にゃんこ番頭さんがお待ちかね・白馬八方温泉・あらや旅館
おじいさんは山にスキーに おばあさんは里で湯巡りに 行ったとさ。
てなわけで、もうスキーは引退したアテクシは人がいないガラーーンとした(スキーヤー・ボーダーたちはゲレンデに出払ってるからである)白馬八方の町なかをそぞろ歩く。
そして、泊まったのはこちら
あらや旅館
●アルカリ性単純温泉
●長野県北安曇郡白馬村北城4990 ℡.0261-72-2104
八方に着くと、共同浴場の前でうちの人とは解散。あとはひたすら歩いて歩いて、湯巡り。
今年初の雪上歩行は少し緊張したが、思ったほどの積雪ではなく、それほど寒い日でもなかった。
4ヶ所巡って、へなへなになって、宿屋に1人でチェックイン。すると、
「よく来たにゃあ~」と番頭にゃんこ、たまちゃんがお出迎え。
私は、浴室に行く時や、飲み物を買いに廊下に出ると出くわして、
たま:遊ぶ?
私 :よろしければお願いします
たま:ほな、まず抱っこ~
私 :ありがたき幸せ…(感涙)
ホントに人なつこいにゃんこで、天性の接待係。
うちの人はガッツリとスキーをして私より遅れて宿にやってきたのだが、たまちゃんは見なかったらしい。てか、一泊二日いたけど全然ネコの姿は見なかった、とのこと。
ネコ嫌いではないけど、好きではない、といううちの人の空気を読んで、出てこなかったのかもしれない、賢いわぁ、たまちゃん♪(ネコ好きの妄想はとめどがない)
さて、白馬八方温泉は集中配湯らしいので、どこもだいたい同じ印象。
湯に浸かるとすぐ、肌にトロリッとした感触があるのに、しばらく経つとそれが消えて、キシキシッとした感じに。
あらや旅館さんは循環湯に源泉を注いでる。ので、湯口のすぐ側で湯浴み。
ほのかな硫酸塩泉の匂いって、ホント、くつろぐ~。
八方はいかにも温泉旅館ってとこは少なめで、小洒落たプチホテル系と、民宿ふう小旅館がほとんど。あらやさんも10室くらいの簡素で家族的な宿だ。
だから、食事はスキー客用のボリューム重視!みたいな感じなんだろなぁ、と覚悟してたけど、意外や、こまごまと手作りされた地物中心の料理で、中年夫婦に優しかった。
食堂から部屋に戻るとフトンが延べられていて、そこにドサッと横になる時の幸福感。
これが好き。
あと、羽根布団が少々苦手な私にとっては、羽布団の下にちゃんと毛布もあって嬉しかった。夜具があんまりフワフワと軽いのはどうもね…。
昔と違って、スキーヤーは夜わいわいと騒ぐ若者ではなく、中年中心なので、スキー宿の夜は早い。
静かに更けていく夜、自販機で買った酎ハイを飲みつつ、土曜ワイドの牛尾刑事シリーズを見る(「コロポックル」が出てきて嬉しかったぁ)。
あらやさんの前面と浴室。
朝飯はいつも“食べたくなーい”とイヤイヤ食パン1枚を口に押し込んでるうちの人が、ご飯お代わりしてバクバク食べる。
いやぁ、温泉旅館の朝ってホントーにいいものですね!
温泉名:白馬八方温泉 1・2・3号泉混合 入湯日:2007.12.22~23
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