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2009年1月15日 (木曜日)

冬開催してませんっ・八甲田温泉・遊仙(ぬぐだまりの里)

今日の予想最高気温は2℃(>_<) だけど今現在1℃以下! 向かいの駐車場を出入りするクルマがこの時間でも、バリバリと氷を砕く音をたててるよ。アルビ選手の皆さ~ん、まだ新潟に帰ってきちゃダメ~! こんなふうな事だって笑い事じゃない結果にもなりかねないから、冬期はレッツひきこもりでお願いします(’A`) 手術された淳さん、来新を回避されて正解です!


八甲田温泉 遊仙 (2012年から「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」に改名)

 
●含土類石膏花硝泉(湧出温度64℃/pH7.8)
  酸性明礬泉(湧出温度39~41℃/pH2.4)
●500円
●8~20時 11月中旬~4月上旬まで営業休止
●青森市駒込字深沢766-2(田代平)  ℡.017-738-8288
  http://www.hakkouda-onsen.com/
 
 

 
Yusen3ええ、冬はやってません。
11月中旬から4月上旬までが「」だよ~。でも、10月中旬には初雪があるし、4月アタマも余裕で積雪はあるはずだから、雪見風呂はできるね。
一時は通年営業してたこともあったけど、また冬期閉鎖を始めたらしい。
冬はさまざまな温泉事故もあるし寒すぎだし自然には逆らわないが吉、ということか。

そんな、八甲田の山深く、田代平の一軒宿、遊仙
平日は無料送迎バスで訪れるお年寄り団体の昼食付き休憩などで賑わっているらしいが、幸いにもその一団とすれ違いになり、のんびりと入浴した。
 
脱衣場は鍵付きロッカーなし。洗い場にはシャワー付きカランやソープ類完備。
遊仙には3種5本の源泉があり、内湯に使われているのは「含土類石膏花硝泉」の5号泉。旧泉質名で、旅館内には詳しい成分分析表がないのでいまいちよくわからないけど、カルシウムかマグネシウムのイオンが含まれてる硫酸塩泉ってことだよね? 
女湯は薄暗い感じで湯気もこもっているのだが、大きな浴槽に掛け流される湯は濃緑色を帯びていて、ピリッとくる熱さ、少し金臭い。そして、プチプチと泡付きがあり、少し入っただけでモーレツに汗が出てくる個性的なアルカリ泉だ。 
 
Yusen1アルカリ性なのは内湯の5号源泉だけで、露天は全て酸性泉だ。
女性用露天風呂には3種類の酸性泉が使われているのだが、この写真の露天大浴槽のは3号泉で、湧出温度が41℃。湧き立てで41℃なんだから、この広い浴槽に溜められてる時点でかなり冷めてるわけで、入った感じは40℃以下。
こ…これは、もし冬期も営業してたとしても、寒くて入れないでしょ。あっという間に体温より低い湯温になりそうだし。
青っぽく、やや白濁したお湯は酸っぱ渋くて、おとなしめの硫黄臭もする。
東北に多いこってり濃厚な酸性硫黄泉の濁り湯と比べると拍子抜けするくらい素直な湯だけど、のんびり浸かっていられて気持ちいい。もし団体さんがいたとしても楽々入れる大きさってのもいいね。

 
Yusen2露天風呂の隅に、湯小屋というかビニールハウス的なものがあって、そこに「ラムネ風呂」(1号泉)と「ミルク風呂」(2号泉)がある。
男湯にはこれがないらしいけど、宿泊するとラムネ湯を使った貸し切り風呂があるらしい。
この2つの湯は湧出温度39℃と、さらに温く、超長風呂コースである。カップルで行くと男性が延々と待たされるわけね(休憩所はあるからよろしくっ)
ラムネ風呂は、名前からしてシュワシュワプチプチ~☆とくるのかなと思ったら割と普通のレモン味の透明湯で、ゆったりと入ってるうちに体に泡付きができてくる感じ。
ミルク風呂も白い粉のような湯花がいっぱい舞っているものの濁り湯って感じじゃない。もっともこのテの湯の色や濁り方は地中のコンディション、天候や気温、時間の経過などで変わるので、ホントにミルクっぽい時もあるのかも。

 
1年のうち正味7ヶ月しか営業してない遊仙だけど、鄙び系揃いの東北の浴室の中にあって比較的のびのび快適に長風呂できる。
あ~、今は極寒、雪の中かぁ。想像するだけで背中がゾクゾクッ。


 
 
温泉名:八甲田温泉



 
 
 
 
 

 
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