すぐ つっかけ って何だ!?・奥会津・玉梨温泉 恵比寿屋
レッズ戦の『試合と、あとさき』を書くかなぁと思ったんだけど、ここのところサッカーのエントリばかりが続いて気持ち悪いので(殴)、蕎麦+温泉エントリいってみる。
玉梨温泉 恵比寿屋
●ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物泉 (湧出温度45.2℃)
●500円
●福島県大沼郡金山町玉梨横井戸2786-1 ℡.0241-54-2211
http://www.ebis-ya.com/
新潟市から一番早く行ける県外、それは福島県奥会津。
高速で1時間弱+降りてから30分も走ると、旧山都町(今は喜多方市)の宮古へ。
山奥の小さな集落に蕎麦屋が密集してる。今回入ったのは、「いしいのそば」
宮古の美味しい水だからこその水そば、ウマ~! 塩そばも素晴らしかった。私たちが食べたのは小皿5品と水そば・塩そばのセットで1500円。ワサビ、激うま(゚∀゚)
(ちなみに2年前のエントリはこれ)
宮古集落に入る手前の道はものすごく細くって、川際なのにガードレールもなくて恐かったんだけど、今トンネルが作られていて、12月には開通するらしい。
んで、集落の手前に看板があって、
「いしいのそば すぐつっかけ→」だって。
…つっかけ? いや、サンダルじゃなくて。
いしいのそばは集落に入って一番はじめに建ってるので、出会い頭すぐみたいな意味なのかしらん? これってBEN? つっかけってどういう意味!?
(いしいのそば…℡.0241-38-2604 埼玉は越谷に支店あり)さて、山都から会津坂下に出てR252(只見線と並行する道)を行き、会津川口駅あたりでR400に入ると、すぐ玉梨温泉。
恵比寿屋はこの道に面して建っている。
立ち寄り入浴は決まった時間帯はないようなので、問い合わせたほうが無難かも。基本、混んでなければ大丈夫のようだ。
玄関の壁に直接、有名人の人々のサインがあって、ビックリ。これじゃ壁紙リフォームできないね。
フロントで料金払って、階段を降りていく。フロントが3階で、浴室が1階なのだ。
階段から左が男湯、右手に進むと女湯、女湯の先にスーパー露天風呂(笑)がある。
脱衣場は簡素でキレイ。鍵付きロッカーはない。
浴槽は内湯に1つ、露天風呂に1つ。内湯は5~6人くらいの大きさで、鉄臭がほわほわ。ほんのり甘塩味で、炭酸味もあるかな。表面にわずかに油膜のようなものが漂ってる。
じわ~~っと体の中にさまざまな成分が染みこんでくるような、ありがたみというか存在感のあるお湯だった。
洗い場のシャワー付きカランは使いやすくてGOOD。
内湯から「雪見風呂」のドアを開けると、いきなり露天風呂! 浴槽の真ん中に柱があってちょっとジャマだけど、野尻川が目の前で眺望バツグン。右の写真の浴槽の縁あたりに何かが出来ているのが判ると思うけど、これ、温泉成分がガッチリ堆積したもの。定期的に訪れてその育ちっぷりを観察するのも楽しいかも。
ここで、じんわりと暖まってから服を着て、さぁ、「スーパー露天風呂」だ!
「入浴できます」という札を裏返して、「入浴中です」にして鉄のドアをガチャッと開けると、うおおぉ、ごくフツーに外なんですがっ。さっき車できた道路が頭の上を通っている。
そこから木組みの申し訳程度の目隠しがあり、簡単な脱衣場があり、「木風呂3兄弟」と名付けられた、ケヤキをくりぬいて作った1人用の浴槽が3つ。ザッバザバと源泉を注がれている。川面が近い。激近。
しかし、なんたってスーパーなのは、そのあけっぴろげなロケーション。
だって、向かいの建物から丸見え、っていうか、すぐ側の橋を車が通っていますがーーー。なんともはや勇気の要る露天風呂。
しかし、川向かいの玉梨共同浴場に湧く源泉をパイプでじかに引っ張ってきての、贅沢な掛け流し。川の上に引かれたパイプから、もろにジャージャーと源泉が注がれる様は、壮観としか言いようがない。
なので、建物内の浴槽も掛け流しではあるけれど、とりわけこのスーパー露天風呂は鮮度が高い感じがした。プチプチとした炭酸の存在も強く感じられた。
まだ紅葉の最盛期ではなかったけど、周りはいい感じに色づいて、なんとも美しい山里の雰囲気。
恵比寿屋さんの立ち寄り入浴は最近値上がりして500円になったそうだが、こんなにいいお湯で面白露天もあるんだから、むしろ安いと言えちゃう。
温泉名:玉梨温泉町営源泉 入湯日:2008.10.27
この他の「新潟県以外の温泉」を見る
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント