湯元に往け5・弥彦・観音寺温泉・長生館(閉館)
東日本大震災により、長生館さんの源泉が途絶えてしまったそうです。
そのため、2011年3月末をもって長生館さんは閉館されました。
素晴らしい泉質と暖かな対応で多くの温泉好きに愛されていたのに、別れはあまりにあっけなく……。長年にわたりいいお湯を守り続けてくださって、ありがとうございました。お疲れ様でした。(2011.4.1記)
観音寺温泉・湯元・長生館
●含硫黄‐ナトリウム‐塩化物冷鉱泉
●500円 タオルあり
●10時半~15時半
●新潟県弥彦村観音寺179 ℡.0256-94-2062
http://tyouseikan1126.qee.jp/
温泉宿を選ぶ時、とにかくお湯がいいことを第一条件にするならば。
さしあたり、旅館名に「ゆもと」とついてたり、「○○温泉湯元」という冠がついてたりする宿なら、かなりの確率で満足を得られるぞ、というシリーズ、第5弾。
観音寺温泉は旅館が3、4軒かあるけど、ここが湯元。
このすぐ近く、弥彦神社参道に連なる弥彦温泉のお湯は、この観音寺温泉から引き湯してたそうだけど、今はどうなんだろう? 麓地区に新しい泉源が出来て、「さくらの湯」という施設もオープンしたし。ねぇ、どうなってるの、弥彦温泉さん? ホントのところはどーなの?
…てな詮索はこの辺にして。
建物の裏がちょいとした丘で、そこにもたれ掛かるような設計になっている。
(なぜかここに来るたびに車の中に携帯忘れるので、駐車場からの写真のみ。また今度行って、写真撮れたら追加します)
“鄙びた”という言葉がピッタリだけど、歴史と風格のある建造物って感じの旅館。創業は明治20年!
玄関の帳場で料金を払うと、玄関の右手が浴室。
1階と2階に分かれていて、男女日替わり。
1階のほうがやや広いのだが、さほど違わないかな。
どちらも簡素な湯治宿ふうな佇まいなのだが、脱衣場に自由に使えるタオルが用意してあるところが、太っ腹!
浴室にはシャワー付きカランが3~4基。シャンプー・ソープ類完備。
月岡や咲花温泉ほど強烈じゃないけれど、浴室はあっさりめの硫黄の匂いが漂っている。
浴槽からは掛け流された源泉がザーザーと静かにこぼれ出ていて、いい感じ。
1階が6~7人、2階が4~5人程度?くらいの浴槽には、透明、だけど白い湯花が舞って、ややささ濁りのお湯が湛えられてる。
観音寺温泉の湧出温度は25℃の冷鉱泉なので源泉を加熱しているのだが、なんと加温源泉が注がれてる湯口の隣に、謎の蛇口が。
これを捻るっていうと、25℃そのまんまの源泉がドバドバ出てくるのだ。
他に入る人がいない時は、(いても了解を得たりして)非加熱源泉を出して、その蛇口そばに陣取って、思いっきりお湯を楽しんじゃう。ああ、至福の時。
控えめな硫黄臭と、やや塩っぱい味、やっぱり湯元はええのぅ。
2階の浴室を出たところに、上に登る階段があるのだが、これが見事なタイル貼りの、手のこんだもの。やはり昔の建物は一筋縄ではいかないな。奥が深すぎ。
先にも触れたとおり、裏の丘に伝い登るような感じで3階に通じているのだ。3階にはどんな部屋があるんだろう…。
あぁ、ここに泊まってみたいっ。
ちなみにこのペンは、長生館さんで昼食付き休憩をした時にお土産でいただいたもの。大事に使っております。
部屋から弥彦山やのどかな田園風景が見えて、すごく和んだなぁ。
帳場の向かいには、中庭の和風庭園を眺められるソファの小部屋があって、そこでひと休みしていける。
たまに、ソファの一つに大胆に横たわって爆睡してるオバチャンもいるよ♪
弥彦神社の鬱蒼とした杉林で森林浴して、参道でカレー豆買って、観音寺でひと風呂浴びたら、午後のプチドライブ完璧。
公共交通機関利用の場合、弥彦村が運営しているコミュニティバスがあるし、気候がよければ弥彦駅から歩いて行くのもありかな。
湯元に往け1・大湯温泉和泉屋
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和泉屋宿泊篇
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番外編・三川ニュー湯元
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