硫黄‐アルミニウム‐硫酸塩・塩化物泉 (西の河原源泉)
●800円 (タオルなし)
●13~17時
●群馬県吾妻郡草津町草津479 ℡.0279-88-5011
西の河原(さいのかわら)通り、こと、泉水通りを突き当たりまで行くと、少し高台にこのホテルはある。
ホテルのサイトを見ての通り、片岡鶴太郎美術館を併設している。
丘のようになっているホテルの敷地を歩いていくと、雪交じりの天候の中、エントランスで待機している法被姿の男性スタッフさんが駆け寄ってくる。
立ち寄り入浴できますか?と聞くと、物腰丁寧に中に招き入れてくれて、フロントの女性にその旨を伝えてくれる。
旅館の立ち寄り入浴でこんなに丁重に扱われるのって、咲花の佐取館以来だなぁ。恐縮しちゃう。しかも、料金は800円。これ、草津の相場的には決して高くない。
さて、ここを本日の立ち寄り入浴最終ポイントに決めたのは、“住宅地近辺の共同浴場は15時~夜まで住民専用になってる場所が多い”っていうのと、“たいていの旅館の立ち寄り入浴時間は15時まで”ってなわけで、16時回って入れる所がここだけだったのだ(殴)
料金を払うと、今度は別の男性スタッフさんがしずしずと浴室まで先導してくれる。またまた恐縮至極なり。
右の写真は、浴室手前の休憩処。畳エリアもあり、浴衣姿で将棋をうっている人もいた。
飾られている絵はきっと鶴さまのものなんだろう。
浴室はやはり、広くてキレイ。脱衣場はカゴ式だが、貴重品ロッカーはあり。
アメニティ完備。超・完備!w
時間帯がビミョ~なので、カゴをザッと見ると、泊まり客と立ち寄り客が半々くらい。
といっても、入っているのは10人いないくらい。
浴室もゴージャスで、シャワー付きカランがズラリ。
そこで、じっとりしてしまった髪を丹念に洗う。
大きな浴槽だが源泉投入量はさほど多くないためか、内湯はけっこう温い。
ふわっと硫黄が匂う湯には、ほわほわと湯花が少量舞い、酸っぱさはほどほど。
露天風呂も15、6人ゆったり入れそうな広さで、湯口からもザブザブ湯が注がれているが、とにかく寒いので、たちまち湯が冷める感じ。
というわけで、湯口近くで熱めのお湯を楽しんだ。
街並みより少し高い場所なので、風当たりが強いのだ。時折、雪が横殴りに吹き付けてくる。が、雪見露天の情緒満点だから、まぁ結構。(屋根はかかっているよ)
インパクトのあるお湯では全然ないけれど、共同湯とはまた違う“癒し”があるので、とっても満足。というわけで、帰り際に売店で、片岡鶴太郎画伯のニャンコ絵はがきを数点買ってきた。
旅館入り口近くには(上の写真の左側部分)「足湯カフェ」というものがあった。
というわけで、5時ちょっと前に泉水館に帰着。
万座までスキーに行ったうちの人はまだ帰ってなかった。夕食まで寝ちゃお。
(←草津の旅13 その15→)
温泉名:草津温泉 西の河原源泉 入湯日:2007.2.11
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