草津の旅・15 ~白旗の湯~
草津2日目は私もうちの人もガッツリとエネルギーを消費した。
となると、1泊目のあっさり繊細なお食事ではちと物足りないかな~? 食事後、通りの居酒屋で串焼き&焼酎でもやりにいくか、と思ってたのだけど、泉水館2泊目の夕食は前夜のメニューより少しカロリーお高め。とっても大満足な献立で、いろいろ考えて作られてるのかなぁと感心してしまった。
うちの人はスキー疲れで、私は湯疲れで、またまた超早寝。
そして、朝5時には起き出して、泉水館の庭に湧く若の湯を楽しんだのであった。
その後は、お待ちかねの朝飯。朝からお腹グーグーって健康的!
モリモリと朝ご飯を食べた後は、お土産購入タイムだ!
食後にまた朝寝をキメこんでるうちの人を置いて、私は氷点下の気温の中、買い物&ウォーキング&入浴(笑)のため、町に出た。
白旗の湯
●酸性・含硫黄‐アルミニウム‐硫酸塩・塩化物泉 (白旗源泉)
●無料
●24時間 (清掃時間除く)
有名な、あまりにも有名な共同浴場。
草津に来て湯畑見物をした人なら、見てないはずがないほどの好立地にある。
ゆえに、いつも観光客で賑わっていて、混雑した風呂が何より嫌いな私はいつもいつも入れずにいた。
しかし、今は朝8時を少しまわった程度。
思い切って中に入ってみると、先客は5人。これは入るしかないでしょう!
(写真左端の白い細長いものはコインロッカーだよ)
※残念ながら08年2月に行ったらロッカーはなくなっていた。
男湯は熱くない浴槽と激熱浴槽が離れて1つずつあるそうだが、女湯は細長い浴槽が、8人程度の熱くないゾーンと4人程度の激熱ゾーンに分けられている。それぞれの湯口から出る源泉量が違うことで温度が分けられてるらしい。
先客の内訳は地元の人3人、観光客2人って感じか。
板張りの床の一番奥のほうで、子供を床に寝かせ、タオルをかけ、桶で激熱のほうの湯をすくってはユルユルと子供の体にかけていくお母さんがいた。
なんだか、宮城の峨々温泉の入浴法みたいだなぁ。寝転んで、胃腸などの悪い所に竹筒ですくった湯をかけるのが峨々温泉のやり方。
まず、熱くない方に入ったが、ホントに熱くない。というか、温い。41℃くらい。
硫黄の匂いがぷんぷんで、酸っぱさもそこそこ。氷点下の中を歩き回ってビリビリ冷たくなった体が、みるみる溶けていく感じ。
体が温熱に慣れてから、奥の小さい激熱浴槽にも入ってみた。
確かに、最初はアチッ!となるが、せーのっで浸かってしまうと、刺激が体中に滲みてきて、気持ちいい。
激熱といっても真冬のため、体感温度45~6℃って感じ。
ちなみに、この白旗の湯には水道の蛇口がないので、水でうめることは出来ない。
ゆったりとした脱衣場でそそくさと服を着て、さぁ、お土産ハンティング。
お饅頭は日持ちがしないのでスルー。
草津名物花インゲンの甘納豆は日持ちもするし、値段も手頃な大きさのパックがある。これは、買い。
そして、コンニャクの鉄砲漬け。中にゴボウさんが入ったコンニャクのたまり漬けなんだが、こういうのはちょっとしたおかずの一品になるから、主婦へのお土産に最適。
てなわけで、お土産のビニール袋をあれこれ下げて、帰館。
チェックアウトの10時までゆっくりゴロゴロして、名残惜しいけど泉水館を後にした。
帰り際、クルマを廻してくれた若旦那は、やっぱり半袖隊だった。氷点下なのに(笑)
(←草津の旅14 その16→)
温泉名:草津温泉 白旗源泉 入湯日:2007.2.12
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