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2007年7月30日 (月曜日)

最低気温は30℃だす~台北1日目

日本でアジアカップの中継を見てた時は、その暑さは画面から感じられるものの、「大変だよね~。でも、日本だって暑い時ゃ暑いしね」と思ってたのだ。
 
 
しかし、実際に、湿度たっぷりで息苦しい暑さの7月下旬の亜熱帯に接してみると、
 
 
こんな土地でこんな時期にサッカーするのって間違ってないか?!ヽ(`д´)ノ
 
今度からアジアカップは冬にやりましょう。そうしましょう。
 
 
というわけで、台北3泊4日ツアーに行ってまいりました。
 

(写真が多めなのでサムネにしました。クリックしてちょ)
 
070726_143301_2 出来てまだ1年という新築の「ミラマーガーデンホテル(美麗信花園酒点)」にて宿泊。日本語通じまくり。
 
けっこう高級ホテルなのだが、回りはめちゃくちゃ庶民的な街並みが広がっていて、ギャップがものすごい。
ホテルから外出する時は、「えっ、歩くの? タクシー使うでしょフツー」と言わんばかりにベルボーイさんがタクシーを手配してくれるのだけど、台湾はタクシーが激安なので、まぁそれもよし。
 
Sn370031なんたって、昼間は36~7℃湿度たっぷりという暑さ。
しかも台北市内の広い道路沿いは空気悪い。
んなわけなので、健康のためにも、冷房の効いたタクシーで移動するのが正しい大人の歩き方。とほほほ。
 
右の写真→は部屋から真正面の眺め。
廃屋ではなく人が住んでる。屋台とかやってるみたい。
屋根に掛けてるのはブルーシートではなく、どこかの工事現場からパクッてきたシートなんざんすよ。雨、降るときはすごい降るから、シート必要!
 
 
070726_164301_2ホテルに着いたのが2時過ぎ。
なので、MRT木柵線で終点「動物園駅」まで行き、そこから歩いて2~3分の「猫空ロープウェイ」に乗る。片道150円くらい。
 
猫空(マオコン)てのは木柵地域ともいわれ、名高い台湾茶の産地。
 
ま、言ったら、台湾の日本平みたいなもんですにゃ。
 
070726_172501ロープウェイ駅もいくつもあり、20分くらいは乗ったかな。
高度はかなり物凄くて、景色は豪快。

山肌には茶畑が広がり、その回りにはトロピカルな植物がわさわさ、という、日本人にとってはシュールな光景が…。
 
だって、普通に道端にバナナがなってるんだも~ん。
 
 
070726_172101_2  Sn370035  070726_173701  070726_174301  070726_180701 070726_183001_3 猫はいないがイヌはフリーでうろうろ
 
ロープウェイ終点の「猫空駅」からは細い道が幾筋も山の中に通じていて、茶藝館が何軒もあるのだ。
(ちなみに、ロープウェイを使わなくても市内から路線バスがあり、駅よりもっと山奥の店まで通じている)
写真左端は「紅木屋休○茶館」(○は字が出せないよん)
店の横には茶畑。
私はこの隣の店(店といってもほとんどがオープンテラス)に入りたかったのだが、そこには放し飼いの番頭わんこ(推定ゴールデン)がいて、うちの人が怯えたので、「紅木屋」の屋内フロアの方に。
 
屋内といってもオープンエア。テラスとそんなに変わらない。
そして、夕方でもすんごく暑いのだが、屋外も屋内も、テーブルの側には強力な扇風機が置かれていて、けっこう涼しいのよ。
 
茶藝館でのお茶出しは男の仕事。ごっつぁんです。
たいていの茶藝館では、小さな袋入りの茶葉を買い、茶藝セット(+お湯)に使用料を払い、お茶菓子も買う、というシステム。茶葉持ち込みもありなのよん。
私たちはここ猫空で名高い鉄観音茶を買った。
ガブガブと薫り高いお茶を飲み続けながら、台北の夕暮れを楽しむ。
いつの間にかBGMがイージーリスニング調「となりのトトロ」になってるーよ('A`)

 
平日の昼下がりに猫空に着いた時には、夏休み中の普通の人出(?)らしく子供連れがわんさかで、そういう人たちは茶藝館に入らないのかな、と思うくらい、どの茶藝館もガラガラだったのだが、少し日暮れて6時も回る頃から、どの店も俄然混んできた。
茶藝館は茶葉料理も出すから、定時で仕事を終えたお父さんが家族を連れて車飛ばして夕涼みがてらご飯を食べに来てますってな感じ。
(一応、山の中なので町中よりは涼しい)
 
茶藝館で3時間ほどものんびりお喋りして、ロープウェイから台北市内の眺めがキラキラしてきた頃に下山。
それにしても、猫空山中のセミの声ってすごく野太くて重低音。
なんかのモーター音かと思っちゃったよ。

 
 
さて、この日の夕食は、忠孝敦化という台北のオサレ地区にある素食レストランで。
素食(スーシー)ってのは、精進料理のこと。ベジタリアンレストランっすわ。
 
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「寛心園精緻素食料理」というお店。
日本語は通じないけど、メニューは日本語も書かれているので判りやすい。
「寛心園セット」というのがあって、健康ジュース、サラダ、スープ、メイン、デザート2種という内容。
メインは鍋もの(9種類からチョイス)+五穀米で、日本円にしてセットでだいたい1500円くらい? 
私たちは鍋は熱そうでイヤだったので、それより少しお安い、メインが米か麺料理のセットにした。私のは、松露炒飯。黒トリュフで味付けした、キノコなどがゴロゴロ入ったうまうーま(*^_^*)なチャーハン。
オーガニック野菜のサラダには、長芋とか蓮の葉のようなもの?なども。自家製のゴマドレッシングがまた、いい味でんがな。
スープはポトフみたいな感じで、根菜と魚の練り物としか思えないような何か(多分キノコ類)が入っている。
デザートは、フルーツの盛り合わせと、ぜんざいのようなもの。
このぜんざいってのが、チョロッとかけてあるシロップ以外は甘みがなくて、豆本来の味を楽しめるようなものになっている。小豆以外にもいろんなお豆さんが入って、美味しいんだけど、けっこう食べるのに時間がかかったなぁ。
 
これだけ?と思うでしょうが、食べ終わるとかなりの満腹。

しかし、1つ、“失敗した~”と思ったのは、ここ、ノンアルコール店なのだ。
台北に着いた時からもう暑くて暑くて、冷えたビールをグビッが2人の悲願だったのに、健康を考えたベジタリアンレストランなので、大人しく健康茶を啜ることに(泣)
 
 
もちろん、コンビニでカキーン!と冷えた缶ビールを買い込んで、ホテルで飲みましたとさ~。あ、コンビニではレジ袋出さないから、気を付けましょう(笑)
 

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