草津の旅・22 ~応徳温泉くつろぎの湯
さぁて、リーグ戦再開まであと1週間。
オフのお楽しみともそろそろサヨナラだ。サッカーのために、いろんなものを諦める。
…あ、でも、温泉だけは別! 温泉とサッカーは同じくらい大事っ(笑)
応徳温泉くつろぎの湯
●含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐硫酸塩‐塩化物泉(湧出温度54℃)
●500円
●10~20時 (7・8月は21時まで) 火休
●群馬県吾妻郡六合村小雨21-1 ℡0279-95-3241
草津を出て、くねくねした山道を行くと六合村。『くにむら』と読む。
小さな小さな山の中の村だ。
その道沿い「道の駅・六合」の裏手から少し降りた場所にあるのが、応徳温泉くつろぎの湯。
パッと見、福祉センターとか図書館とか公民館とかみたいな感じの建物だが、実際、村営の福利厚生施設のようだ。
受付のおじさんに料金を払う時、「村の人ですか?」と訊かれた。
村民割引があるらしい。
建物の中も確かに公民館的。
浴室の手前の休憩所は椅子だけだけどなかなか広い。
浴室は入って一番奥にあり、建物とくらべて小さめ。
脱衣場には鍵付きロッカーはないが、浴室外にあるので、貴重品はそこに。
浴室はシャワー付きカランが5基と、立って浴びれるシャワーコーナーが1つ。ここでは、介護入浴用椅子に腰掛けて、お年寄りが体を洗ってもらっていた。
10時オープンまもなくに入ったのだが、既に先客が4人ほど。
浴槽にはまだ湯が貯まりきってなかった! 源泉掛け流しだけど、まだ流れるとこまで行ってませーーーん(笑)
でも、8人くらい楽々入れそうな浴槽に4人が入ってると、それなりにオーバーフローがあるんだな、これが。
草津の強酸性の湯に浸かった後の、“直しの湯”としての応徳温泉。
ほのかな優しい硫黄の匂い、飲んでみるとクセのないタマゴ味で美味しい。
黒い粒のような湯花がたくさん舞っている。
肌当たりはサラッとした感じだ。
湯温は44℃くらいの熱めだが、アチチッというよりはジンワリ~と染みこんでくるような気持ちよさがある。
草津の湯に、文字通り、溶ろけてきた肌をまったりと包み込んでくれるような感覚。
ここは施設そのものも地味~な存在だけど、くねくねの山道を通ってやって来る価値のあるお湯だった。
草津の周辺はとってもやさしい、いい温泉が多いので、忘れずに“直しの湯”に入ってから帰りましょう。約束だよっ。
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温泉名:応徳温泉 応徳の湯・昭和の湯(混合) 入湯日:2008.2.10
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