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2009年9月30日 (水曜日)

学校! 学校! 学校!~大地の芸術祭5

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地域コミュニティの規模が小さいほど、学校という建物はただ教育の場だけではなく、地域の核でありシンボルであり集いの場なのだ、と聞く。
私はあっちこっち転校をしてたからイマイチその感覚が分からないのだけど、それでも単純に、古い学校というのは心惹かれるものがある。木造であれ鉄筋コンクリートであれ、なんともいえない空気を孕んでるよね。

 
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松代莇平・旧莇平小学校に2003年から展開されてる日比野克彦明後日新聞社文化事業部」。日比野さんは大地の芸術祭で育てた朝顔のタネを全国各地のアート現場に植え、そこで獲れたタネがまた集められて……と、どんどん朝顔ネットワークが広がっているようだ。みずっちにも明後日朝顔はあるよね!
私たちが行った日は休耕田サッカー「アサッテカップ」の翌日で、これから「明後日市場」が一週間開催されるという大わらわな状況。日比野さんも地元の人やボラさんたちと忙しく立ち働いていた。
いいタネを作るため枯れはじめた葉がらを摘み取る作業をして受付に渡すと、報酬として朝顔のタネをもらえるんだー。うふふ、来年の夏が楽しみ。
 
 
Boltanこの大地の芸術祭で1番有名な廃校といえば、松之山旧東川小学校を丸ごと使ったC・ボルタンスキー&J・カルマン最後の教室」かもしれない。
中はこんな感じBoltan2です。真っ暗け~な体育館。足元は藁が敷き詰められてるらしく、歩くのもよたよた。わずかな灯りだけを頼りに進むと階段。もう使われない誰もいない“不在”というテーマが2階、3階を使って繰り広げられてる。ドクンドクンという心臓の音がとどろいてる。
こう書くと、喪失感バリバリの暗い作品だろうと思われるかもしれないけど、意外とそうでもない。
校内を回って、最初の真っ暗けな体育館に戻ると、あら不思議、目が慣れていろんなものがしっかり見えますがな。

外に出ると、この旧・東川小の校庭だったとおぼしき場所には、野草の庭が!
ねっ、緑の部分が人体の形に見えませんか? 黒板に書かれてる通りの場所に、そのハーブ(野草)が植えられているのが、さすらいのハーブ茶屋MHCP(メディカル・ハーブマン・カフェ・フロ゚ジェクト)「EARTHSCAPE」。
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1杯300円。この日はシソ茶を飲んだよ。すっきりして、暑さも忘れる飲み心地。
11月には「全国ハーブサミット別府大会」に参加する予定。行きてぇぇぇ! 

 
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十日町赤倉に行くと、浅見和司による「あかくらん」という集落の案内サイン(写真左)が迎えてくれる。今ふうの道祖神かな、男女が寄り添ってハートをかたどっている。その真ん中には、赤倉集落にある家の屋号が家の位置に合わせて配置されてる。
そこから少し行くと、旧赤倉小学校を使った3人の女性アーティストの作品がある。
写真はないけど、松澤有子enishi」は体育館に無数の待ち針が刺され、蜘蛛の巣のように広がっている。冬の間、女性たちがちくちく縫い物を仕立てていたイメージが暖かさを醸し出す。
同じく写真なしだが、小原典子再生のカプセル」はみずっちでもお馴染みの蓄光塗料を使った作品。虫が苦手な人には要注意だった(笑)
山口紀子Net Works」(写真中央)は新聞紙を紐状にして張り巡らせてる。それをグイッと引っ張るとガラスの球体(地球)が跳ねる。
廃校になった学校には入っちゃいけないスペースもあって、こんな(写真右)オサレな貼り紙がある。これも浅見さんのデザイン。
受付には集落のお母さんたちがいて、芸術祭ボラスタッフこへび隊の若者にお手製の漬物や畑の作物なんかを持たせてやってるほのぼのシーンも。作品製作にも関わってるし、ばーちゃんズ大活躍! ここはホントにステキだった。
 
 
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前々から、泊まってみたいな~と思ってた津南町結東温泉かたくりの湯という温泉旅館は、実は元学校。廃校から既に絶賛再生中。
そんな温泉施設のプールと体育館を使った、本間純Melting Wall」(写真左)と「100年前」(写真右)。水が絶え間なく伝うガラスから覗く風景と、100年前の集落の配置?を体育館の梁に再現した作品だ。
かたくりの湯は一旦休業してからの再オープンだそうだ。
 
 
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廃校プロジェクトじゃないけど、地元中学生たちを大挙学徒動員して作成された津南マウンテンパークゲレンデ滝沢達史やまもじプロジェクト」。
地元の人々などから思い思いの言葉を書いてもらった白い布が、中学生たちにより「」の文字をかたどってロープに括りつけられている。
芸術祭夏の部終了の前夜は「やまもじ送り」という巨大送り火イベントでフィナーレとなったそうだ。

 
090818_170401学校モノの〆は、2006年に引き続き十日町名ケ山・旧名ケ山小学校で展開される「福武ハウス」。

芸術祭プロデューサー福武氏のもと、各ギャラリーが1室ごとにイチ押しアーティストの作品を見せてくれてる。
なので、とても濃厚な空間がこれでもかこれでもかと続くのだ。
迷彩柄の蛇踊りは印象的だった~。チョウ・ジュージェロング・マーチ・スペース」。
駐車スペースには090818_170801Myokayama Cafe」が併設されてたので激しく後ろ髪ひかれたのだが、もう夕方近く、先を急いでいたので断念。どうしてもスタンプラリーだとせかせかしちゃうなぁ(^_^;)
また3年後を期待しとります。
 
そして、3年後。
また新たな廃校は増えているのだろうか…?

 
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