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2007年2月16日 (金曜日)

草津の旅・3 ~凪の湯~

草津温泉公式サイトの掲示板でもしばしば話題になる“恐怖の饅頭ストリート”西の河原通り。
なのに私は十中八九、饅頭突きつけオバチャンからスルーされてしまう。
地元民に紛れる ←これ、実は得意技。
 
 
宿で「君子の湯」を堪能して少し寝て起きると、外はそろそろ夕闇。
夕飯の時間までまだ1時間ちょっとあるので、ぶらぶらと西の河原通りを歩く。
居並ぶ饅頭店のなかでも最もキョーレツな(え? まぁいろんな意味で)店の路地を入ったところに、この共同浴場はある。

凪の湯

 
●酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 (西の河原源泉)
●無料
●清掃時間以外の24時間
 

Nagi3
路地裏の小さな建物。階段を数段降りる半地下…いや、4分の1地下くらいになっている。
 
ドキドキして戸を開けると、靴箱には何もない。やった、独り占め!
 
脱いだ服を置く棚があるだけの簡素な脱衣場と浴室はガラス戸で仕切られているので、鍵付きロッカーとかなくても平気。このテの共同浴場はだいたいこんなふうだ。

 
Nagi2 ガツンとくる入浴感で有名な西の河原源泉
浴室内は仄暗かったので湯の色はよくわからなかったが、「君子の湯」より少し尖った感じの硫黄臭がたちのぼる。
持参した、myケロリン桶で湯をすくって足元から徐々に体にかけていく。
(もちろん浴室に桶は完備だが、my桶 草津デビューなのだ)
 
そーとー熱いぞ。
熱さに強いはずの手で湯をすくっても、「あちちちっ…」となるくらい。
 
これだ、これが草津の湯だよおぉぉぉぉ~。
 
熱かろうがなんだろうが、そこに温泉があれば、入る。コレ当たり前。


 
Nagi足先がビリビリッとなりながらも、せ~の!で入湯。
こういうのって、全身浸かっちゃうと案外平気なのだ。
 
熱っ……熱い。うーん、いいぞ、これ絶対46℃以上あるよね。
酸性でピリピリきてんのか、熱くてビリビリなのかもはや分かんないが、とにかく気持ちいいっ! 1人しか入ってないので、“こらっ、湯を動かすな、熱いだろっ”な状況じゃないのに、木製の浴槽の底面から激熱が攻めてくる。
 
ひとり熱湯コマーシャル…(←これ判る年代の下限って30代くらい?)
 
ちょっとホースから水を入れようかな、という思いと、ここまで来たら少しくらいうめても変わりゃしない、という思いが交錯して、結局、加水はしなかった。
 
濃くはないが硫黄の匂い渋~い酸っぱ味がジンジンと体を攻めてくる快感に浸りつつ、まずは共同浴場1軒目、入湯完了。
脱衣場に上がってよく見ると、体は金太郎さんのように真っ赤っかになってた。
実はこの赤み、次の浴場に行ってもまだ残ってた。
もしかして、火傷一歩手前?(笑)

 
外に出て、例の饅頭屋の前を通りかかったら、しつこい誘いにキレて物凄い迫力でオバチャンにすごんでる若い男を目撃。あ~あ。

 
                                 (←草津の旅・2   その4→)

 
温泉名:草津温泉 西の河原源泉  入湯日:2007.2.10

 
 
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