ヒマネタ炸裂! あつみ温泉その3・下の湯&越後屋旅館
サカネタもないので、温泉さすらい旅ネタ。
4月のある日、突如、発作して東京行きの高速バスに乗り、熱海の共同湯を巡り、ムーンライトで帰り、その翌朝またまた発作して鈍行列車に乗り、温海温泉駅に降り立ったアテクシ。サクッと3湯入ってから、足湯カフェで寛ぎました、というのが前回までの『アタミの次はアツミだろツアー』のお話。
“4月のある日”もなにも、その日はホームでナビ予選甲府戦がある日だった。
あつみ温泉 下の湯
●含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉
●200円
●6~23時 (9~11時は清掃のため入浴不可)
●山形県鶴岡市温海 (無人のため電話無し)
道幅が広いのでのどかな感じのする温泉街の通りから少し路地に入った場所にひっそりとある共同浴場。
路地の先には温海川があり、その向こうにドドーンとそびえ立っているのは、老舗旅館のたちばなやさん。
最寄りのバス停は「庄内銀行前」だ。
無人なので、料金箱に200円を放り込む。
簡素な脱衣場には地元のおばあちゃまたちが数人いらしたので、ありゃ混んでるのかなと思ったが、皆さん入浴後だったようで。
窓から日が差し込んで明るい浴室には、先客0という状況だった。
共同浴場なので、もちろんソープ類は無し。
小判型の浴槽が真ん中にドン! この感じ、いいなぁ。
せっかく1人なんだから写真撮ろう♪と思い、脱衣場にケイタイを取りに戻り、くつろいでるおばあちゃん方に断ってから、戸口でパシャッ。
そんなの撮ってどーすんのと笑われてしまった。
そりゃそうだわなぁ。
浴槽には浴槽側壁から源泉がドクドクと注がれているが、何しろ湧出温度61℃のため、浴槽に注がれる時の温度もかなり高い。
ので、うめるための水の蛇口もあり、そこからもかなり勢いよく冷水が出ていた。
皆さんが入った後ってこともあり、ちょっと温くなってた。
でも、私だけなので、とりあえず水の蛇口は閉めた。熱いあつみの湯を楽しもう。
ほんのり塩っぱく、うっすら硫黄臭のする、トロッとしたお湯。褐色の湯花。
あつみ温泉はどこも同じ湯を使ってるわけだが、それでもやっぱりどことなく湯の性格が違ってる。ここも、好きだなぁ。
下の湯を充分に楽しんでから、通りを歩いて温泉神社へ。
ここは、温海温泉名物の朝市がたつところ。
私も以前泊まった時に、ゲタ履きで訪れたことがある。
神社の拝殿脇には蛇口があり、源泉がジャージャー。下にはバケツが置かれ、そこで温泉タマゴが作れるようになってるのだ。
その神社からすぐの場所にあるのが…
越後屋旅館
●含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉
●500円
●山形県鶴岡市温海 ℡.0235-43-2158
http://www.hpmix.com/home/a1echigoya/
歴史のありそうな古色蒼然とした建物。客室も10室ほどのこぢんまりとした宿だ。
立ち寄り入浴を申し出ると、快く受け入れてくれた。
平日の昼下がり、旅館のお風呂を独り占めするのはなんとも贅沢。
いそいそと支度をし、浴室に入って、ビックリした!
だって、だって、だって!
何かミョ~~なくらい細長いおフロだよ! 細長くて、広い!
ウナギの寝床のように長いためか、湯口は2ヶ所あり、勢いよくドバドバざばざばと湯が注がれている。
宿のHPによると、「出しっぱなしの、かけ流し」。
ほんに、まさしくね~。
浴槽がけっこう深めなので、歩行浴をどうぞ、だって。
窓が小さくてやや薄暗く、水音がザーザーいってるので、何やら鍾乳洞を探検気分。言われるまでもなく、なんだかウロウロと歩き回ってしまうなり。
とまぁ、そんなこんなであつみで5湯入ったところで、タイムアップ。
さすらい中年の温泉発作旅はこれにて終了。
高速バスにムーンライトに鈍行と、チープな旅だったので、帰りはちょっと奮発して(殴)特急にて一路セイゴローへ。夕映えの羽越本線は美しかった~。
で、村上や新発田あたりから、三々五々、アルビサポらしき人々が乗り込んでくるので、私も徐々にアルビモードへと切り替えたのでありましたとさ。
ちなみに、その日の試合は、ポリバレントな鈴木健太郎 イエモッツ劇場 オーバーアクションにアタマをかかえる淳さん などが見れますた(’A`)
湯疲れした体にキツい、しょっぱい試合だったなぁ。
温泉名:あつみ温泉 入湯日:2007.4.11
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