やすらぎのある宿、でした・旅館さくら屋・別府65
旅館の女将さんの接客テクの1つとして、客に「お帰りなさいませ」っていうのがあるけど、小さな、いなたい感じの、ほどよく鄙びた感じの宿の玄関に立つと、心から「ただいま~」って気になることがある。別府ではこことか。
鉄輪のここ↓も、そんな感じだった。
旅館さくら屋
●ナトリウム‐塩化物泉
●500円
●11~14時半
●別府市鉄輪風呂本3組 ℡.0977-66-2328
http://www.sakuraya-kannawa.jp/
かなわ荘のある路地を更に下ると、碁会所がある。そこを左に曲がって少し歩く。この道はまっすぐ行くと、ヤングセンターの脇に出る。(逆にいうと、いでゆ坂から行く場合、渋の湯の手前、ヤングセンターの角を左に曲がるというわけれす)
土砂降りの中を急ぎ足で歩いてると、どこかの宿の女将さん?のようなキレイな女性が、「すごい雨ねぇ。昼前に止むと思ってたのに」と、すれ違いざま話しかけてくれた。
この辺りは小ぢんまりした宿や貸間が立ち並び、貸間客のための魚屋さんや商店などもある。いかにも鉄輪という風情の通りだ。
昭和の香りぷんぷんの玄関先で誰何すると、ホスピタリティーたっぷりといった感じの女将さんが出ていらした。
「やすらぎのある宿」というのは、さくら屋のキャッチフレーズ。心やすく立ち寄り湯を受け入れてもらえるのは、とっても嬉しい。
ここは温泉本の割引券が使えるので、100円引きで入浴。
結局、この350円の温泉本のクーポンを使って、1000円分得しちゃった~。
さくら荘には浴室が2つあり、どちらも小さいので、貸し切りのようにして使える。
案内された浴室は、ホントに小さな、“かなり広めな家庭風呂”という感じ。
浴槽はとても小さい。2人でギューギューくらいだ。
シャワー付きカランやソープ類は完備。
で、かなわ荘のお湯も熱かったけど、ここも浴槽が小さいだけに、熱ぃ~~(>_<) がんがん掻き回してから入ってみると、甘い香りで、出汁しょっぱく、重い肌触りの、まさに鉄輪の湯。
浴槽の縁に置いてあるザボンを浮かべて、軽くお肌をパッティング。
しばらく浸かってると、濃いぃ湯のせいか急激にぐったりしてきた。と同時に、モーレツにお腹が空いてきた。
湯めぐりって、まさに、スポーツだなぁ。湯あたり除けのため常にスポドリをちびちび飲み続けているので、だんだんお腹が空いてくるということはないんだけど、ある時一気にグーーーッ!とくる感じ。
こうなると、もう入浴は危険。
なので、湯巡り午前の部はこで終了。女将さんにお礼を言ってから、温友さんから聞いたご飯屋さん「茶寮 大路」へ急行~!
ここでエネルギー補給して体を休めてから、またまた午後の部だ(^_^;)
温泉名:鉄輪温泉 入湯日:2009.3.22
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コメント
やっぱ桜は日本人向きの花です。ディスプレイの上から落っこちてくる花びらを見ていると飽きない。時々追い越していく花びらがあったりでなかなか風情がある。
3月下旬から大忙し。身体がうずいている。
投稿: トリニータ温泉 | 2009年4月 9日 (木曜日) 22時04分
>トリニータ温泉さん
新潟でも桜が咲き始めましたので、散るまで花びらを降らせときます。
このゆったり感がいいんですよねぇ。
あさっては京都のお風呂屋さんに行ってきまーす。
投稿: アイアン | 2009年4月10日 (金曜日) 00時11分