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2008年11月29日 (土曜日)

1軒宿の秘やかな愉しみⅡ・笹倉温泉龍雲荘&千寿荘

山をバックにぽつねんと建つ温泉旅館。周りは何もなーーい;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
嵐渓荘の温泉粥を挙げたならここも外せない。源泉で焚いたご飯がウマーなのだ。


 
 
 
笹倉温泉 龍雲荘(宿泊)・千寿荘

 
●ナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物泉
●700円 土日祝は800円 (3のつく日は200円引き)
●8~20時 (旅館繁忙日は時間制限あり)
●新潟県糸魚川市大平5804  ℡.0255-59-2211
  http://www.sasakura-onsen.com/
 
 

 
Sasa6旧・能生町の梶屋敷からダラダラまっすぐ坂道の県道270線を15~20分ほど行った突き当たりの山裾に龍雲荘はある。その1kmほど手前には焼山温泉清風館があり、ここはここで一軒宿である(一度泊まったことはあるけど、その後リニュされたようなのでエントリはなし)
糸魚川から路線バスもあり、30分ほどで来れる(時刻表は宿HPで)
龍雲荘日本秘湯を守る会の会員宿だけど、鄙び感はほとんどなくて、大きな温泉地によくある観光温泉ホテルふう。地域の人々の宴会処としてもよく使われてるようだ。だから、ラーメン処やスナックなんかもある。
ただ、1つ変わってるのは、旅館に併設して「千寿荘」といういかにも鄙び系外観の共同浴場があるのだ。もちろんそこには泊り客も旅館の一部として入浴できる。
 
共同浴場利用としたら料金は高いのだが、本来の千寿荘浴室の他、龍雲荘の大浴場にも入れるのだから、まぁリーズナブル…かも。3の付く日は200円引きだし。
 
Sasa立ち寄り入浴受付は龍雲荘入り口ではなく千寿荘から入る。
受付窓口があり、自販機や長椅子などの簡単な待合室がある、ごく普通の共同浴場の趣きである。奥には無料の大広間がある。
浴室も簡素。だがシャンプーやソープなどは置いてある。
5~6人程度の浴槽には千寿の湯源泉が贅沢に掛け流し。鉄分らしき赤茶色の湯花が浴槽の底に沈殿している。鮮度の良さがヒシヒシと伝わってくる、とろけるような浴感。このとろとろ感は、重炭酸ナトリウム、つまり重曹。これがハンパなく含まれている湯なのだ。アルカリ泉のうなぎ湯とまではいかないけどかなりな美人の湯系。見た目は透明だけど、成分はとっても濃い。うちのお風呂にマルコのタンサンを投入しても、なかなかこうはならないよ(笑)

 
Sasa4  Sasa5
こちらは龍雲荘の大浴場と露天。千寿荘と比べると格段に広くてデラックスである。アメニティもしっかりしている。髪とか洗うのはこっちでね。
千寿荘千寿の湯源泉を使用しているのに対し、こちらは龍雲の湯源泉薬師の湯源泉を混合し、循環したものと源泉そのままを併用して投入している。大きな浴槽には、循環湯の湯口の他、源泉湯口があり、そこで飲泉できるようになっている。胃腸にいいんだって。
泉源は別だが、3本とも重炭酸ナトリウムを多量に含んでいるのは同じ。

                       
冒頭にも書いたけど、この源泉で焚いたご飯は、ほんのり黄色っぽく色づいて、なんともホクホクして美味しい。背後は山だけど、海までも20分足らずという土地だけに、海のもの山のもので満載の料理も堪能した。
旅館内にも温泉を飲める場所はあるので、ペットボトルに詰めて帰って、うちでご飯を焚いてみてもいいかもね。
 
宿泊料金はさまざまなプラン設定があるので、豪華コースからお安めコースまで、フトコロ具合に応じて泊まれるようだ。
んで、翌日は糸魚川の「おだじま」で美味い蕎麦を食べに行くのだ。どうせなら鴨せいろをやってる時期がいいねぇ。

 
 
温泉名:笹倉温泉 千寿の湯源泉、薬師の湯源泉、龍雲の湯源泉





 
 
 
 
 
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