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2008年1月18日 (金曜日)

正露丸はお好き? 松之山温泉・凌雲閣

てか、気取ってラプサンスーチョンとか書け>自分(^_^;)
 
「日本秘湯を守る会」のスタンプ帳もいよいよコンプリートまであと1つ。
ラストを飾るのは新潟を代表する名湯松之山温泉のここにしようと決めていたのだ。
 
新潟市から三条あたりまでは全く雪がなかったが、さすがに十日町はすごい。
そのまた奥へ奥へと山道を行く松之山は、例年より少ないとはいえ銀世界。凄絶な美しさってこのことだなぁ、とつくづく思うのであった。


 
 
凌雲閣

 
●ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉 (湧出温度84℃)
●立ち寄り入浴600円
●12~15時
●新潟県十日町市松之山天水越81  ℡.025-596-2100
   http://www.ryounkaku.net/
 

 
080113_155701開業昭和13年。築70年の木造3階建て。
それだけでもう心わくわく。
 
(ボワッと光ってるのはUFOじゃなくてガラス窓に映りこんだ照明れす)
 
新館もあるが部屋数は少ないらしい。
木造本館の十数部屋は、何人もの大工さんを招き1人1人意匠を凝らして作ってもらったという、聞いただけで嬉しくなるような贅沢さ。
ひと部屋ごとに違うなんて…何度も来てコンプリートしたくなるじゃないかっ(笑)

 
古い建物ではあるが、手を入れるところは入れてあって、ちっちゃいながら4人乗りエレベータなんかもあるのだ。

 
080113_151502  080113_151702  080113_151101  080113_151202
(これ以下の写真はクリックすると多少デカくなる…はず) 

ピカッピカ、とろっとろに磨きこまれた廊下や階段。
私たちの部屋はコタツのある主室の他に三畳ほどの控えの間があって、昔懐かしい鏡台や衣桁が。繊細な障子戸と鏡台の紅い幕がなんだか艶っぽい。
ソファセットは籐製で快適度満点。広縁部分が他の旅館よりかなり広いんだよね。ガラス戸もすみずみがリアルにレトロモダンなのだ。

 
080113_212401_3浴室は木造本館から長い渡り廊下を伝った新館にある。
この渡り廊下は殺風景で夜なんかは恐かったりするのだけど、いくつもある両側の窓枠に必ず1つずつ、鉢植え植物が置かれているのだ。ヒヤシンスとか山野草とか。そういうのがあるだけで、白く長い廊下を歩くのが少し楽しくなるね。
 
その突き当たりの階段を降りて、降りて…
いや、階段の上に立っただけで、松之山温泉特有の、正露丸のようなラプサンスーチョンのような、ややこしいアブラ臭がしてくるのだ。
 
浴室は3つある。20人は余裕で入れそうな大浴場、7~8人用って感じの中浴場、そして家族風呂。
大浴場は昼間は男湯、夕食後から朝にかけては女湯になる。ということは、立ち寄り湯に来た場合は、男性が広いほう、女性がこぢんまりしたほうになるか。
どちらも、浴槽はそれなりに広いためか、循環湯と源泉掛け流しを併用している。
それでも充分にいい湯なんだけどね。

080113_210602_0001凌雲閣でとりわけ素晴らしいのが、この家族風呂。貸し切りにできるのである。といっても予約したりいう手間は要らない。
行って、空いてれば入って、ドアに鍵をかける。出る時は脱衣場のドアを開け放して行く。それだけ。
ここも空いてさえいれば立ち寄り入浴でも入っていそうだが、平日の昼間などは湯を張ってないこともあるんだそうだ。
2人程度の大きさの浴槽に源泉掛け流し100%
右の方に湯掻き棒があるのが判るだろうか? 湯の投入量は多くないとはいえ、高温源泉のため表面がすごく熱かったりするので、これでかき混ぜてから入るのだ。
もっとも私が入った時は44℃程度のフツウの熱々かげんだったけど。

 
080114_085001_2 凌雲閣「鏡の湯」という自家源泉を使っている。
透明で薄い緑色。松之山温泉特有の、しょっぱくてアブラ臭プンプンで、いかにも「薬湯」って感じの正露丸臭
 
湯口についてる白い結晶は、舐めてみたらしょっぱかった。
飲泉も胃腸や貧血症に効くらしいが、しょっぱいとか以前に、もんんんんんっのすごおおぉぉぉぉっっくマズイ! 効きそう(笑)
 
浴感は、ツルトロするわけでもなく、柔らかなわけでもなく、とにかくひたすら成分の濃さでガンガン攻めてくる感じ。これでもかこれでもかとすごい浸透圧で体内に滲み入ってくるのだわ。入るほうも、「あ~、癒される~」とかじゃなくて、「さぁ来い!」「勝負だっ!」と気合いがはいる。凶暴なお湯だわん。
 
というわけで、松之山温泉はハシゴしていろいろ入浴して回るというのは適さないみたい。
だって、浴後はグダグダになるからね。
循環や加水してる所はあんまりグダッとこないかもしれないけど。
 
と言いつつ、滞在してる間、家族風呂に3回も通ってしまった。
 

Sn370016

松之山の朝。部屋からの眺めだ。
そうそう、旅館といえば食事だけど、山菜が次から次へと出てきてすんごい幸せ。
山に住む人にとっては日常食かもしれないが、新潟市の新興住宅地に住んでる人間にとっては滅多に口にできない超高級グルメなんで、肉や魚なんか要らないからガンガン食べさせてくらはい!
美味しい山菜たっぷり、ごちそうさまでした。
 
あ、ひとつ焦ったんだけど、ここ、雑誌や「秘湯会」HPではクレジットカードOKになってるけど、止めちゃったそうです。気をつけよう、現金持参だ。あ~、焦った。
 
でも、ここはリピートしそう。絶対しそう。
今回は「梅の間」だったけど、次は「鏡の間」をぜひ!
 
出湯温泉清廣館もそうだけど、長い時代を経てきた建物は生きている。
そんな生き物の中で歴史を感じて眠りたいのさ。

 
 
温泉名:松之山温泉 鏡の湯



 
 
 
 
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コメント

はい、正露丸大好きです!(ほんとに)

松之山、いいですよね。
かなりしょっぱいお湯で、目に入ったり体に傷があったりすると
ものすごく痛いです。

>飲泉は低血圧に効く
まさか、塩分とって血圧上がる、とかw

投稿: すばる | 2008年1月19日 (土曜日) 00時09分

>すばるさん
 
あ、低血圧じゃなくて、貧血症だった。
…って、どう違うん? とりあえず直しとこ。
鷹ノ湯源泉を使ってる宿とかは何度か入ったことあるんだけど、湯使いのせいもあってか、ここの鏡の湯源泉はキョーレツだったよん。

投稿: アイアン | 2008年1月19日 (土曜日) 00時20分

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