温泉 Cheer Up!・川崎・桐の湯
試合の後、淡々と温泉銭湯巡りを実行するため等々力から路線バスに乗って武蔵中原方面に向かったのだけど、急に途中で降りたくなった。
なんか全然知らない道をムチャクチャに歩きたくなって、降車ボタンを押した。そのバス停も覚えてない。結局どこをどう歩いてたのかなぁ…、40分くらい住宅地を闇雲に歩いたかも。
で、あたりが暗くなってきてさすがにこりゃいかんと思って、ケイタイのナビウォークで武蔵新城駅まで辿り着きましたとさ。
桐の湯
●ナトリウム‐炭酸水素塩泉 (湧出温度17℃)
●450円 (神奈川県銭湯料金に準ず)
●14時半~23時 毎月5、15、25日休
●神奈川県川崎市幸区南幸町3‐56 ℡.044-511-4639
気分がボコボコに凹んでいたとしても、電車に乗ってしまえば、アタマの中の温泉銭湯データベースがカチャカチャ作動。もう暗いから未知の土地を地図片手に歩くのも難儀だし、とりあえず駅から判りやすい銭湯に行こう。
というわけで、南武線尻手駅に降り立つ。
改札を出て、目の前の通りを横断してから右方向に直進。第2京浜国道にかかる歩道橋を渡ってさらに直進(この道をずんずん行くと川崎駅に突き当たるはず)。目指す桐の湯は駅から徒歩でだいたい4分くらいで辿り着く。ビル銭湯である。コインランドリー併設。
下駄箱の鍵は自分持ち。受付で入浴料を払う。ビル内でも中は純然たる銭湯そのもの。受付前のラウンジはゆったりしてる。
脱衣場にはお釜ドライヤー2台とマッサージチェアが並んでいて、なんとものんびりした雰囲気。手持ちのドライヤーもある。いずれも有料。
脱衣ロッカーは好きな場所を選ぶ。
お年寄り数人がちょうど風呂あがりで、最終的に私1人きりになった。銭湯でたった1人って初めてかもしれない。
というわけで、銭湯といったら富士山のタイル絵。多分この絵も富士山なはず。…って、肝心の富士山が映っとらん( ̄◆ ̄;)
銭湯の倣いとして、入り口付近に置かれた風呂桶と風呂椅子をもってカランにつくのだが(そして、使い追えたらサッと流して元に戻す)、ここの風呂椅子、すごく低くてちょっと辛~い。この低さがとても昔ふうの味わいではあるのだが。
4人ほどの温泉浴槽と、15、6人程度の白湯浴槽(ジェット風呂付き)の他、サウナもある。
見てのとおり、桐の湯の温泉は黒湯ではなく黄褐色の濁り湯だった。新発田のヘルス天神みたい。これは珍しい~!
←ピンボケ湯曇り写真でゴメンなさい(ノ∀`)
インパクトのある色の湯に浸かってみると、これが意外にほぼ無味無臭であっさり。とろみは感じるけど、やや拍子抜け?
が、銭湯の温泉浴槽には、たいていそうなんだけど、コックがあり、ひねると非加熱源泉が出てくる。ここもそうだった。
浴槽の湯は42℃ないくらいの適温だったけど、あえてコックをひねってみると、鉄臭ぷんぷんの冷たい源泉がドバドバ出てきた。金味と出汁しょっぱさがステキ~。重曹ぽい残り味もする~。やれば出来るじゃないか~、桐の湯~!
ガラーーンとした、天井の高い銭湯の浴室にたった1人。ぬるめの濁り湯に浸かってボーーーッとしてたら、お約束のように元気がむらむら湧いてきた。
鉄分と塩分と炭酸が総掛かりで、私をアゲアゲにしてくれるのだ! やっぱり温泉って(・∀・)イイワッ♪
帰り際、家族連れでお風呂道具持ってやってきた人たちとすれ違った。
住宅地銭湯ぽくて、いいね。いつまでも頑張って営業してください。
温泉名:桐の湯温泉 入湯日:2009.11.28
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