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2008年9月29日 (月曜日)

白もあり黒もあり時の運・下風呂温泉・さつき荘

ジュビロ戦は病欠により現地に行ってないのでエントリは無し。
さぁ、粛々と温泉を騙ろう。
今から2ヶ月前の7月下旬、青森県は下北半島風間浦村。最高気温18℃……って昨日おとといくらいの気候じゃねーかっ(((((((( ;゚Д゚)))))))
非常に湯めぐり日和だったので、高温の温泉にもかかわらずワシワシとハシゴ湯ができたのだ。ここは、その4軒目。


 
 
下風呂温泉郷 さつき荘

 
含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉 (湧出温度57.2℃)
●料金:温泉手形を使用
●空いていればOK
●青森県下北郡風間浦村字下風呂33  ℡.0175-36-2625


 
Satuki1 下風呂温泉の温泉街、といえる場所はR279号線だけど、長谷旅館から始まって、さつき荘で終わる。ゲタでのらくら歩いて5分もかからないくらい? 非常にコンパクトに出来ている。
この温泉街に面している温泉旅館は6軒で(温泉非使用の旅館は除く)、他はこの枝道から入った場所に数軒ずつ建っている。計11軒。
それぞれ、大湯源泉、新湯源泉を使っているのだが、ホテルニュー下風呂海辺地1号源泉を、そして、ここさつき荘だけが海辺地2号源泉を使用している。
 
建物正面の半分は「居酒屋いちろう」というお店になっているさつき荘さん。
この日は宿の前に遊めぐり看板(温泉手形が使える目印)が出てないなと、いぶかりつつ中に入ると、顔を出した女将さん? 大女将さん?が、「立ち寄り入浴はいいですけど、今は湯温がぬるくなってます」とのこと。
ぬるいって……もしかして鮮度が悪いってことかなぁ。でも、今日しか立ち寄れないのでお願いすると、「イチロウさん」と呼ばれた若者が浴室まで案内してくれた。
 
Satuki3客室は全て戸が開けたてられ、フトン部屋も開けはなたれていた。今日は平日だし泊まり客がいないのかな。そこを、お邪魔したのね、私。とっても恐縮。
 
浴室は建物からちょっと外に出て入り直す。湯小屋って佇まいである。ここに真冬の津軽海峡の強風が…と思うとちょっと恐いけど、湯気はこもってるから意外と堅牢なんだろう。
脱衣場は棚があるだけの簡素なもの。
そして。
 
Satuki2_2当日はやや家族風呂モードな浴室(笑)
ウットリするような素晴らしい硫黄臭に満ちている。
白濁、というには凄みのある濁り加減である。これが海辺地2号泉の特徴であるらしい。
この源泉は時として黒い湯が出るのだそうだ。どんなタイミングとは誰も予測できないそうだが、とにかく突如として黒い湯が出て、それが灰色になり、普通の白濁の湯に戻っていく、という、大地の不思議を思わせる変化っぷりらしいのだ。
(湯の色ってのは湯の中のパウダー状の湯花の色のことである。念のため)
私が入ったこの日は、かなり普通の白濁に近かったものの、先に掲げた長谷旅館や、まるほん旅館の軽やかな感じの湯の色と比べると、やっぱりドスが効いてるでしょ。
ぬるいっつーから40℃くらいかと思ったら、しっかり43℃くらいはあったw それってやや熱めの範疇だから。
 
非常にとろみのある湯触りで、えぐみの強い出汁塩っぱさ海辺地1号泉とは違う感じ。湯に浸かって撹拌してみると、湯の色はますます濁って迫力が増してきた。

 
とはいえ、ガッツリと黒や灰色の時に入ってみたいなぁ。こればかりは当たり外れなのでどうしようもない。が、再び下風呂の地を訪れた時は是非!


 
 
温泉名:下風呂温泉 海辺地2号泉    入湯日:2008.7.29





 
 
 
 
 
 
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