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2009年6月26日 (金曜日)

万博アウェイの使える温泉・彩都天然温泉 すみれの湯

来月の予定をダイアリーに書き込んでて、ふと、「なぜモンテ戦だけ18時キックオフ?」と思ったんだけど、よくよく考えてみればその日は日曜日。よくよく考えなくてもその試合は天地人ダービー。ということで空気読んで、試合時間と大河ドラマがかぶらないようにしたわけですね。そうですね。
 
…なんて些細な発見が無性に嬉しいアイアンです。大阪で、なかなか使えるスパ銭に入ってきたので、紹介しますね。


 
 
彩都天然温泉 すみれの湯

 
●ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉(湧出温度29.4℃)
●700円 (岩盤浴は700円追加)
●平日9~26時  土日祝6~26時 無休(設備点検による休み有り)
●大阪府茨木市清水1-30-7  ℡.072-643-4126
  http://sumireno-yu.com/
 

 
090620_074901万博競技場もよりの大阪モノレール公園東口駅から彩都西方向に2つ目の豊川駅下車。ローソンや友紘会病院のある交差点で右折。徒歩だいたい3、4分ってとこか。
万博競技場から、電車や信号の待ち時間加えても、15分程度で行ける。万博の駐車場って出るのにすごく時間がかかるから、試合が終わったら即モノレールでここに直行して汗流して、それからクルマに戻っても全然余裕。脱出に90分かかった私が言うのだから間違いありません!
万博公園内には万博おゆばという温泉施設もあるけど、アクセス面でいえば断然便利かな。
モノレールの千里中央駅や、JR及び阪急茨木駅などなど2種類のルートの無料シャトルバスもあるので、公式サイトを参照のこと。今日び、これは豪勢。
駐車場は無料である。

 
090620_140901なんとも目立つ、濃オレンジ色の外装。
入り口は、すみれの湯が建っているR171号線に面してなくて、クルマの入り口からトコトコ入っていくのである。玄関先には、こんな、韓国ふうのオブジェがいくつか。こういうのは神戸のチムジルバンスパでも見たぞ~。
すみれの湯も、チムジルバン(岩盤浴エリア)が呼び物なので、なんかそういう雰囲気。そういえば食事処のメニューにも石焼きピビンバとか冷麺とかコリアンフードがたくさんあった。
ややゴージャスな内装。スパ銭だけど落ち着いたムード。ここは3歳未満のお子ちゃまお断りなんだそうだ。

 
090620_140801靴箱のキーをフロントに預け、バーコード入りバンドを受け取る。料金は全て後払いである。
このバンドは支払い用のものであり、脱衣場のロッカーキーではない。
同じ場所に岩盤浴の受付があり、希望すると浴着と敷きタオルセットを渡される。
ちなみに、平日12時までに入館すると700円→500円になり、夜22時以降入館だと350円とお安くなる。
なんたって、時間制限がないのがいいね。専用浴衣を着ていれば何度も出入りできるってのもいい。
 
というわけで、まず風呂。2階にある。
脱衣場はそこそこの広さ。もっとも、朝早い時間で空いてたのでゆったり感じたのかも。でも、パウダーコーナーなどは使いやすく出来ている。前述したが、鍵付きロッカーは好きな場所を使える。

 
浴室は、内湯が非温泉で、露天が温泉使い。
新しく出来た施設なので、洗い場なども使いやすくてキレイ。お約束のジャグジーやジェットバス、サウナ、水風呂などの他、人工炭酸泉風呂があって、これがとても気持ちいい。入った瞬間に、微細な泡で覆われるのだ。微細すぎて、手で肌をぬぐってみないと泡がついてるか判らないくらい。こういうのは、天然温泉じゃなくても疲労回復に効くわ~。
 
露天エリアには壺湯の他、源泉岩風呂と、TV付き温泉浴槽がある。
源泉浴槽には40℃前後に加温された源泉が掛け流し……と言いたいところだけど、ありゃ循環湯と併用だべ? 
緑褐色の半透明な湯の中には、赤茶色の湯花がたくさん舞っている。見てくれは、紫雲の郷のようなんだけど、入ってみると意外とあっさりした湯。ほんのり渋しょっぱい味で、パンチはないけど確かに温泉。新潟から大阪まで夜走りしてきた体がじわ~~っとほぐれていく感じは、極楽極楽♪
浴槽の壁には、なんでここがすみれの湯かというネーミングかが書かれた看板があるので、それでも読んで、のんびり浸かろう。

 
風呂からあがると、畳の大広間で寝転がって仮眠。ここはマンガが1000冊置かれてるそうだ。岩盤浴用に渡された浴着を着て、敷きタオルをブランケットがわりに掛けて寝るので、雑魚寝だけど何か楽々。
ここでたっぷり2時間は寝たかなぁ。その後、食事してから、岩盤浴へ。
 
チムジルバンスパ(岩盤浴)エリアは1階にあり、何種類ものミルラルウォーターが売られている。飲みかけのボトルを保冷しておける“ボトルロッカー”もあるのだ。
純然たる汗蒸幕的な部屋や、各種のパワーストーンによる岩盤浴などがあり、私は小石を敷き詰めた「爽流房」って部屋に何度も入った。
じっくりと汗をかいてラウンジに出ると、セラミックの小石の足湯的なものがあったり、とにかくバリエーション豊富。奥には室温5~10℃というアイスサウナもあって、クールダウンもばっちり。
あ、この岩盤浴エリアは、希望するとゲーム機のようなものを貸してくれるらしく、ラウンジの小石足湯でピコピコやってる男性がいた。関西の人って、風呂場にもTVがあったりするし、何かしてないとイヤ~なのかしら?
さほど岩盤浴好きでない私でも、たんまりと汗を出し、のんびり快適に時間を過ごした。これで700円っていう金額は魅力的だね。

朝8時前に来た時は露天独り占めなんて瞬間もあったけど、帰り際の午後2時頃は鬱陶しくない程度に混んできていた。お手軽レジャーにぴったりだもんなぁ。
 
温泉は、ま、わざわざ出かけて行くほどの個性はないけれど、施設全体としての満足度はかなりのもの。ここは万博アウェイの使える温泉、として覚えておいてはいかがでしょ?


 
入湯日:2009.6.20

 
 

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