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2007年7月25日 (水曜日)

灯台もと暗しでした・あつみ温泉その2・温海荘と足湯カフェ

さすらい中年・純情派、発作的に湯けむり旅に出る、の2日目のそのまた第2弾。
(第1弾はこちら)
 
温泉街というにはかなり鄙びているけど、あつみ温泉のそれは温海川と温海岳に挟まれた細長い街並みで、いい雰囲気だ。
 
パッとわかりやすい観光ポイントなんかなくても、ただブラブラと歩いて楽しく時間が過ごせる温泉街ってのは、なかなか貴重。新潟の各温泉地はどうもここが弱いんだよねぇ(夜は賑やかってところが多いようだけれど)


 
 
温海荘

 
●含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉
●500円
●山形県鶴岡市温海  ℡.0235-43-2888
   http://www2.ocn.ne.jp/~atsumiso/

Atmsoあつみ温泉駅からのバスだと、「あつみ温泉センター前
 
まさに、あつみ温泉のど真ん中にある、庶民的な感じのお宿。
 
ちなみに、写真の左の方の破風造りの屋根は、温海荘のお隣の「かしわや旅館」さんなんで、よろしく(^_^;)
 
ここも、立ち寄り入浴を乞うと、こころよく受け入れてもらえた。
“こころよく”←ここ、すごくポイントだよね。
 
立ち寄る方だって、“今は旅館の人たちの休憩時間なのにおジャマしちゃって”てな気分で、ダメもとで行くわけで、断られることも充分覚悟はしてるんだけど、受け入れるにしても断るにしても気持ちの籠もった応対ってのは旅のいい思い出になるものですなぁ。
 
 
簡素な脱衣場に、手書きのAtmso4 但し書き。
 
浴室はそこそこの広さがあり、細長い浴槽には10人以上楽々と入れそう。
 
Atmso2真ん中の湯口には、飲泉用のコップが置かれていた。
ほのかだけど硫黄の匂いがプーンとたちこめて、よく見ると湯の中には赤茶色の湯花が舞っている。
 
少ししょっぱくて、とろみのある、入りごたえのあるお湯だった。
湯口の側は、43℃くらいか。
湯花を手で追いかけながら、源泉掛け流しを堪能させてもらった。
 
 
熱海の湯よりはライトとはいえ、体内に温泉成分が染みいるような感覚で、かなり疲労感を感じている。
ここは、どこかで休まないとね。
 
 
温海荘から川の方に行く道の途中に、「あんべ湯」(塩梅とアベニューをかけている:汗)という足湯があるのだが、そこは年配の団体さんがくつろいでいられたので、川岸の道を行く。
 
景色はというと、こんな感じSn370012_0001 (←click!)
 
川向こうの大きな建物は、「萬国屋」さん。
 
訪れたのは4月11日ってことで、あと一週間も後ならここは桜満開の絶景ポイントなんだけどねぇ。桜の蕾はもうあとひと押しで咲く気満々って感じだったが。

 
そんな川沿いに面して、もう1つの足湯「もっしぇ湯」と足湯カフェ「Chitto Motche」(チットモッシェ=ちょっと面白い)がある。
 
Cafe  
足湯はもちろん通りすがりにタダで入れるけど、ここでカフェの注文をして、足湯に浸かりながらビールだの、コーヒーだの、スイーツだのを楽しむこともできるのだ。
 
こういうのって、いいな。
旅館に泊まって、その中にいるだけじゃなくて、本でも持ってブラブラして、こういう所で呑気にダラダラとできるって、とても嬉しいかも。
 
℡.0235-43-4393
第1・3木休
9時半~17時半
(夏期間の金土日は19時半まで)
 
 

店内はソファあり、木の椅子あり、囲炉裏端まであり、ギャラリーも兼ねている。

Chitto Yuzusoda これはゆずソーダ400円。うまうーま(*^_^*)
 
 
県外とはいえ、ここはTVも新潟の電波の方が優勢だったりするし、なんだか新潟から出た気がしないほど近い。
でも、その土地の良さを嫌みなくアピールする巧さって点では、さすが山形だなぁと思わされる。
 
熱海といい、あつみといい、なんだか再発見な日々だなぁ。
やっぱり、さすらい旅っていいなぁ。

 
 
温泉名:あつみ温泉   入湯日:2007.4.11



 
 
 
 
 
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