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2009年9月30日 (水曜日)

学校! 学校! 学校!~大地の芸術祭5

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地域コミュニティの規模が小さいほど、学校という建物はただ教育の場だけではなく、地域の核でありシンボルであり集いの場なのだ、と聞く。
私はあっちこっち転校をしてたからイマイチその感覚が分からないのだけど、それでも単純に、古い学校というのは心惹かれるものがある。木造であれ鉄筋コンクリートであれ、なんともいえない空気を孕んでるよね。

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2009年9月24日 (木曜日)

家! 家! 家!~大地の芸術祭4

090818_144901今年はいつにもまして、廃屋や廃校利用のアートが多かった気がするなぁ。
てことは、3年後にはもっともっと軒数が増えているのだろうか…(´・ω・`)
 
家まるごとのアートは見応えもあって面白いし、その多くは有料だからパスポート購入者も増えるだろうし、悪いことじゃないんだろうけどね。特に、今年の会期前半は相当雨にたたられたので、その点でも屋内展示は強みだ。
 
←家じゅうを彫刻刀で彫ってある松代星峠鞍掛純一・日大芸術学部脱皮する家」を3年ぶりに再訪したけど、床もびっしり彫ってあるので、足裏がすごく気持ちいい~。

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2009年9月16日 (水曜日)

ディスカバー Niigata・水と土の芸術祭3

金沢でいったら兼六園とか、鳥取でいったら鳥取砂丘とか、わかりやすくパッケージされた観光ポイントっつーものが新潟市にはあまりないけれど、ウットリするような美しい風景やフシギな眺めはふんだんにある。
これって、額縁に納まった名画を鑑賞するか、野外インスタレーションを味わうか、という違いに似てる。
そういう意味でも、この新潟市や越後妻有の大地とモダンアートの融合って、実はすごく自然なことなのかも(←ムリヤリ)。
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これは、“俺たちのホーム、セイゴロー”の傍らに広がる鳥屋野潟の景色。
 

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2009年9月10日 (木曜日)

キレイな空間・美しい空気~大地の芸術祭3

090818_173201越後妻有で1番アートなのはその里山の風景だと思うんだけど、それは単に自然の造形や古い家が美しいっていうんじゃなくて…。
“そこに人の暮らしがあって、その営みが醸し出す美しさ”なのだなぁ、と思う。単純ではない。様々な何かが潜んでいる。通り一遍ではない。だけど、心惹かれる。
 
クルマから見る棚田風景は素晴らしい。それを維持する大変さ、冬の厳しさ(←これは新潟市民の私にとってはほとんど恐怖に近い感覚)を念頭に置いてさえなお、ウットリとする眺めだ。
 
←これは、芸術祭の正式エントリ作品ではないけれど、十日町中平集落菊池歩が個展としてやっている「こころの花~あの頃へ 2009」。
敢えて、このエントリのアタマに載せます。
 

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2009年9月 8日 (火曜日)

笑う妻有~大地の芸術祭2

201bankart2妻有に何回か行ってると言うと、「気に入った作品を幾つか教えてください」と聞かれるんだけど、これがけっこう迷う。
あれも好き、これも好き。
聞かれるたびにそれがコロコロ変わるんだ。
 
でも、パッと思い浮かぶのは、ハッピーなものが多いかな。
 
中でも、松代の山奥にある、「Bank ART妻有 桐山の家」。みかんぐみという建築ユニットとBank ARTが組んだ空き屋プロジェクト。
人が住まなくなった古民家を軽やかに楽しく自分たちの世界に変えていく感じが、なんともステキで大好きだ。
 

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2009年9月 5日 (土曜日)

みずっち攻略法教えます(後)・水と土の芸術祭2

090905_102201ここのところサッカーとも温泉とも遠く離れているけど、みずっち左回りバスツアー前篇から続く。
 
←これはツアーバスに乗る時に渡されるみずっち(=水と土の芸術祭)マップとガイドブック。
小さな水色のはパスポート。これで全ての有料作品を見れる。
もう始まっているので今買うと当日料金2500円だが、大地の芸術祭パスポを提示すると前売り料金2000円で買える。
ただし、この相互特典で買えるのは新潟市美術館やふるさと村、新潟駅前インフォセンターなど場所が限られているのでご注意。
 
ツアーに1回参加するだけで、パスポートのスタンプラリーをする気はないって人なら、当日のみ使えるワンデイパスポート1000円はいかがでしょ?
 

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みずっち攻略法教えます(前)・水と土の芸術祭1

090904_101601それはズバリ、ツアーバスですね。

今年始まったばかりの水と土の芸術祭略してみずっち。アートの数はまだ少ないけど面積はやたら広い。
そして、たとえ新潟市民といえどその近く在住とか繋がりがあるとかじゃなきゃなかなか行かないような土地に、アートが潜んでいるのだ。
 
ツアーバスは金・土・日・月に新潟駅南口から9時半出発
芸術祭スタート当初は土日だけだったけど、月金のツアーが出来たので参加してみた。
料金は1400円。ガイドブックやマップもついてくる。予約が基本だけど、当日飛び込み参加も出来るのがなんとも嬉しい。この日の南口帰着は17:50だった。
 

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2009年9月 2日 (水曜日)

越後妻有の生き物たち~大地の芸術祭1

090825_163901_2白犬たまみです。
十日町・キナーレこへびカフェの一画でヘタレてました。
いつもは、中村未歩の「絶対交換会」と題して、訪れた人たちと物々交換をするんだって。
私も大好きなカエル柄の手ぬぐいを交換用に持って行ったんだけど、平日だったせいかやってなくて、中のひry…

 
大地の芸術祭には、へんな生き物、可愛い動物がたくさんいてすごく楽しい。
 
 
 

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