草津の旅・16 ~川原湯温泉「王湯」~
上州草津温泉に付きものなのが、「なおしの湯」。
「直志の湯」じゃないから。(と、ピンポイントに言ってみる)
草津の湯は酸性が強くて、肌にはけっこう負担がかかるので、草津から帰る途中には優しい泉質のお湯に浸る、ってのが「なおしの湯」。沢渡温泉が有名なんだけど、行きやすかったので川原湯に行ってみた。
川原湯温泉 王湯
●カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・塩化物泉
●300円 タオル有料 ソープ類無し
●9~18時 (冬期間~17時)
●群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯 ℡.0279-83-2591
草津から沼田に行くR145号線沿いに流れる吾妻川。川原湯温泉はその対岸に細長く続く温泉地だ。(川原湯温泉公式サイト)
川原湯入り口から延びる細い道沿いのところどころに車が停められる小さな駐車場が点在。
その1つの駐車場からすぐのところに、王湯はある。
中に入ると、受付で料金を払う。
今まで草津で無料入浴してきたので「えっ、金いるのっ!」とか思ってしまうアテクシ…。
ここは露天風呂と内湯の場所が別になっているそうで、私は内湯のほうに入った。
ここはなかなかの人気施設らしく、入ってすぐの座敷からは賑やかな声が聞こえてた。
が、浴室に入ってみると、私ひとり。これはチャーーーンス!
浴槽の写真とかバッチリ撮っちゃお、と思いつつ、服を脱いでたら、おばちゃん4人組みがやってきちゃったー(泣)
(1人と判った時に即、撮っておけばよかった~)
写真の入り口を入るとすぐに脱衣棚があり、浴室はそこから階段を降りたところにある。
下の浴室脇にも脱衣スペースがある、という不思議な造り。
馬蹄形の浴槽には、キレイな透明の湯が注がれてる。
結構熱めだが、湧出温度が70℃以上なので加水は多少されてるらしい。
サラッとした肌触り、ふんわりと硫黄臭もする。ときには微白濁することもあるという湯の鮮度はなかなかよさげ。
湯口にコップが置いてあるので、飲泉もした。
軽くタマゴ味の、おいしい湯だった。
ちょっと、おばちゃん達がやかましすぎて、辟易。なんでグループになると周りを完全スルーで大声張り上げて騒いじゃうのか、全然わかんねーー。プールとかでもそうだよね。
とはいえ、しっかり湯口前を確保して、あっさりとした湯触りをじっくりと楽しんだ。
浴槽がかなり深めなんで、首までとっぷり浸かっちゃうんだよ~。
浴後はしっとり感があって、とてもいい湯。やっぱり「なおしの湯」だ。
(←草津の旅15 その17→)
温泉名:川原湯温泉 入湯日:2007.2.12
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