名前が偉そう・甲府・湯王温泉
バカ暑い甲府市内温泉行脚、第2弾。
(この“バカ”というのは新潟弁でとてもという意味。OK?)
すみよし健康ランドから、「甲府精進湖線」を北方向に5分ほど歩く。
(甲府は幹線道路以外は道が狭くて歩道がなくて、歩くの厳しいよぉぉぉ)
道なりに行くと、なんとも気合いのこもった看板の文字に目がとまる。
ホテル湯王温泉
●単純温泉
●380円(銭湯料金に準ず タオル、ソープ類有料)
●6~22時 無休
●甲府市住吉5‐10-11 ℡.055-234-2885
身延線「南甲府駅」と「甲斐住吉」駅の中間地点にあり、どちらも徒歩で10分かからないくらいだろうか。
建物の外観は、ちょい古めのビジネスホテルなのだが、なんとも太々黒々した湯王温泉の筆文字看板がインパクト大。
ここは、ホテル全室のユニットバスにも温泉が出るんだそうだ。
甲府のお湯は、わりと、パイプ詰まりの心配とかしなくて済みそうな感じだからねー。
私がもし千代反田か俺の中野かマーカスなら、甲府遠征の時はここに泊まろーよって思うかもしんない。(てか、後の2人は遠征メンバーに入るかビミョ~だが:殴) (あ、そうそう、マーカスと俺の中野が北野をはさんで立つと、4126ヨイフロだにゃあ(=゚ ゚=))
ちなみに、甲府はここ以外にも、温泉付きビジホが何軒かある模様。
それも源泉掛け流しがデフォっぽ。
ホテルのフロント…といっても、お風呂グッズなんか置かれていて、ビジホの雰囲気とはほど遠い。
愛想のいいおねぃさんに払う料金は、たったの380円。
甲府の銭湯料金に準じている。
ビジホなのに銭湯かよっ。
見よ、木製の松竹錠付き靴箱を。ここはまさしく銭湯だ。
(右上の額は成分分析表。すんごく古い)
そして、脱衣場に入ると、まさしくそこは銭湯。銭湯に間違いない。銭湯以外の何ものでもない(必死だな、私)。
なんたって、ロッカーとは別に、常連さんのグッズ置き場があるーよ!
ロッカーは鍵付き。なんとなく28番を使ってみた。
脱衣場、浴室合わせて、おばーちゃんたちが6~7人。けっこう空いている、といった状況らしい。
カランは銭湯らしく、たくさん。ここでも、風呂桶と風呂椅子は重ねてある所から自分で取って、使い終えたらサッと流して戻しておくのが流儀。
そして、ここもどうやら、カランから出るお湯は温泉らすぃ。
広い浴室には浴槽が4つ。
やや熱め浴槽、ジャグジー浴槽、その奥に、太い柱で仕切られた感じの細長い浴槽があって、数カ所ユルユルとジェットになっているのだが、ここの奥が湯口。
温泉成分のこびりついたライオンさんの口から、冷たい源泉がゴボゴボ注がれる。
手前2つの浴槽が加熱源泉で、細長浴槽は手前から流れ込んだ加熱源泉と、注がれる非加熱源泉の汽水域?みたくなっている。
ちなみに、湧出温度は35℃。湧出量は400L自噴っていうから、ガッツリ掛け流せるわけだわな~。
湯口の近くに陣取るけど、なんだか大きな柱に1人隠れて入浴してるみたいな按配だ。
あっさりした黄褐色の透明な湯。茶色っぽい湯花が舞っている。
ほんのちょっぴり硫黄臭。飲んでみたら、甘くて美味しかった。
泡付きはあまりないけど、すごく肌に馴染む感触で、いい感じ。暑い季節はもうたまらん。惜しむらくは、ジェットがなぁ…、ない方がマッタリできそうだ。
この細長浴槽のもっと奥はサンルームふうで、けっこう広々した寝湯があって、この温ーい湯に浸かって寝転んだらホントに眠るかも、と思ったが、いかんせん、湯花ならざるものが底に溜まっていて、さすがに入る気にならなかった。
ていうか、誰も入ってなかった。
ここはすごいっ、ここしかないっ!というインパクトはないけれど、当たり前のように町中に存在する温泉。それって ス・テ・キ
温泉名:湯王温泉 入湯日:2007.5.9 http://www.geocities.jp/hotel_yuouonsen/
この他の「新潟県以外の温泉」を見る
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント