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2007年5月 1日 (火曜日)

湯元に往け6・長岡温泉・湯元館

長岡駅から5分です~♪ 気軽で便利な湯元館~♪ ながおーかおんせん、湯元館、です♪(最後、1オクターブあがる)
 
という懐かしいCMソングをご記憶だろうか?
 
この曲が作られた頃は5分で行けたかもしれないが、その後、長岡駅東口方面はどんどん開けていったので、今はちょっと5分じゃムリかもね。


 
 
長岡温泉 湯元館

 
●単純温泉
●400円
●10~21時
●新潟県長岡市高畑町42   ℡.0258-32-2492

Ngymt5 温泉宿を選ぶ時、とにかくお湯がいいことを第一条件にするならば
 
さしあたり、旅館名に「ゆもと」とついてたり、「○○温泉湯元」という冠がついてたりする宿なら、かなりの確率で満足を得られるぞ、というシリーズ、第6弾。
 
長岡駅東口バス乗り場7番から、「高町団地」行き、長岡温泉前下車すぐ。
12~13分で180円。
「高町団地」行きでいい時間がない場合は、同じ番線から「」行きで「柿小学校前」下車。来た道をほんのちょっと引き返してから左手に入ると高畑の郵便局がある。その道を5~6分歩く。
(柿は『かぎ』と読む。このあたりは地震でひどい被害を受けたエリアだ)

「長岡保養園」という病院前の道を入っていくと、山裾の木立に隠れるように湯元館は建っている。


 
Ngymt4見るからに時を経た感じの古風な湯治宿ふう。
でも、玄関の感じは少し上の写真とは違って、30年くらい前はモダンだった的レトロ感がプンプン。(例のCMソングもその頃かな?)
 
帳場で料金を払うのだが、おばちゃまが何人もいて話し込んでいて、誰が女将さんで誰が常連客なのかわからないよぉぉぉ。
…というステキな雰囲気。
卓球台がますますレトロ感を高めてくれる。
 
湯治場的性格が強いのか?ロビーというかコミュニティスペースが広いような気がする。
そこを入って突き当たって右に浴室はある。

こざっぱり、というか、簡素な脱衣場には「学生さんへ バスタオルを浴槽に持ち込まないでください。脱衣場にあがる前にタオルで体を拭いてください」という貼り紙が。
合宿とかに使われたりするのかな。
ていうか、親は風呂の入り方くらい教えとけよっ(笑) あ、自分もわかんなかったりして。
 
Ngymt 女湯は(多分だけど)男湯より狭くて暗い感じ。
脱衣場からの戸をあけると少し蛇行した通路を通って浴室へ。
暗いというのは決して悪い意味だけじゃなくて、丸く張り出した形のレトロモダンな窓の雰囲気と相まって、不思議に落ち着いた気分にさせてくれる。
 
洗い場は素っ気なく、カラン3基、シャワー2基。
カランから出てたのは、どうも源泉のような気がするなー。
シャンプーと固形石鹸があった。 
 
浴室はとても静かだ。湯口からお湯が注がれる音がしないのだ。
しかし、浴槽からは贅沢なほどジャンジャンと湯が掛け流れている。

 
Ngymt2湯口は浴槽内側面にあった。
色は多分ほぼ無色透明だったと思うが、少しささ濁り?
肩まで湯に浸かると、耳を澄ましてみる。
プチプチプチプチッと炭酸の弾けるような音が絶え間なく湯面から聞こえてくる。
みれば、体中の表面に微細な泡々がくっついて、カズノコ人間状態だ。
ささ濁り?と思ったのは、泡のせいかもしれない。
湧出温度は37℃ということで、適温に加熱している。
 
ほのかに硫黄の匂いもし鉱物系の存在も感じる。
 
この炭酸の多さだけでも、これが単純温泉ってのが、不思議
(含まれる成分の総量が規定に満たないと、硫黄泉とか硫酸塩泉などという名前が付かず、単純温泉と一括りにされるのね、温泉法では)
 
長岡の里山のひっそりとした風情を味わえるけど、町から車であっという間。いつまでもいつまでも浸かっていたいような気持ちのいい炭酸泉を気軽に満喫できるなんて長岡付近の人々は幸せだなー。

 
 
上がってから、脱衣場に貼られた成分分析表を見た。
調査の日付は平成16年9月だった。
この1ヶ月あまり後、中越の大震災がこの温泉地も襲うことになる。
 
となると、この分析表以上のスペックをお湯に感じたのは、あながち間違いじゃなかったりして? あの地震の後、成分が変わったり、濃度や温度が変わったりした例はけっこうあるから。
 
とにかく、長岡在住で長岡温泉に入ったことがない人は一度は行っとくべし。
浴後は爽やかで、スベッスベだよ! 


 

                               湯元に往け1・大湯温泉和泉屋
                                       2・三川温泉湯元館
                                         和泉屋宿泊篇 
                                      3・岩室温泉シンユ館
                                     4・折立温泉・大鼻温泉
                                     5・観音寺温泉長生館
                                     7・大沢山温泉幽谷荘
                                   番外編・三川ニュー湯元
                              
                                
 

 
 
 
                      この他の「新潟県の温泉」を見る



 
 
 CMソング、知らねーヽ(`д´)ノ、または、覚えてない(’A`)という方へ
  さぁ、みんなで唄ってみよう!
 
な が お か え き か ら ご ふ ん で す
ソ ラ ソ ファ  ミ ファ ミ レ ド  レ ド  シ ラ


き が る で べ ん り な ゆ も と か ん
シ シ ド  ド レ  レ ソ ソ ド  ド レ レ ミ


な が お か おん せん     ゆ も と か ん   です

シ ド  シ ラ  ソ   ラ(↑)     ソ ソ シ レ  ド    ド(↑)
 
 

(゚∀゚)みんな、唄えたかなー? (↑)は1オクターブ以上あがる印だよっ♪

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コメント

ピンポイントで元地元ですよ。
小学校、私が通っていた頃はオール木造で、唯一2クラスあった学年だけ
急造プレハブに隔離されてたでござる。
『1学年1クラスってどんだけ田舎だよ!?』って感じだけど、
それでも“長岡駅から5分です”。
ちなみに元ウチは、湯元館からチャリで15分くらい。(子供なんでチャリ基準)
しかし、モロ地元なのに湯元館1度も入ったことなかったなぁ。

投稿: があが | 2007年5月 2日 (水曜日) 14時31分

うわあ。歌が頭から離れません(゚∀゚)

投稿: u-co@木造校舎 | 2007年5月 2日 (水曜日) 15時24分

CMソング、もちろん知ってます(^_^)
館内広いんですね!

投稿: ひげ | 2007年5月 2日 (水曜日) 18時16分

>があが選手
 
ここって昔、温泉熱を利用してテラピアという外来魚を養殖して、「オリダイ」って名前で名物にしてた所だよね?
長岡温泉はここの他もう一軒残ってるので、今度行ってみるわん。
ナガオカ サイコー゚・*:.。.:*!!☆
 
 
>u-co@木造校舎タン
 
そうか、u-coタンと同じ症状を訴える人が他にもいるようです。
最後の「ながおーか おん せん ゆもとかん です」の部分を誰かのチャントしてもらおうか。
(ってか、ここ、節回しが難しすぎてムリ?)

投稿: アイアン | 2007年5月 2日 (水曜日) 18時20分

>ひげさん
 
宿泊部分は全然わからないのですが、ロビーはけっこう広々してますね。
昔、少しだけ長岡に住んでた時、母がたまに主婦同士で昼食付き入浴に行ってましたが、当時はちょっとしたレジャー施設的存在だったのかもですね。
 
あぅぅ…ひげさんとこのお湯の匂いも嗅ぎたくなってきたぁ。

投稿: アイアン | 2007年5月 2日 (水曜日) 18時25分

>ひげさんとこのお湯の匂いも嗅ぎたくなってきたぁ。
ど~ぞ~(^_^)/
いつでも桶!

投稿: ひげ | 2007年5月 3日 (木曜日) 07時22分

>ひげチャマ!
 
どこでもドアがあったらいいのになぁ。
myケロリン持参で行きたいざます。

投稿: アイアン | 2007年5月 4日 (金曜日) 23時10分

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