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2008年2月25日 (月曜日)

「イタリア的、恋愛マニュアル」を見る

にいがた国際映画祭最終日。その最終上映。
 
02ほんとは「百年恋歌」で締めくくるはずだったのだが、会場を間違えてしまい(笑)、苦し紛れにこの映画を。
 
実はイタリア映画って苦手なんだよな~。
どうもイタリア語とフランス語の言葉の響きはイヤで、聞いてるとイライラしてくる。
 
…という心配は映画が始まってすぐに霧散。
 
 
多分、この映画を見終わった後、誰もが「イタリア人もなかなか大変なんだなぁ」と苦笑いするんだろうね。私もそう思った。
年齢やシチュエーションの異なる4パターンの恋愛模様のオムニバス。
それぞれのエピソードに、別の話の登場人物がさりげに紛れ込んでクスッとさせるんだけど、欲を言えば、男性憎悪に燃えて違反キップを切りまくる婦警さんの犠牲者の1人に、ダンテくん(第1話の主人公に振り回される気の毒な男子)がいて欲しかったかな。
 
 
…と、寒い寒い日曜の夜に、気持ちよくワインに酔ったようなほのぼの小ぢんまりした佳作で、会場間違えて正解だったかな!
 
 
ただ、今回の映画祭。
G8会議に合わせて、イタリアデーとかアメリカデーとか1日ごとのプログラム展開だったのだが、これは見る側にははなはだ迷惑だった。
友だちに、「今日○○見たんだけど、すごくいいから見て見て!」みたいな口コミが出来ないし、してもらえないし、だいいち、勤め人だと仕事休まなきゃ見れない作品がけっこう多かった。ヒマ人な私でさえ、今年は例年の半分しか見れなかった。
「ボビー」なんて11時~と16時~だよ。これはキツいよなぁ。
 
年に一度のお祭りとはいえ、私たちは日常生活を送りつつ何とか工夫を凝らして、いろんな作品を見ようとするわけなので、○○デー企画はこれまで通り土日に集中させてほしいものだ。
 
 
来年の映画祭は、2月14日スタート。
当日来場の男性客にはチョコレートのプレゼントがある…とか言うてデマ流したろか(殴)

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2008年2月22日 (金曜日)

「細い目」を見る

にいがた国際映画祭7日目
 
5103760マレーシアってイマイチ馴染みが薄いなぁ。
正直、正確な場所、わかりません。タイとかの近くだよ、ね?
 
そんなわけなので、マレーシアにはマレー系と中国系とインド系とかいろいろ人種のるつぼで、るつぼなのに「融け合うことなく」ひとつの国に生きている、ってことも知らなかった。
 
ポスター写真で判る通り、マレー系の女の子と中国系の男の子のラブストーリー。
女の子は金城武マニアで中華系好きという、マレー系にしては珍しい好みの子。
欧米人なんて問題外で、「細い目」(=東アジア系)の方が好き、ってわけだ。
 
中国系とマレー系はほぼ違う次元で暮らしているので、これはまぁ、ゆる~~い「ロミオとジュリエット」話と申しましょうか。
 
この2人は使う言語も違うので、基本的には英語で話す。
女の子のマレー人家庭(インテリ系)は、基本マレー語だけど時折英語が混じる。
男の子は基本北京語だけど、母はマレーとの混血なのでマレー語もわかんないわけではない。親友は広東語使いなので、互いの言語でしゃべったり、英語でしゃべったり。
 
という、きわめてワケわかんない状況。
そういえば以前、韓国人の友達とタイ人の友達が、アメリカ人とアフリカのどこかの国の人を交え4人でご飯食べに行ったよ~、と言ってたので、思わず、「4人で何語しゃべってんの?」と尋ねたら、「日本語に決まってるでしょ!」とバカにされてしまった事思い出した。
そうなのかなぁ、そうなんだろうねぇ。 

でも、可愛らしくて爽やかで、“胸キュン”(古語)な映画だった。
女性監督の自伝的4部作のひとつらしい。わっ、マレーのトリュフォーですな。
 
 
今日は、エミリオ・エステベスの「ボビー」も見たけど、感動しすぎて書けないや。今酔ってるから。

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草津の旅・21 ~草津館(宿泊)

いやぁ、安田理大の文才はホンモノだね。
痛い思いをしながらも、心配してるサポに涙と笑いのメッセージ。おっとこまえだ~。
草津の湯で養生させてあげたいわ~。
 
…と中国戦は思い出すとイライラするので、心穏やかに温泉エントリ。


 
 
草津館

 
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●立ち寄り湯700円
●原則的に10~15時  繁忙時は断る場合あり
●群馬県吾妻郡草津町草津甲419   ℡.0279-88-2027
    http://www21.cx/932-kan/
 

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2008年2月19日 (火曜日)

「ポプラル!」を見る

にいがた国際映画祭4日目。Pic01
 
映画祭お約束の音楽ドキュメントものであり、お約束のキューバものでもある、この映画。
チャランガ・アバネラっていうバンドのドキュメンタリーだ。
 
リズムは紛れもなくキューバンミュージックだけど、ヒップホップなんだねぇ…。

 
ミュージシャンはギュンッギュン腰を回し、十代のファンの子たちもプルプルッと腰を揺らす。
こんなに楽しい音楽映画なのだから、音量は大きめに上映してほしかった。
まるで、隣の部屋に気を遣いながらTVを見てるみたいだったよ。
 
てか、会場のクロスパルの4階はなぜかゴマ油の香りが漂っていた。同じ階でお料理教室でもやってたのか?
 
080219_182601ラテンでノリノリ♪、の前に、本日は亀萬にてひとり部活を決行。
お約束のトマト煮には赤唐辛子がたっぷり。
丸ごと食べて、カラダはホカホカ。
 
おでんに、(タダの)昆布をいっぱい入れてくれてありがとう、おばちゃん!

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2008年2月17日 (日曜日)

「イラク ‐狼の谷‐」 を見る

にいがた国際映画祭2日目。
 
映画祭お約束のアクションムービー。今年はトルコ映画だ。
 
51mzgiy2ql__aa240_「イラク ‐狼の谷‐」
 
イラク映画じゃないのよ~ん。
トルコの元スパイがイラクのとあるアメリカ軍部隊相手に戦う映画。
キャッチコピーに“ランボーみたいに”とあるけど、主人公たち、そんなに強くないところがご愛嬌。
トルコとクルドとイラクとアメリカ四つ巴という、アタマ痛くなるような設定だが、トルコという、いまいちどっちの側なのさ?という立ち位置にある国の主人公が思いきりよくアメリカと敵対することで、ほどよくバイアスがかかって、エンターテイメントたり得てた。
 
いろいろと実際に起こったらしいアメリカ軍関係のヤバい事件を散りばめてあって、荒唐無稽でありながら、現実もこんなものかも…とも思わせる。自爆テロしちゃう人の気持ちにも、思わず引きずられたりしそうになる。いけねぇいけねぇ。あぁ、いろいろヤバい。
しかし、面白い。娯楽大作、である。

しかし、これに出演したビリー・ゼインとかゲイリー・ビジーとか、勇気要っただろうなぁ。極悪アメリカ人役ですぜ。ちゃんと覚悟完了してオファー受けたのだろうか。

 
エグい場面もたくさん出てくるけど、「導師」として出てくるアラブのお坊さんのイスラム教義に則った「自爆テロ批判」が作品に清涼感を与えてる。

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2008年2月16日 (土曜日)

「テロリズムとケバブ」を見る

にいがた国際映画祭、始まる。
 
今年はインド映画がないんだよなぁ。・゜・(つД`)・゜・。
 
シャー・ルク・カーンの映画の時、市民プラザに大集結したインド人の皆さんは、今年は寂しい思いをされてることだろう。
 
あ、タイ映画もない。
台湾映画も1本だけ(´・ω・`)
 
今年はG8会議に合わせた8ヶ国の映画をメインにチョイスされてるので、アジア映画が少なめなんだよなぁ。物足りないなぁ。
 
 
Stterrobarbqueで、エジプト映画の「テロリズムとケバブ」
エジプト映画って、見るの、「アレキサンドリアWHY」以来?
 
