大分共通バスカードは必須・照湯温泉・別府27
別府市内は亀の井バスがメインだが、大分バスも走っている。
「大分共通バスカード」ってのを買っておくとどちらも使えて、しかも100円お得。
小銭は、共同湯巡り用に取っておこう。
照湯温泉
●単純温泉
●200円
●9~21時
●別府市小倉
明礬で濃い~2湯に入って、とろけるようなヘロヘロ感を楽しみつつ、「明礬」バス停のベンチで水を飲んでいたら、別府駅行きのバスが来たので、乗ってみた。
こころよい揺れにドッと眠くなってきて、このまま駅まで戻っちゃおうか、とウツラウツラしていたら、「次は照湯…」というアナウンスが。
するってーと、なぜか指が勝手に降車ボタンを押していた。
バスカードがあるので素早く降りれるのさ、うふふ。
降り立った「照湯」バス停の周りには何もない。キョロキョロすると、「←照湯30m先右折」という看板があったので、その細道を行ってみる。
しかし、30m先にはきっかけになる目印がないので気付かず、橋を渡ってしまった。
ま、そこでフッサーラなネコさんと遊べたからいいや。
ふと振り向くと、川端にそれらしい建物を発見し、橋を引き返す。
そうだなぁ、細道から曲がるきっかけは、白い民家ってことで。
建物の前は公園ふうに整備されてる。駐車場もある。
ここはとても歴史の古い共同湯なのだが、3年ほど前に改築された。新しくてキレイで、バリアフリー。
にこやかなおばさまのいる受付には、地元系の食べ物が置かれ、少し休憩できるスペースもある。トイレも有り。
スタンプの絵は鬼の面だった。そうそう、建物の壁面にもデカい鬼面が取り付けられてた。
日曜の正午頃だが、私ひとり占め。
天井は高く、ウッディな感じがゴージャスなのだが、脱衣場・浴室一体型で、洗い場は水道蛇口のみ。備品は桶だけ、という純然たる共同湯スタイル。
←これは「姫の湯」という新しく作られた浴槽なのだが、もう1つのは江戸時代に作られたそのままの浴槽「殿様湯」なんだって。
これは男女日替わりなんだそうで、ちょっと損した気分~。
(ということは、「姫の湯」が男湯って日もあるのか。まぎらわし~)
10人は楽に入れそうな浴槽には、すごい勢いで源泉が注がれている。
そして、またもや、アチチッ、アッチャアアァァァァァ~!
もうわけわかんないスみたいな熱さ。
あぁ、でも、入るとも。入るのさ、一生懸命湯揉みして。そして、湯口のレバーを少し動かして源泉の投入量を少なくして。
ここは明礬と鉄輪の中間地点で、どちらとも違う感じ。
ほんのりと硫黄の匂いがたちのぼる透明な湯はサラッとしている。
細ーーい溶き卵のような湯花がチラホラ舞っている。
堀田温泉ともまたちょっと違う、デイリーユースな硫黄泉だ。
建物の前には源泉井戸があり、閻魔様像がいらっさる。
別府中心部や鉄輪など、ゴタゴタした路地を巡る楽しさとはまた別の、里山ののどかさを充分に味わえるロケーションだ。
次、来た時は、ぜぇっっっったいに、「殿様湯」に入るずぉ。
あ、ちなみに別府に行った過去3回、バスはけっこう利用したが、かなり時刻は正確だった。
本数は多くはないし、路線図も判りにくいが、遅れがないのは嬉しい。
(←別府・26 別府・28→)
温泉名:明礬温泉(照湯温泉) 入湯日:2007.3.4
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