「ボルベール~帰郷」@にいがた国際映画祭
う~ん、お馴染みのアルモドバル節だわ、と思いつつ。
←この画像からも見てとれるように、色彩が鮮やかでペネロペ・クルスがどーしようもないほどキレイで、それでいてあざとくない。
私はアルモドバル大好きだけど、どちらかいうと彼の自伝的作品の系列はそれほど好きじゃない。えぇ~っと、つまり、ゲイである彼自身を投影した男のハナシにはあんまり感情移入できないな、というわけで、その分、アルモドバルが描く女性たちのなんとステキなことよ!
アルモドバルって“男嫌いのゲイ”なんかなぁ。
ヘテロでも、女性不信の男とか、男性恐怖症の女とかいるでしょ? そんな感じ?
…なんてことはさておき、アルモドバル作品久々登場のカルメン・マウラもペネロペ・クルスもどちらも素晴らしくて、例によって、『永遠にこの映画の中にいたい』と思うのであった。
が、しかし、ストーリーだって、一見コメディタッチのように見えて実は…というカラクリのある工エエェェ(´д`)ェェエエ工工と驚愕させられるもので、あぁ私やっぱりアルモドバル大好き。
「あんた、そんなに胸大きかった? 何かした?」
「してないわよ! 前からこうよ!!」
……私もそう思った(笑)
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