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2007年3月21日 (水曜日)

喋らないと死ぬんぢゃ・田の湯温泉・別府28

1人旅も、独り宴会も好きだけど、決して孤独が好きなわけでは全然ないんで。
ただ、マイペースが過ぎるだけ…。


 
田の湯温泉
 

●炭酸水素塩泉
●100円
●6時半~22時半
●別府市田の湯4‐23
 

 
照の湯からバスに乗って、別府駅に戻る。
途中、鉄輪を通るのだが、さすが観光地。地獄めぐりの辺りのバス停には、英語やハングルのアナウンスが入る。
実際、キョロキョロしながらガイドブック握りしめて乗ってきた韓国のお嬢さんたちがいた。
 
別府駅の西口というといわゆる“山側”。温泉旅館もあるけれど、おおよそ住宅地という雰囲気だ。昨夜訪れた野口温泉も駅西口方面だ。
 
田の湯は西口に立って、山に向かって左手に少し進んで細い道を入ったところ。

Tano 白壁造りの目立つ建物だ。
のぼりに書かれてるのは「泉都(セント)」。
最近よくある“地域通貨”というもので、別府市のイベントやボランティア活動参加などで貰えて、それが貯まると、このような共同湯に使えたり、グッズと引き替えたり、トリニータやヒートデビルズの試合の入場料割引があるんだって。
 
100円玉を握りしめて中に入ると、受付のおばさまの「今日は気温のわりには風が強くて冷たいね」という挨拶に、「私、新潟人だから全然寒くないのよー」と返して、そこから怒濤のサッカー温泉話のはじまりはじまり。
いやぁ、おばさまも退屈してたとみえて、お互い受付の前に突っ立ったまま、延々とおしゃべりをしてしまった。今まで共同湯でご一緒したおばあちゃまたちは、どなたも半分眠ったような感じで、口がムズムズしてたので(笑)堰を切ったようにとめどもなく喋り続け、料金払うのも風呂に入るのも忘れるところだった。
あーー気持ちいい!

 
心ゆくまでお喋りした後で浴室に入ると、天井が高く、かなり広め。
浴槽は12、3人ゆったり入れそうだ。
脱衣場・浴室一体型。先客は2人いて、若い女の子が延々と髪を洗っていた。
長い髪だと、桶で湯をすくってかぶりながらシャンプーするのって大変だよなぁ。
 
田の湯のお湯は少し黄褐色に色づいていて、湯温はわりと温めだった。…と思ったのだが、それは湯口から遠いほうのことで、湯口付近に近づいていくと徐々に熱くなっていく。
湯口からはドバドバと源泉が注がれていて、その湯量を調節するバルブは入浴客が自由に動かせるようになっている。
きっと、温くなりすぎたのでバルブ全開にしてるのだろう。
 
ふわりと重曹泉の匂いがたちのぼり、肌に優しくまとわりつくようなお湯。それでいてサラサラ感もある。これならシャンプーのすすぎにもいい感じ。

 
のんびり過ごして外に出るとノドがカラカラ。
建物前の自販機でお茶でも、と思ったら、小銭が100円一個のみ!
100円以内で買えるヤクルト2個セットを一気のみだ。風呂上がりにヤクルトなんて懐かしいなぁ。子供の頃銭湯通いしてた頃はたまに買ってもらって飲んでたもんだ。

 
                                (←別府・27   別府・29→)

 
温泉名:別府温泉    入湯日:2007.3.4


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