草津の旅・20 ~長寿の湯
長栄の湯から歩いてほんの3~4分。
このあたりはホントに住宅地って感じで、観光客がフラフラと辿り着くって感じの場所じゃない。
それだけに、有り難いなぁという気持ちが強くなる。
長寿の湯
●酸性‐含硫黄‐硫酸塩‐塩化物泉
●無料
●9~22時
ベルツ通りのセーブオン脇からの道をどんどんまっすぐ行くと、まだ真新しく改築したばかりの長寿の湯が建っている。
周りは、住宅地といくつかの商店や食べ物屋がある、ごく普通の町角なんだけどね。
建て替えたのはほんの去年だそうだ。
外観も、中も、ウッディで和風で、小洒落た和風旅館のお風呂場のよう。
トイレあり。
ちょうど家族連れが出てきたところで、先客は1人だけ。
浴室は湯気がもうもうで、はじめ、1人だけいる先客さんに気付かなかったほどだ。
浴槽はコンクリで、細長い。
湯畑源泉がザブザブと注がれている。
共同湯で一緒になると、たいていジモティさんは、「今日はどこを回ってきました?」と聞いてくるのだ。「○○と××と△△に行きました」と言うと、「今日は△△は熱いって話だけど、どうでした?」などと訊かれることが多い。
草津町民の間ではどこそこの湯が今日は熱いとか、温いとか、すごい気になる情報なんだろうか。
この日の長寿の湯はほどほどに熱くて、肌にキリッと気持ちいい湯温だった。
おしゃべりしながら、胸の下くらいまでの半身浴をして、とっぷりと暖まった。 あ~、さすがに4湯立て続けに入るともうグダグダ。
湯畑まで戻って、コーヒーでも飲んで休もう。
長寿の湯を出ると、来た道を更に先に歩いて行く。すると、突き当たりみたいな感じでいきなり道路はカーブし、狭い坂道になる。
眼下に草津の温泉街が見えるというくらいの高台って感じ。
坂道を降りていくんだけど、これがなかなか急。
写真だとのっぺり映ってるけど、この坂、登ることを考えるとかなり厳しい。
やっぱり、ワンコインバスを上手に使っての移動は吉、かも。
この道をずんずんと降りていくと、やがて煮川の湯近くに辿り着き、やがて湯畑へ。
お気に入りの喫茶店「グーテライゼ」でコーヒーを飲んで、まったりしてから、いよいよ宿にチェックインだ。
三連休とはいえ雪が降り始め、氷点下の気温なので、それほど人でごった返してはいない湯畑。そこに柄物のマスクをした一団がわさわさと。
そのユニークなマスク…もしかして、台湾の観光客かな?
(←草津の旅19 その21→)
温泉名:草津温泉 湯畑源泉 入湯日:2008.2.9
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