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2009年9月 5日 (土曜日)

みずっち攻略法教えます(前)・水と土の芸術祭1

090904_101601それはズバリ、ツアーバスですね。

今年始まったばかりの水と土の芸術祭略してみずっち。アートの数はまだ少ないけど面積はやたら広い。
そして、たとえ新潟市民といえどその近く在住とか繋がりがあるとかじゃなきゃなかなか行かないような土地に、アートが潜んでいるのだ。
 
ツアーバスは金・土・日・月に新潟駅南口から9時半出発
芸術祭スタート当初は土日だけだったけど、月金のツアーが出来たので参加してみた。
料金は1400円。ガイドブックやマップもついてくる。予約が基本だけど、当日飛び込み参加も出来るのがなんとも嬉しい。この日の南口帰着は17:50だった。
 

 
Waterfrontというわけで、金曜日の「左回りコース」に当日飛び込み参加。左回りは中央区から始まって、西区・西蒲区・南区を回る。
いつもアウェイに行く時乗る駅南の旧コンコースにワクワクして行ってみると、大型バスにツアー参加者は5人(^_^;)
土日は40人の満員御礼も多々あるらしいけど、平日便はまだそれほど知られてないらしい。かく言う私も、たまたま新潟交通のサイトを見てる中で知った。
バスは市街を走り、大川前の信濃川沿いマンション群へ。
ありふれたやすらぎ堤の眺めの中に突如出現するものは…。
Waterfront2  Waterfront3
万代橋から見てた時は、そんなに大きくないと思ってたのだが、中に入ってみると意外なほどデカい竹の建物。台湾の作家王文志在水一方」。
竹を組んだ大きな籠の中にいて感じる風とか、垣間見える街の風景がとても清々しい。この竹ハウスは1300本の竹を集めて組んだんだって。作家さんとボランティア、そして在新潟台湾人の協力によるものだとか。
ここはマイカーで来たら停める場所に苦労するんだけど、バスツアーなのでホイホイ行けちゃうのである。
 
この後、新潟市美術館・西大畑公園へ。
美術館内作品は、アートというか、地学・土壌マニアにはたまんない土バラエティ!な世界だ。冒頭の屋台のような写真は、「のぞきからくり」。日曜には1時間ごとに、講釈師による実演があるそうだ。
 

Sakata2

バスは海岸線をぶっ飛ばして、佐潟へ。その眺め自体がアートな風景に溶け込むような、伝統的な木舟を使っての作品は、ラム・カツィールFunauta」。↑写真の中ほどの木は、浮かべられた木舟に植えられたもの。
Sakata3  
水鳥の観察などができる湿地センターでスコープを覗いていたら、木舟がやってきた。この木舟自体もアート作品であるらしい。

湿地センターには、放置自転車を再利用したと思われるレンタサイクルが何台も置かれていた。
昔は佐潟って、「何か水たまりのような場所があるなぁ」とチラ見するだけの存在だったけど、きちんと整備されて素晴らしい観光ポイントになってるのね。
 
Asaba  Asaba2  090904_132802
バスが満員の時と5人の時とでは、集合して出発するまでの時間が格段に短縮されるわけで、この日は本来の行程にはなかった浅葉克己ヒエログリフ」も鑑賞。これがある角田浜は越後七浦シーサイドライン。こんな風光明媚な場所も新潟市になっていたとは! 佐潟といい、ここといい、新潟って観光地たくさんあるじゃん!
昼食は岩室温泉の温泉街にある店で。8店ほどある中から、私はホテル富士屋内の「ごはんバー田(DEN)」へ。実は、マッハの早さで立ち寄り入浴を企んでいたんだけど、お店のおじさんとお喋りしてたら楽しくて、集合時間ギリギリまで話してた。

 
090904_141901岩室から再びトンネルを抜けて、海側の五ヶ浜へ。
幾度となくシーサイドラインをドライブすることはあっても、その周辺の集落に立ち入ったことはなくて未知の領域だったけど、海と山に挟まれたなんともステキな佇まい。のどかさと、冬期間の生活の厳しさがうかがわれる。
小道沿いにはミステリアスな雰囲気漂う旧家があったりして、こういうところが作家さんにひらめきを与え、作品を生み出させてくれるのね。
歩いているだけで想像力が刺激される土地だ。

廃村になり今は存在しない角海浜集落の代表的な民家を移築した篠原幸三郎家住宅(民俗文化財)が、アン・グラハムShinohara's House」。
 
Sinohara_4明治初年頃の典型的な中流民家だそうで、小さいながら5部屋&台所の折り目正しい感じの古民家。
この家がもともとあった幻の角海浜は、鳴き砂と毒消し売り行商で有名。
そんな歴史を事前に綿密に調査して作り上げられた住宅作品は、ハーブ(薬草)で飾られた美しい空間だった。
ちなみに、小さいクルマなら住宅前まで入れます。が、たとえナビがあっても、ここまで自力で行き着けるかな? 
Sinohara2  Sinohara3
 
左回りツアーレポ後半は、次のエントリで。
 
 
バスツアーでは、降車して作品まで歩くことはあっても、せいぜい遠くて3~4分というところ。登り降りなどの高低差がないのも楽。作品のある場所はショージキ、地図を見てもわかりにくいところにあるうえ、駐車が難しい場所も多いので、迷わずかつ効率的に回るのはやっぱりツアーだわ。
それ以前に、広大な新潟市の変化に富んだ自然美を楽しむには、バスがいいよ~。クルマより少し目線が高いでしょ。そこんとこも魅力なのだ。

大地の芸術祭には「こへび隊」というボランティア団体があるけど、みずっちにも「サポーター」組織があり、その中からツアーガイドもやってくださってる。
実際に作品作成の手伝いなどに携わった方の解説はとても説得力があって、わかりやすい。この芸術祭の性格って、新潟市各地域の自然、歴史、習俗が根底にあって成り立っているものなので、ほんとにツアーに参加して良かったと思う。
 
というわけなので、みずっちはまず、
 ●バスツアーで回る
 ●ツアーから漏れたポイントは自力で行く
 ●気に入ったところは再度訪れる

…などの段取りで攻略してみてはいかがでしょ?
開催期間が長いので、夏・秋・冬と変わっていく印象を味わうのもポイントだ。
 
バスツアーは東区・北区・江南区・秋葉区方面の「右回りコース」も各種あり、ここの昼食会場は中央卸売市場なのだ。それも楽しみ!

レポ

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コメント

お久しぶりです。
この夏も直江津でかみさんの母親をさらって清水に行き、そしてスワンで観戦しました。
新潟では、角田浜の浜茶屋でラーメン食べてから、お店の人に、「来る途中、案内みたいな白いパタパタしたのは何じゃらほい、ですか?」と、尋ねたら、黒御影石の事を察して、「ここらへんでは、御影石と、言っているんですよ。他にもこの辺りで、作品が何点かありますよ。」と、教えて貰って5点の作品を観て回りました。
3試合とも勝てなかった夏休み。
名古屋に行っても勝てないし・・。

でも、今日は、絶対勝たせましょ。

投稿: テノーリオ | 2009年9月12日 (土曜日) 01時35分

>テノーリオさん
 
芸術祭ボケした私のアタマにも、嬉しい勝ち点3でした。
と言いつつ、今日もまたバスツアーでアート巡りしてしもた・・・(^_^;)

投稿: アイアン | 2009年9月14日 (月曜日) 21時52分

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