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2007年8月 3日 (金曜日)

旅行目的は湯巡りです~台北・陽明山・国際大旅館

うーーーーむ、あぢぃ。暑すぎる。家じゅうが床暖房状態だ。台風5号によるフェーン現象で、新潟は36~7℃当たり前! …って、そりゃ体温より高いだろ~ヽ(`д´)ノな世界が続いている。
 
台北も、まぁ37℃くらいだったからなぁ。
こんな暑さの中で湯巡りしたんだよなぁ…。


 
 
陽明山温泉・国際大旅館

 
●酸性硫黄泉(多分)
●100元(350円くらい?)
 

 

070727_132501

台北市内から出ている260系「陽明山」行きバスに乗る。バス代は30元(110円くらい?)
台湾のバス停は宣伝のほうが大きくて、わけわかんない場合が多いけど、路線は番号化されてるから○○○系ってのを頼りにするといい。
 
ほぼ終点の「陽明山」バス停で降りると、すぐの所にある国際大旅館
もろに日本統治時代に日本人が建てたものですわい。
外観は石造りで荘重。中は、まんま、レトロモダンな日本の旅館ふう。
 
帳場で料金を払うと、使い捨てスリッパを渡される。
浴室の場所は…館内表示が漢字だからすぐ判る~(≧∀≦) 漢字マンセー。
 
男女別浴室の手前にコインロッカーがあり、10元。
私よりうちの人のほうが早くあがるので、当然のように鍵はうちの人が持つ。

070727_133401浴室は、脱衣場・浴室一体型だ。
 
既に先客は2人ほどいて、雰囲気的には旅館の立ち寄り湯っていうより、地元の人たちの共同浴場って感じ。
備品などは湯桶以外はなく、カランもなく、桶で浴槽から湯をすくって体を洗う方式。…って、これもう完全に共同湯じゃん!
 
ちょうど先客がいなくなった僅かな隙をついて写メったので、映せなかったけど、石造りの壁には、「原湯・原汁……3~5分」うんぬんと書かれていて、要するに、
源泉掛け流し・加水無しのため(つまり濃厚なため)、浴槽に浸かるのは1回3~5分程度にしてください」ってことらしい。
3分くらい浸かってから、脱衣棚脇の木のベンチで休み、それからまた入浴というのがジモティさんの流儀らしい。
 
白濁した湯からは、甘く濃厚な硫黄の匂いがぷんぷん。
ここは旅館の独自源泉なんだそう。
40℃くらいのマッタリした湯温だが、シュッ! シャキッ!とした浴感が気持ちいい。
別府以来久しぶりに入る火山系の硫黄泉は、香りが良すぎてなかなか離れられない。いつまでも入っていたい!(ダメだってば)
 
先に出ていった先客と入れ替わりに入ってきたおばさまが何か話しかけてくれるのだけど、中国語ワカリマセーン! 仕方なく、
「ワタシ、ニホンジン。ワカリマセーン」という片言の中国語で対応。
湯けむりコミュニケーションしそこなって、ちょっと残念だったわん。
 
一体型浴室なので、脱衣棚前もしっぽりと濡れている。
というわけで、ここでフロントでもらった使い捨てスリッパが活躍するのだ。
 
浴室出入り口外にある椅子で、うちの人はもうあがって、待っていた。
冷水サービスなんかもある。
ここは少しムシムシするので、使い捨てスリッパから自分のサンダルに履き替えて、フロント手前の休息スペースに移動。冷房の効いた館内で汗を充分にひかせた。
 
 
外に出ると、また37℃なんだけど、温泉からあがった後の肌はキュッとして、出てくる汗もサラサラしてて不快感が少ない。
やっぱり真夏だろーと湿気がおおかろーが、湯巡りサイコー!

 
 
温泉名:陽明山温泉    入湯日:2007.8.27



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