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2008年12月 9日 (火曜日)

Eゲート広場に佇んで@ホームガンバ大阪戦

081206_09220110時前に到着して、ビールひっかけてから(おいっ)冬開催反対の署名活動。
あの日の天気はまさに新潟ちっくな、雨が降ってると思ったら止んで、曇りのままと思いきやだしぬけに酷い暴風雪、アラレ、ミゾレという苛酷なものだった。
こんな中で立ち止まる人なんているのかなぁ、と思いつつ、Wゲート側セーブオン前の信号付近に立った。
殴りつけるような風も吹き、更に雨ミゾレの中だ。誰だってわざわざ立ち止まりたくはないだろう。ましてや、そんな中でペンを執るなんて…。だから急ぎ足で寒そうに通り過ぎる人も多いけど、「もう済んでるから」とアイコンタクトしてくれる人もいるし、待ちかねたように署名してくれる人もいる。
しかし、ビニール袋で覆っていても見る見る用紙が濡れていく。ボールペンの字がかすれる。用紙の下半分はビチョビチョといった具合。紙が破れる寸前。
諦めて、シャトルバス降り場からEゲート広場へのトンネル内に移動した。
 

 
寒くても雨雪から守られるっていいなぁ、とあんなに感じたことはなかった。
体が濡れないって最高に(言い過ぎ)かなり幸せ。
乾いた寒さも確かにキツいけど、寒さと濡れる事の合わせ技の辛さといったら、到底太平洋側の人には実感できないものだろう、と改めて思ったね。厳しい寒さの中で濡れる煩わしさというのはホントに不快。これこそが新潟の冬のキモなのだ。
 
ありえないほど重ね着をし各所にカイロを仕込んでいたので当初は寒さを感じなかったが、署名活動始めてから3時間を越えた辺りで体の芯がワナワナしてきた。
署名でいっぱいになった用紙をバインダーから取り外そうとしても指がかじかんでなかなか頁がめくれない状態に。
しかし、東京から里帰り遠征のZくんが差し入れてくれた暖かくて甘いドリンクで命拾いだ。さんきゅ~。復活だいっ。
 
そんなふうに、午後2時すぎまでの4時間あまりの活動だったけど、なんだか不思議な感動にとらわれた4時間でもあった。
 
こんな酷い天候の中、いつまでもいつまでも、途切れない人々の流れ。
バスやクルマから降りてスタジアム内に入れば更に寒い思いをするというのに、これだけの人々が集ってくるというのは、すごいことだ。
小さな子供のいる家族連れもさることながら、お年を召した方や私と同世代くらいの女性などが1人で…というパターンも多い。
 
やはり、新潟はアルビによって変わったんじゃないかなぁ、って思う。
根付いたんだよね、きっと。
たった1人でも、こんな荒天でも、スタに出かけて多くの人と時間を共有するという観戦習慣が、越後人にも身に染みついてきたのだと思う。

 
それじゃ寒い時期やっても大丈夫じゃないの?と署名趣旨に反する言い分も出そうだけど、さにあらず。こんな思いをするのはシーズンのドアタマかラストくらいだからこそ、なのだ。たまにしかないからこそ、ガマンできるってもんだ。
それに、激寒い、といっても、これは12月初旬の寒さでしかない。これ以上の寒さと煩わしさを万単位の人々に強いるのは、客商売としても間違っている。日程の問題は人知で改善できても、天候は工夫や努力ではいかんとも克服しようがないのだから。
(コア的な)サポーターという宗教的恍惚のもとで犠牲をいとわない人種だけでサッカーは成り立ってはいないし、地域密着も為し得ない。
この日集った3万4千人の人たちが、これ以上の厳しい観戦環境を強いられたり、体調を慮って観戦を断念したり、観戦の機会そのものを長期アウェイによって奪われたり、そんなことがあってはいけない。
…そんなふうに再度、確信した署名活動でもあった。

 
さて、トンネルを通過していく人々の中にはガンバサポさんも混ざっている。
普通に、「反対署名お願いしまーす」だけでは、寒くて急ぐ中、立ち止まってはもらえないけれど、「ガンバサポの皆さんも署名していただけますよ~」とか、「新潟の冬の記念に一筆いかがですか~」とか叫ぶと、「わっ、私らも書いてええんや」とばかりにペンをとっていただける。そんな、ノリのいいアナタたちが好きっ(^_^;)  何人かの方に、「こんなの冬の天気のうちに入りませんよー」と追い込みかけたけど、あれは大げさではなくホントのことですよ。新潟の初冬を堪能されましたか~?
 
 
KO30分前には撤収しよう!と言いつつも、まだまだ人々はやって来る。開始時間が迫ってるのに立ち止まって署名してくれる人々が多いこと。口々に、「冬はムリ! 絶対ムリ!」と言いながら。
そんなこんなでスタ内の自席に辿り着いたのは、チアが踊り始める頃であった。さすがにカノジョたちも肩出し腹だしスタイルは回避したねぇ。よかった( ´_ゝ`)
 
 
椅子についたら、今までこらえてた寒さの感覚が一気にほどけたようで、ガタガタガタガタ小刻みに震える。それまで出し続けてた声がかすれて、口をあけるのも億劫。
でも、試合に対するドキドキハラハラ感は一切なかった。なんか、落ち着いている。
 
もちろん下の3チームより数字の上で有利で、他力でも余裕で残留の可能性が高い。

しかし、それだけじゃない。
ボールがピッチを動き始めるとすぐに、選手たちがすごく落ち着いて、良い緊張感の中でプレイしているのが判った。だって、ここはホームだもんね。
 
ホームだから、負けたら厄介だ、イヤだ、勝たなきゃ!」ではなく、
 
ホームだから、2割り増し、3割り増しで頑張れちゃう。やるぜ!
 
…こういう感覚が、冷たいミゾレやアラレと共に、セイゴローを覆っていた。
 
 
長くなってまいりましたし、私自身もくたびれたので、続きは次のエントリで(殴)

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コメント

寒い中、署名お疲れさまでした!
何度もアイアンさんにフォローしていただいて、本当に助かりました。
ありがとうございますm(__)m
あっという間の4時間でした。

ガンバサポさん、薄着の方もいらしたんですけど…
署名しながら「新潟ありえねー」って繰り返し言ってました。

「寒さ」が抜けてますがな(´Д`)

投稿: udatoro | 2008年12月11日 (木曜日) 16時12分

>udatoroさん
 
udatoroさんこそ、ノドが本調子じゃないのにおつかめさまでした。今はちゃんと声が出てますか~?
私のほうは、「犬○のバカ! 氏ね!」的なことを言う人が何人かいて、どうしてもアタマの「犬○の」の部分が消えるので、トホホな気分でした。
ま、署名してくれさえすれば私は構わんけどなー。

投稿: アイアン | 2008年12月11日 (木曜日) 17時45分

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昨日のポイントと同じあたりです。駒越林道と美ヶ原公園線の合流点付近です。聞くところによると、真冬でも通行止めにならないのは、この駒越林道だけらしいです。かなり前に友人の四駆で夏に登って来たことがあるのですが、途中で谷に車は落ちたままになっているし、かなりの急こう配なので、登るのもたいへんでした。シロートは冬にに近寄ってはいけませんね。実は、この先の道路に霜が降りていて、路面が凍結しておりました。�... [続きを読む]

受信: 2008年12月 9日 (火曜日) 18時27分

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