三田は“さんだ”って読むんだよ・三田温泉熊野の郷
覚えているだろうか、ヒカルがアルビ唯一の現役日の丸選手だった頃。
一躍脚光を浴びた彼をまず名前で検索した人たちは、なぜかなぜか、こんな写真を目にすることになる。
なんてすごい! 三田光のページェント!!
こうして、私たちは兵庫県に「三田市」という市があり、それは「さんだし」と読むのだと知り、そこは農業が盛んな土地で「三田米」「三田牛」が有名だというマメ知識も得たのだ。
サポ生活やってると雑学が身につくなぁ(ノ∀`)
三田温泉 熊野の郷(くまののさと)
●ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉
●平日850円 土日祝950円 タオル有料
●10~24時 日祝のみ7時半~
●兵庫県三田市富士が丘5-2 ℡.079-561-1268
http://www.kumano-no-sato.com/sanda/
高速バスで早朝に関西に着いたのだが、モワッとした耐え難い暑さには勝てず。
ホントは、今回の神戸アウェイは尼ヶ崎近辺の湯巡りをしようと思ってたんだけどね。
しかし、身の危険を感じるような暑さ、太陽光線の痛さに、一ヶ所居続けを決断。
そこで選んだのが、早い時間からやっている、ここ。
初めて訪れた三田市はなだらかな山に囲まれたのどかな町ですた。
(←写真は、無料シャトルバスからの農村風景)
ここは日祝日のみ7時半~10時までの「朝風呂タイム」があり、650円。
7時半すぎに入館すると、朝風呂目当ての地元の人らしき客がけっこういた。
JR三田駅前から30分ごとに無料シャトルバスが出ているのだが、早朝はないので、タクシー利用。1200円くらい。
以前は「さんだネスパ」という入浴施設だったという熊野の郷。
「熊野の郷」というのは温泉スパ銭チェーンで、この他にも関西や九州にも系列店があるらしい。
三田の熊野の郷のコンセプトは、“バリ・リゾート”なんだって。
まぁ、なかなかゴージャスで居心地の良い施設で、長居するのに適したところ。
私は、VIPコース(2000円)という設定を選んでみた。これは、タオルセットと館内着、ゆっくり寝られるVIPルーム使用料込みのコースだ。
TV付きのリクライニングチェアでガッツリと爆睡したが、VIPルーム以外にもゴロリ寝のできる座敷はある。多少うるさくても横になれればいいや、という方は通常料金で充分にゆったり過ごせると思う。
ここの脱衣場のロッカー鍵はかなりのハイテク仕様となっていて、フロントで渡されるキーをかざして開け閉めする。館内の料金精算もこのキーへの読み込みによるもので、全て後精算。使いすぎにご用心。
浴室は、バリ・リゾート風と和風に分かれていて、今回は和風風呂が女性の日だった。
ゆったりした浴室は、カランが1つ1つ壁に仕切られていて使いやすい。
内湯は白湯で、寝湯に控えめにジェットが使われているくらい。落ち着いている。
露天エリアに出るとすぐ、「源泉泥湯」という岩風呂があり、10人くらいゆったり入れる浴槽がある。やや茶褐色に濁りがあり、うっすら塩味、鉄臭、赤茶色のこまかい湯花が待っている感じが、「泥湯」っていうんだろーか。
それにつけても、塩素臭が残念。
でも、湧出量少ないみたいだし、仕方ないか。
この露天エリアの白眉は、1つずつ仕切られた壺湯群。
壺湯といっても、2人くらいで入れそうなものから10人以上入れそうな大きなものまで。
それも、石や木をくりぬいた「くりぬき風呂」という楽しい形状なのだ。
浴槽の側には木の椅子が置かれ、腰掛けて足湯ふうに楽しむこともできる。
「朝風呂タイム」の終わる10時前後などは客はホントにまばらで、全くの静寂の中、幸せな瞑想の時となった。
温泉という面からするとちょっとインパクトには欠けるけど、疲れを癒してポチャポチャと湯浴みを楽しむという点では、かなり満足のいく施設。
結局、19日はここで朝から昼下がりまでを、入浴しては寝てを繰り返して過ごした。
今回はバリリゾートエリアには入れなかったので、この先またチャンスがあったら、行ってみようっと。
温泉名:三田温泉 入湯日:2007.8.19
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