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2009年2月24日 (火曜日)

ぜんぶ、フィデルのせい@にいがた国際映画祭

可愛い女の子がふくれっ面するとキョーレツに可愛いという原則はこの映画でも不変。「ロッタちゃん はじめてのおつかい」のキュートなふくれっ面ガールより少し年上、9歳のアンナの憮然とした表情の可愛いことキレイなこと、そしてその意志の強固さ、言ってることの正論っぷりには、おばさん、参った。
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監督はジュリー・ガブラス。って、ひぇーーー、コスタ・ガブラスの娘かよ~! 
ということは、なにげに自伝的要素も漂ってるのかね。
パリで優雅に暮らしてたアンナ一家だけど、両親がカクメイとやらにカブレちゃって生活が一変。私のご機嫌な暮らしを返してくれ~ヽ(`д´)ノ というおハナシ。フィデルってのは、カストロのことだぁね。
ま、パパの場合、インテリお坊ちゃまがヘタヘタと流行りのキョーサンシュギにかぶれたという簡単な話ではないらしいことがだんだんと判っていくし、ママだってパパの反対するウーマンリブ思想にファッション感覚でのめり込んでるわけではなさそうだ。
…というような大人の事情渦巻く中、己を貫くアンナの揺るぎない考え方と素直さがとっても気持ちいい。なんとも手強いヤツだ>アンナ…┐('~`;)┌

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