秋春制反対中ですが、ここで温泉です・下風呂温泉・長谷旅館
ちなみに下北半島を訪れた7月下旬、下風呂温泉のある青森県風間浦村の昼の気温は18℃だったけどねー。日本は広いね。盛夏の時期は、Jリーグ全チームが秋田・岩手・青森・北海道で地方巡業すれば何の問題もないと思うよ(殴) 普及活動にもなるしね。ねぷたの時期に下北半島で見るレッズvs鹿島とか、すごく盛り上がりそう~。
下風呂温泉郷 長谷旅館
●酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 (湧出温度66℃)
●300円
●7~21時(問い合わせたほうが無難)
●青森県下北郡風間浦村下風呂75 TEL.0175-36-2221
下風呂温泉には「下風呂温泉手形」というのがあって、これに加盟してる旅館に泊まった客・昼食付き休憩客が買えるようになっている。
(つまり、立ち寄りオンリーではこの手形は買えないというわけ)
シールが3枚貼ってあって、利用する時に旅館や施設の人に剥いでもらうシステムで、1つ800円。だいたいどこも立ち寄り入浴は3~400円らしいので、最低でも100円お得というわけね。
手形には写真の通り下風呂名物のイカ型の他、ペン立てに使えるものと、風呂に入れるヒバだったかヒノキの香り玉付きのものがある。イカ手形はまぁ再利用はできないけれど、一番下風呂らしいので、私はこれを買ってみた。
ゲタを履いてカラコロと温泉街を歩く。チマッとまとまっているので歩いても5~6分くらいか。
長谷旅館は井上靖が投宿して「海峡」を書いた宿なんですって。
井上靖はけっこう読んだけど西域ものばかりで、「海峡」は読んでないや。
立ち寄り入浴を求めると、ご主人が快く浴室に案内してくれた。
廊下を歩いて階段を下って、また廊下を歩いて降りて…。浴室が人間に合わせるのじゃなくて、人間が浴室に合わせるのれす。こういう所で湯が良くなかったためしは無いなぁ。むふふ。
脱衣場は簡素だがキチンとしている。鍵付きロッカーとかはなし。
浴室に入ると、ステキな硫黄臭が充満してる。やはり湯は半透明。ということは、しばらく誰も入ってないのだね。ザブザブと惜しげもなく掛け流される源泉。鮮度はバッチリだね♪
「大変熱くなっていると思うので、水をうめてくださいね」と再三言ってもらったが、激熱の湯に挑戦。うん、なんとか入れた。
というか、足先をつけただけで「ギャッ」と思ったが、たっぷり掛け湯をしてから恐る恐る入ってみたら、最初はビリビリだったけど、だんだん肌に馴染んでいくのだ。
さすがだわー。いい湯だわあぁぁぁ。
長谷旅館さんの湯はまるほん旅館さんや大湯が使っている「大湯1号」ではなくて、「大湯2号」。細かい成分表の比較はしてないけど、前者は出汁しょっぱタマゴ味なのに対し、こちらはややツンッとした尖ったしょっぱさ&苦タマゴ味で、「えぐみがある」って感じかな。レモン味の渋いヤツっていうか。
浸かってると、浴槽の底に沈んでた白い湯花が巻き上がって、たちまち、やや緑がかった白濁湯に変わる。
湯口の周りには、温泉成分が翡翠みたいな結晶に育っていて、洗い場の床面はきな粉をまぶしたように成分が白い膜になっている。
浴室の窓を大きく開けてみたらビックリ。即、道路と漁港。漁師さんが目の前を歩いていても不思議ないほどの間近さ。窓の開閉には要注意(笑)
いやぁ、しかしハンパない暖まり。浴感キョーレツな下風呂温泉のはしごをする日が、気温18℃の日で良かった良かった。
盛夏のサッカーも確かに辛いが、盛夏の湯めぐりはもっと厳しいんだもん。
温泉名:下風呂温泉 大湯2号 入湯日:2008.7.29
この他の「新潟県以外の温泉」を見る
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント