実は読み方わかりません・熱の湯・別府36
大分から別府に戻り、まつや別館にチェックインしてしばらくボーーッとしてるうちにすっかり日が暮れた。
前にも書いたが、鉄輪はそこらじゅうの側溝の穴っちゅう穴から湯気が出ている。しかも雨があがったばかりで湿気むんむん。狭い路地は霧のような白いもやが立ちこめ、それを旅館の灯りや街灯が照らして、まるで幻の国を彷徨ってるみたいだった。
熱の湯 (鉄輪)
●塩化物泉 (湧出温度98℃)
●無料
●6時半~21時
●別府市鉄輪井田1組
多分、「ねつのゆ」だと思うんだけど、「あつのゆ」かもしれないし…実は読み方がよくわかんない。←「ねつのゆ」が正解
ここは、なんと、無料。
四角四面のコンクリの建物で、市営の公衆浴場だ。
別府市内には市営の共同湯が何軒かあるけど、無料ってここだけじゃないかな。
ここの前には公園のようなスペースがあって、車も停められるぽい。
脱衣場はわりと狭いのだけど、浴室スペースはかなり広い。真ん中にドンとある楕円の浴槽は20人近く入れそう。
19時頃で10人ほどの人がいた。
やや塩味の鉄輪の湯だけど、たくさんの人が入ってるせいか結構ぬるめで、湯も疲れた感じだった。
熱の湯の温泉道スタンプは現地に置いてなくて、その裏手の細道を行った「入舟荘」という旅館の玄関に置かれている。
中の人にひと言声をかけてからスタンプを押させてもらったが、丁寧な対応をされて恐縮。
入舟荘さんも温泉道に加入しているのだけど、貸し切り湯で1500円という、1人旅ではちょっと厳しい料金ゆえ…辞退しますた。
あちこちの源泉櫓から盛大に噴気がたちのぼり、色とりどりライトアップされている。
日曜の夜のせいか、通りにはほとんど人がいない。
山から吹き下ろす風の音や、シューシューという噴気の音が混ざって、ただならぬ雰囲気だ。
時折、暗がりから風呂道具を持った人影がフイッと現れては、路地に消えていく。
そんな寂しい町角には、ネコたちがいっぱい。
丸々と太ったロシアンブルーがいきなり壁の上から降りてきて、「遊んで遊んで」と絡んでくるは、黒ネコ兄弟がスリスリしてくるは、もうネコまみれ。
抱っこしても平気な子もいっぱい~。
暖かくて、残飯がたくさんあるし、齧歯類駆除という仕事に事欠かない。
温泉街はにゃんこのパラダイス。みんな、大事にされてると見えて、おっとりして毛並みがいい。
夜の鉄輪はネコ好きのモフモフ天国でもあった。
この後、夕飯にだんご汁を食べに行った。うんまかったさ(´。`)
温泉名:鉄輪温泉 入湯日:2008.3.23
(←別府・35 別府・37→)
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コメント
はじめまして。
名前はあつのゆみたいですよ。
23日九石ドームに行く前に温泉に入ってきました。
バスを降りて途中で地元の方にあつのゆはどこですか?
と聞いたところ直ぐに反応して答えていただきました。
別府は温泉天国で最高ですね!
投稿: たまあら | 2008年4月 3日 (木曜日) 20時13分
訂正、ねつのゆが正式なんですって!
某ブログで発見しました。失礼いたしました。
投稿: たまあら | 2008年4月 3日 (木曜日) 20時43分
>たまあらさん
ようこそいらっしゃいました!
ねつのゆでしたか~。わざわざ調べていただいてありがとうございました。
私、以前から何の疑問もなく「あつのゆ」だと思ってたのですが、さてブログ書くだんになって、「…どっち?」と思ってしまった次第です。
あぁ、既にもう5月の別府が楽しみです。
毎年ナビ予選同組になりたいくらいです(殴)
投稿: アイアン | 2008年4月 3日 (木曜日) 22時49分
アイアンさん、5月も行くのですか?
すごいですね。自分は北海道の後なので自粛です…
私なら豊後高田の長湯温泉に行ってみたいです。
炭酸泉なら3本の指に入る名湯らしいです。
いいなあぁー。
とりあえず、明後日は柏へ行く途中でいわき湯本の
さはこの湯にはいってきます。ではでは。
投稿: たまあら | 2008年4月 4日 (金曜日) 20時29分
いや全然すごくないですよ~。
だって、5月大分を先に手配したら北海道に行く時間もカネもなくなっちゃったんですから。
たまあらさん、札幌に行ってらっさーい('A`)ノ~~
あちらでは今「北のたまゆら」という天然温泉のスパ銭が人気らしいですね。
さはこの湯、いいなぁ(´・ω・`)
投稿: アイアン | 2008年4月 5日 (土曜日) 10時37分