最近酸っぱいものがおいしくてさ・山田屋旅館・別府39
梅干しのような、酸っぱ塩辛いものはそれほど好きではないのだが、最近とみに酸っぱいモノが美味しく感じられてたまらない。
酢をたっぷりとかけたいがために中華屋さんであんかけ焼きそば頼んじゃったりするもんね。ラーメンも半分食べると酢を入れて別の味で食べちゃうもんね。
「中しま」の大将に言ったら、「アンタもそんな歳になったって事さ」と言われたけどなー。
一応、その前に、「おめでた?」と儀礼的に○クハラかましてくれたけどなー。
山田屋旅館
●含銅‐含鉄‐含アルミニウム‐硫酸塩‐酸性泉 (湧出温度67.5℃)
●500円
●平日のみ・8~20時
●別府市明礬3組 ℡.0977-66-0332
「明礬」バス停から延びる細い道を行き、鶴寿泉・湯元屋旅館の隣にあるのが、KING of 酸っぱい温泉の山田屋旅館。
→の建物に「立ち寄り入浴おねがいしまーす」と言って入ると、女優の高畑淳子さんをうんと若くした感じの美人女将が応対してくれた。
受け答えもシャキシャキッとして、いいお声で、ホントに高畑さんみたい。(「ER」のキャロルの声、大好きー(≧∀≦))
浴室があるのは、この建物の向かいの湯小屋だそうで、そちらに向かう。
これが湯小屋の前景。中に入って、少し階段を降りる形で、非常に小ぶりな脱衣場&浴室が2つ。
小屋の軒に、なぜか「鉱泉」という看板がかかってるけど、れっきとした高温泉である。
どーでもいい事なんだけど、一応、「鉱泉」という言葉は温泉法上では、25℃以下の温泉ってことなんで(^_^;)
外見は小さな小屋だけど下に降りるんで、浴室に入ると天井がとっても高いと感じる。
2人入るのが精一杯程度の木の浴槽に、ほんのり緑濁した熱いお湯が静かに注がれてる。
アチチチ。
45℃くらいかな。
お湯の熱さもさることながら、全身でpH1.7をガッツリと実感できる酸性泉。昨日宿で蚊に刺されて掻きむしったところが滲みるのなんのって!
湯に浸かった肌がトロッとした感触になるのは、こりゃやっぱり、溶解してんのかなー、老廃物が。ここと比べると、鶴寿泉は大人しかったなぁ、という印象。
もちろん、味も激酸っぱい。
お隣の湯元屋さんを再訪して、酸っぱさ比べをしてみたい誘惑にかられたけど、さすがに強い酸性泉3連発はないだろう、と思いとどまった。
ジッと湯に浸かってると、深閑とした小屋の窓から時折ものすごく強くて冷たい山風がゴーゴーと吹き込んでくる。この開放感がたまんない。
熱湯なので体は一時的にカッカと火照るのだけど、上がって、「明礬」バス停で待っているうちに体が冷えてブルブルした。酸性泉は暖まらないねー。そういうのも、好きだ。
あちこち至るところから硫黄臭が漂ってきて、訪れるだけでいい気持ちになる明礬。
今回もまた、地獄蒸しプリンを食べないでしまったよ(苦笑)
温泉名:明礬温泉 入湯日:2008.3.24
(←別府・38 別府・40→)
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コメント
余談ですが、杉の井ホテル'棚湯'は現在スギノイパレス改装中のため、千円で入れます。ネットから割引券を印刷すればさらに百円引きの900円で入浴できます。
投稿: トリニータ温泉 | 2008年4月18日 (金曜日) 17時09分
>トリニータ温泉さん
えええっ、ホントですかっ!
実は05年に行った時スタンプをもらわなかったんですよ、2000円も出しときながら。
私って日本でも有数のバカ女だわ、と悲嘆にくれてたんです。
でも、900円なら……今度は夜景を楽しみに行くというテもありますね。
いい情報ありがとうございます!!
投稿: アイアン | 2008年4月18日 (金曜日) 19時20分
夜景もお天気次第。16日の昼間に行きましたが、ひどい霧で展望は全くダメ。GW晴れることを祈願します。
テルテル坊主を作っておきます。
スタンプは入場券売り場の横にある改札口みたいな処でもらってください。
投稿: トリニータ温泉 | 2008年4月18日 (金曜日) 20時06分
GW真っ只中に雨が降ったら悲惨です。ぜひ悪天候だけは阻止しないと!
テルテル坊主、よろしくお願いします!
投稿: アイアン | 2008年4月18日 (金曜日) 22時56分