この映画祭でいつも必ず最低1本はあるおバカムービーの1つかな、と思って期待はしてたんだけど、う~~ん、でもアラブの感覚って日本人にはわかんなかったりもするしなぁ…。
と、あらかじめ覚悟してたので、まぁまぁそこそこ楽しく見れました。
 
巻き込まれ型主人公が立て籠もりテロリストと間違われて、周りの人々が人質にされて、なんだかんだ…というストーリー。
これはきっと、「勝利への○○」方式をとるな、と思ったらホントにそうなった。やれやれ、安心したというか、もっとひねれよというか。
 
 
なんにしろ、ケンタッキーフライドチキンへの反撥から人々が一気に団結(笑)していくくだりは秀逸でした。
 
 
 
あ゛あ゛あ゛~、でも今回、コメディはこれだけかよっ。
「プルガサリ」「火を噴く惑星」並みのおバカ映画が見たい。烈しく見たい。

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草津の旅・20 ~長寿の湯

長栄の湯から歩いてほんの3~4分。
このあたりはホントに住宅地って感じで、観光客がフラフラと辿り着くって感じの場所じゃない。
それだけに、有り難いなぁという気持ちが強くなる。


 
 
長寿の湯

 
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●無料
●9~22時
 

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2008年2月15日 (金曜日)

草津の旅・19~長栄(町営住宅)の湯

草津町のワンコインバスに乗って、ベルツ通りの「テルメテルメ前」下車。
ちょうどセーブオンの前に停まるのだ。
 
なんだかんだ言っても、ここら辺はけっこう高台だ。


 
 
長栄(町営住宅)の湯

 
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●無料 
●24時間  (9~10時半清掃時間)
 

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2008年2月13日 (水曜日)

草津の旅・18 ~翁の湯

たった1湯入っただけなのに、ダラダラ続く坂を歩く足がグダグダな感じ。
やっぱり草津の湯は強いなぁ。
 

とか言いつつ、次の湯へ。
ゆったりのんびり静養しに来たんじゃなかったんかいっ。


 
 
翁の湯

 
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●無料
●24時間 (7時半~9時清掃時間)
 

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2008年2月12日 (火曜日)

草津の旅・17~千歳の湯

生まれてはじめて草津に行ったのは02年の初夏。
ザスパ草津の地元初戦@群馬県リーグを観戦に行ったのだ。
その頃はまだ、ごくフツウの温泉好きという程度で、「はぁ~、気持ちいい~」以上の感想はなかったかも。
あれから7年近く。県リーグだったザスパもいまやJ2中堅どころ。
そして私もその分、歳をとり……


 
 
千歳の湯

 
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●無料
●24時間 (9~10時半清掃時間)
 

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2008年2月 4日 (月曜日)

湯元に往け番外編・三川温泉・ニューゆもと

アルビがキャンプのため新潟を離れた途端にカゼ気味になるのは、もはや毎年のパターン。
もっとも、日々の温泉やプールトレーニングのお蔭か、カゼ気味の状態にとどまり、滅多に悪化はしないわけだけど。
 
さて、先日があが夫妻が湯元館を満喫されたとのこと。ねっ、ねっ、いい湯でしょ。
残念ながら番頭ネコさんはいなかったそうだが。
 
でね、でね、ここの分家さんもいいお湯出してるんだよ~~。


 
 
三川温泉 ニューゆもと

 
●ナトリウム‐硫酸塩・塩化物泉(湧出温度46℃)
●500円
●10~17時
●新潟県阿賀町五十沢2249  ℡.02549-9-2022
 

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