おめでとう潤!企画・咲花温泉その1~ホテル平左エ門
うふふふ、うふふふふ。
今年新調したユニは「17番」なんだ。
そして、私がもっとも愛してやまない温泉地こそが、咲花温泉。
サラッとメモ書き程度のエントリで何軒か取り上げてはあるのだが、この際だからお気になところを詳細レポしてみようと思う。
ホテル平左エ門
●含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉 (湧出温度50℃)
●500円 (湯めぐり手形使用可)
●10~21時
●新潟県五泉市佐取 ℡.0250-47-2321
http://www.heizaemon.jp/
磐越西線咲花駅から徒歩2~3分。
咲花温泉の宿は阿賀野川沿いに建ってる所が多い。なのでリバービューを追求するため、どこも内部が細長く作られていて廊下が長い。
ここ平左エ門さんもそうなのだが、全館畳敷きに替えたのは正解!
長い廊下をスリッパでぺたぺた歩くのは楽しいことじゃないから。素足で畳の上を歩くのは、とても気持ちいい。
建物自体は古いけれど、隅々までキレイで、気が利いている。
こちらの宿では、毎晩深夜にお湯を落として掃除してから、湯を入れ直す。
そのため、朝早く入るとまだお湯が透明だったりするのだけど、成分が光に反応する?とかでだんだんとこのようなキレイな緑色に変わってくるのだ。
脱衣場から浴室に入った瞬間、うっとりするような軽やかな硫黄臭。
咲花や月岡のは、蔵王や明礬、草津とは全く違うタイプの硫黄臭なんだよね。
源泉が静かに扇形の浴槽から掛け流されてる光景を見ると、幸福感でいっぱい。湯口には竹のコップが置かれていて、飲泉もできる。飲み過ぎはダメよ(笑)
硫黄の匂いは強いけどお湯はサラリとして体に優しい泉質だ。月岡温泉との違いはここかな。月岡は濃いぃ~って感じで強いんだけど半面、疲れちゃうんだよね。
ここ咲花特有の効能として、傷に効くというのがあるけれど、ホントに、ちょっとした切り傷なんかがアッちゅー間に治っちゃうのだ。生傷の絶えない人にぜひお勧め。
露天風呂は写真のタイプと岩風呂タイプがあるが、どちらも阿賀野川がすぐ目の前に滔々と流れているというロケーション。ここに桜の木があって、今日あたりからもう花見露天っすよ~。
ここ、散りかけがまた良くてね。
川風が吹くごとに桜の花びらが湯面に浮かぶのがまた風流で…。
ノンビリと湯浴みを楽しんだ後は、右の写真の囲炉裏のあるお休み処でお茶などを飲んで一服。これからの季節、開け放した窓からの風が気持ちいい。
囲炉裏のある客室もある。右は露天風呂からの冬景色。クリックしてちょ。
平左エ門には宿泊や昼食休憩したけど、地のものを使った丁寧な料理が美味しくて、特に里芋料理には感涙だった。
ゴージャスな旅館ではなくて古い建物だけど、折り目正しさが感じられて気持ちいい。たまにフイッと泊まりに行きたくなる宿だ。
もし、これから咲花温泉立ち寄りデビューという方がいたら、まずここをお勧めかな。
温泉名:咲花温泉6号泉
咲花温泉その2・柳水園
その3・湯元館
その4・佐取館
この他の「新潟県の温泉」を見る
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント